13 

since September 6, 2009


フラクタル螺旋錯視や双曲錯視を「単純かざぐるまフレームレット」で説明する論文が出た。 <2010年6月21日>

Arai, H. and Arai, S. (2010) Framelet analysis of some geometrical illusions. Japan Journal of Industrial and Applied Mathematics, 27, 23–46.

PDFはオープンアクセスです(無料でダウンロードできます)。

新井先生のフラクタル螺旋錯視

Copyright Hitoshi & Shinobu Arai 2007 (October 4)


フレーザー錯視の双曲錯視 new!

Copyright Hitoshi & Shinobu Arai 2010 (June 23)


縁飾りエッジの双曲錯視 new!

Copyright Hitoshi & Shinobu Arai 2010 (June 23)


錯視が起きないときの双曲線

Copyright Hitoshi & Shinobu Arai 2010 (June 23)


2010年6月25日に、京都大学で錯視の講演があります。詳しくはこちら <2010年6月20日>


朝倉書店より、「錯視入門」まもなく発売!

<2010年6月18日>

◎書誌情報
書 名: 錯視入門
著 者: 北岡明佳
体 裁: B5変型判 248頁 パートカラー
価 格: 定価3675円(本体3500円)
ISBN : 978-4-254-10226-0 C3050
刊行日: 2010年6月30日
発行元: 朝倉書店


◎略目次
第1章 ものの大きさや傾きが変わって見える錯覚-幾何学的錯視-
第2章 ものの明るさが変わって見える錯覚-明るさの錯視-
第3章 ものの色が変わって見える錯覚-色の錯視-
第4章 静止画が動いて見える錯覚-動く錯視-
第5章 ないものが見えてくる錯覚-視覚的補完-
第6章 あるものが見えなくなる錯覚-消える錯視-
第7章 ものに奥行きがあるように見える錯覚-立体視と空間視-
第8章 ものが見えにくくなる錯覚-隠し絵-
第9章 顔に特有と考えられる錯覚-顔の錯視-
第10章 錯視とは何か
文献
索引


◎詳細目次
1.ものの大きさや傾きが変わって見える錯覚-幾何学的錯視-  001
 1.1  ミュラー=リヤー錯視とポンゾ錯視  002
 1.2  エビングハウス錯視とデルブーフ錯視  004
 1.3  ジャストロー錯視  006
 1.4  オッペル-クント錯視  008
 1.5  フィック錯視と上方の過大視  010
 1.6  ポッケンドルフ錯視  012
 1.7  ジョヴァネッリ錯視と重力レンズ錯視  014
 1.8  ツェルナー錯視とフレーザー錯視  016
 1.9  カフェウォール錯視  020
 1.10 彎曲錯視  022
 1.11 渦巻き錯視  024
 1.12 樽錯視  026
 1.13 図形残効  028

2.ものの明るさが変わって見える錯覚-明るさの錯視-  031
 2.1  明るさの対比  032
 2.2  コントラスト・コントラスト,明るさの同化  036
 2.3  シュブルール錯視,マッハの帯,クレイク-オブライエン-コンスイート効果  038
 2.4  標的図形  042
 2.5  ホワイト効果  044
 2.6  エーデルソンの錯視群と縞誘導  046
 2.7  ヘルマン格子錯視  050
 2.8  バーゲン錯視  052
 2.9  ピンナの明るさの錯視  054

3.ものの色が変わって見える錯覚-色の錯視-  057
 3.1  色の対比  058
 3.2  色の同化と彩度対比  062
 3.3  遠隔色対比と遠隔色同化  064
 3.4  ムンカー錯視  066
 3.5  モニエ-シェベル錯視  068
 3.6  色の残像  070
 3.7  マッカロー効果  072
 3.8  主観色  074
 3.9  色の恒常性  076

4. 静止画が動いて見える錯覚-動く錯視-  079
 4.1  オオウチ錯視  080
 4.2  ハイン錯視  086
 4.3  ピンナ錯視  090
 4.4  線画による回転錯視  094
 4.5  四色錯視  096
 4.6  コントラスト依存の時間遅れ錯視  100
 4.7  みかけの速度差による錯視  104
 4.8  フレーザー-ウィルコックス錯視  106
 4.9  中心ドリフト錯視  110
 4.10 オプ効果とその残効  112

