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2008年8月29日より



「虎の尾の回転」

虎の尾が回転して見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (October 13)

今回は野球とは関係ありません。



「蝋燭立て」

それぞれのリングの色は同じだが、細い円周で分割されると、円の外側の領域の方が濃く見える。細い円がなければ下図である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (September 24)




「蝋燭立て」の錯視は、モローネ・バー・ロス錯視(Morrone-Burr-Ross illusion)(下図)である(Morrone et al., 1994)。下図では、それぞれの長方形内の輝度は同じだが、分割された右側の方が暗く見える。



なお、上図から細い線を取ると、シュブルール錯視(Chevreul illusion)が現われる(下図)。それぞれの長方形内の輝度は一様だが、境界付近の輝度が違って見えるため、帆立貝のように見える。

文献

Morrone, M. C., Burr, D. C., and Ross, J. (1994) Illusory brightness step in the Chevreul illusion. Vision Research, 34, 1567-1574.



「豆の左回転」

それぞれのリングは左に回転して見える。図全体も左に回転して見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (September 22)



「サメの卵」

一番上と三番目の塊は右に、残りは左に動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (September 17)



「ぶどうの泉」

図の中央が盛り上がってくるように見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (September 15)



「左右に動く蛇」

蛇が左右に動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (September 12)



「雷さんの夜と昼」

左右同じであるが、右の雷娘の色が濃く見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (September 3)



これは明るさの対比による錯視とは言えない(下図、左右あまりかわらない)。




どちらかというと同化の効果はあるが、それだけではないようだ(下図、右の方が少し濃く見える)。




この錯視は、ホワイトのドット明るさ錯視(White's dotted lightness illusion)である(White, 1982)。



ホワイトのドット明るさ錯視・・・灰色の正方形は同じ明るさであるが、左は右よりも明るく見える。

White, M. (1982) The assimilation-enhancing effect of a dotted surround upon a dotted test region. Perception, 11, 103-106.


(from Michael)



「矢印 2」

矢印の方向に矢印が動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (August 31)



「矢印」

矢印の方向に矢印が動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (August 30)


「リアルな虫君」

虫が左右に動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (August 29)


「夏休みの宿題 2008」

市松模様が左右に動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (August 29)

この画像を印刷して、夏休みの宿題として提出すると、先生に叱られることであろう。


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