5.ないものが見えてくる錯覚-視覚的補完-  115
 5.1  カニッツァ図形と隣接格子  116
 5.2  エーレンシュタイン錯視とネオン色拡散  120
 5.3  針差し格子錯視  124
 5.4  ヴァリン図形  126
 5.5  視覚的ファントム  128
 5.6  動的ネオン色拡散  130
 5.7  水彩錯視  132
 5.8  盲点の錯視  134

6.あるものが見えなくなる錯覚-消える錯視-  137
 6.1  トロクスラー錯視  138
 6.2  消失錯視  140
 6.3  運動誘導性消失錯視  142

7.ものに奥行きがあるように見える錯覚-立体視と空間視-  145
 7.1  重なりによる奥行き知覚の錯覚  146
 7.2  透明視  148
 7.3  クレーター錯視  150
 7.4  奥行き反転図形  152
 7.5  ステレオグラム  154
 7.6  主観的輪郭の立体視  156
 7.7  壁紙錯視とステレオキャプチャ  158
 7.8  色立体視  160
 7.9  道路勾配の錯視-坂道の錯視  162
 7.10 エイムズの部屋  164
 7.11 ペンローズの三角形と無限階段  166

8.ものが見えにくくなる錯覚-隠し絵-  169
 8.1  隠し字  170
 8.2  画像を劣化させることで作る隠し絵,ムーニーフェース  172
 8.3  よい連続の要因による隠し絵  174
 8.4  図地反転と全体部分反転による隠し絵  176
 8.5  ハイブリッド画像  178
 8.6  結合探索による隠し絵  180
 8.7  変化の見落とし  182

9.顔に特有と考えられる錯覚-顔の錯視-  185
 9.1  サッチャー錯視  186
 9.2  ウォラストン錯視  188
 9.3  テレビの錯視  190
 9.4  充血錯視と不気味の谷  192
 9.5  ホロウマスク錯視  194
 9.6  さかさま顔の過大視と顔ガクガク錯視  196
 9.7  「表情の口優位性効果」と「表情の眉優位性効果」  198

10.錯視とは何か  201
 10.1 錯視に似た概念  202
 10.2 錯視の歴史  206
 10.3 錯視の分類  212

文 献  218
索 引  233


NHK番組「爆笑問題のニッポンの教養 100回SP!完全版」
<総合テレビ>6月8日(火)午前3:00~3:43(7日・月曜深夜)


日本心理学会ICP 2016 を招致中。 <2010年5月25日>


色の錯視の論文が出た。 <May 23, 2010>

 


www.colour-journal.org > New Articles Published > Issue 5 of Colour: Design & Creativity

More content has been published in Issue 5. When new articles are available online, a weekly e-cast will be issued to all subscribers.
This latest issue is a
special issue published in association with the International Colour Association (AIC)
.

Issue 5

   AIC Special Issue

 

 

    REVIEW ARTICLE
   
    A Brief Classification of Colour Illusions,
    by
Akiyoshi Kitaoka (Japan)

 

 

    GALLERY

    History of Japanese Colour,
    by Sachio Yoshioka (Japan)

Submit your work to the journal

All submissions to the journal undergo peer-review by experts in the field. Full author guidelines are available at: www.colour-journal.org/static/authors.htm. To submit a paper, please email: editorial@sdc.org.uk  

To contact the editorial office, click here.


Full contents listing: An 'at a glance' searchable document with a full article listing (in PDF format) is available here.
 

Kitaoka, A. (2010) A brief classification of colour illusions. Colour: Design & Creativity, 5 (3), 1-9. new!

http://www.colour-journal.org/2010/5/3/

錯視特集号が出た。 <May 18, 2010>

Scientific American Mind, Special Issue: 169 Best Illusions (2010). new!


セブンイレブン宇都宮竹林町店で最適化型フレーザー・ウィルコックス錯視のタイプIIa の基本図形をご覧頂けます。 <2010年5月17日>

   



最適化型フレーザー・ウイルコックス錯視群


Kitaoka, A. (2007) Phenomenal classification of the “optimized” Fraser-Wilcox illusion and the effect of color. Poster presentation in DemoNight, VSS2007, GWiz, Sarasota, Florida, USA, May 14, 2007.


速報

杉原厚吉先生の作品が国際錯視コンテストで優勝!!

http://illusioncontest.neuralcorrelate.com/cat/top-10-finalists/2010/

naturenews

<2010年5月11日>


The TOP THREE winners of the 2010 "Best Illusion of the Year Contest" are:

- 1st PRIZE: Koukichi Sugihara (Meiji Institute, Japan) -- "Impossible motion: magnet-like slopes"

- 2nd PRIZE: Bart Anderson (University of Sydney, Australia) -- "Counter‐intuitive illusory contours"

- 3rd PRIZE:  Jan Kremlacek (Charles University, Czech Republic)--" Two sinusoids: 6 – 1 perceptions"

Check out the WINNING ILLUSIONS, and all TOP TEN finalists at: http://illusioncontest.neuralcorrelate.com
The winners took home a "Guido", a trophy designed by the renowned Italian sculptor Guido Moretti.

The "Best Illusion of the Year Contest" Gala (sponsored by Scientific American and held on May 10th in Naples FL) was a huge success, drawing international coverage from Nature, Discover, Scientific American, Fox News, and many other media outlets. The winning illusion by Sugihara has moreover become YouTube’s spotlight video for Science & Technology!

If you took PICTURES or VIDEOS of the event, please send them to us!

The Contest is hosted by the Neural Correlate Society, a non-profit organization whose mission is to promote public awareness of neuroscience research and discovery. We rely on your donations to maintain the Contest’s online illusion archive and to ensure that the Contest Gala remains free and open to the public. Please visit our website (http://illusioncontest.neuralcorrelate.com) and make a Paypal donation to support the contest (all donations are tax deductible and every dollar helps!).

Congratulations to the 2010 TOP 10 contestants and the TOP 3 winners for their fantastic illusions!

Xoana Troncoso (Illusion Contest Coordinator)
Susana Martinez-Conde (President, Neural Correlate Society)

On behalf of the Executive Board of the Neural Correlate Society:
Stephen Macknik, Jose-Manuel Alonso, Susana Martinez-Conde, Luis Martinez, Xoana Troncoso, Peter Tse

<May 15, 2010>


第5回今井賞(錯視の館賞)授賞式は、2010年3月27日(土)、第43回知覚コロキウム(弥彦グランドホテル)にて行なわれた。受賞者は、田中平八先生山上暁先生。 <2010年3月28日>

今井賞歴代受賞者

第1回今井賞受賞者
大山 正   元 東京大学教授
北岡明佳  立命館大学助教授(現在教授)
    授賞式:2005年9月22日(第3回パタン・錯覚・エラー研究会)
    選考委員会 委員長 野口薫
            委員 椎名健 菊地正 仁平義明

第2回今井賞受賞者
野口 薫   千葉大学名誉教授 (故人)
今井省吾  元 東京都立大学教授
藤田和生  京都大学教授
    授賞式:2007年3月31日(第40回知覚コロキウム)
    選考委員会 委員長 大山正
            委員 椎名健 菊地正 仁平義明 北岡明佳

第3回今井賞受賞者
野澤 晨    聖心女子大学名誉教授
鈴木光太郎 新潟大学教授
    授賞式:2008年3月30日(第41回知覚コロキウム)
    選考委員会 委員長 大山正
            委員 椎名健 菊地正 仁平義明 北岡明佳

第4回今井賞受賞者
鷲見成正  慶應義塾大学名誉教授
   授賞式:2009年3月22日(第42回知覚コロキウム)
   選考委員会 委員長 大山正
            委員 椎名健 菊地正 仁平義明 鈴木光太郎 北岡明佳

第5回今井賞受賞者
田中平八  秋田県立大学教授
山上暁    甲南女子大学教授
   授賞式:2010年3月27日(第43回知覚コロキウム)
   選考委員会 委員長 鷲見成正
            委員 大山正 椎名健 菊地正 仁平義明 鈴木光太郎 北岡明佳

和田・田中錯視・その1・・・鋭角の場合、角度は同じでも、構成する線分が長い方が角度が大きく見える。

和田・田中錯視・その2・・・鈍角の場合、角度は同じでも、構成する線分が長い方が角度が小さく見える。

 山上ポンゾ錯視・・・同じ山上でも、山の上ほど大きく見える。 (北岡が勝手に作ったものです)

今井賞(錯視の館賞)について

この賞は、錯視についての優れたフィールド研究・実験室研究・理論研究を発表した研究者に贈呈するものです。今井賞という名称は、建築に、顕著な錯視が存在する今井四郎北海道大学名誉教授宅(「錯視の館」とよばれています)にちなむものです。別名を「錯視の館賞」とします。「錯視の館」は「パタン・錯覚・エラー」ワークショップの場として開放されています。賞は、日本の心理学研究の、いわばお家芸であった錯視の研究をさらに振興させたいという意図によるもので、ゆるやかな研究組織体である「パタン・錯覚・エラー」研究会が贈呈するものです。賞と選考についての詳細は、別に定めます。 2003年8月28日


工学の先生方のおもしろい話を拝聴する会

<開始時間が1時から2時に変更になりました。>

2010年3月4日(木) 14:0013:00 ~ 17:30 17:00 (延長は18:00まで) 立命館大学衣笠キャンパス・敬学館2階 258教室 R-GIRO研究プログラム(人文社会科学系研究領域)「応用錯視学のフロンティア」(研究代表者・北岡明佳)主催 <入場無料です。よろしければ懇親会もあります(有料)。懇親会では宮原先生のおもしろい話がいっぱい聞けます*>


講演予定者
宮原誠先生(中央大学研究開発機構教授)
「深い感性の工学 ― 深い感性のテクノロジー ―」

 こころが求める映像・音楽 再現のテクノロジー ― 世界に誇れる日本人の情緒感性を磨いて新文化の創生 ―
川村貞夫先生(立命館大学理工学部教授)
「多関節構造体の運動科学~ベルンシュタイン問題,ロボティクス,合気道~」

 人間とロボットに見られる多関節構造には,多くの謎が潜んでいます.その謎の一つが,ロシアのベルンシュタインが指摘した問題です.人間科学としてもロボティクスとしても,このような謎に挑戦することが重要となっています.たとえば,神秘の技といわれるような日本の武道である合気道も,多関節構造体の科学を通じて,少しずつ明らかになることを御紹介します.
   
 予定
 14:00~14:15 R-GIRO「応用錯視学のフロンティア」の簡単な紹介 北岡
 14:15~15:45 宮原先生ご講演&質疑
 15:45~16:00 休憩
 16:00~17:30 川村先生ご講演&質疑


*懇親会にて

例えば、
これからの学生に要求される美意識教えてる?
司馬遼太郎の美意識は?
松井秀樹の美意識は?
品性疑われるような研究してないよね?
とか、講演会では話せないもっと突っ込んだ話、します。定年退職の先生の役目だから。 (宮原先生談、了解を得て転載)

学生さんも参加した方がいいですね、この懇親会。 (北岡のコメント)

<2010年1月28日、2月25日変更>


日本光学会(応用物理学会)発行の学会誌 「光学」 の2010年(39巻)2月号は、錯視特集「錯視が解き明かす視覚メカニズム」あり! <2010年2月22日>

北岡明佳 (2010) 運動の知覚と錯視 光学, 39(2), 75-81. (最適化型フレーザー・ウィルコックス錯視のレビュー)new!


再放送で錯視達が登場します。 <2010年2月4日>
『100回スペシャル!「爆問学問」学 完全版』
2月27日(土)午前1:10~1:53(金曜深夜)【総合】
(=2月26日(金)25:10~25:53)

第2回錯覚ワークショップ

--- 横断的錯覚科学をめざして ---

2010年3月16日(火),17日(水)

明治大学駿河台キャンパス紫紺館3階会議室
(JR御茶ノ水駅から徒歩5分http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide)

入場無料(ただし懇親会は会費制)

3月16日(火)

13:00-14:00 「可視化における錯視の役割」
 高橋成雄(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

14:00-15:00 「錯視と3次元知覚」
 出澤正徳(電気通信大学UECコミュニケーションミュージアム)

15:30-16:30 「音はいつ始まり、いつ終わる?-- 合成楽器音、合成音声を用いたデモンストレーション」
 中島祥好(九州大学大学院芸術工学研究院)

16:30-17:30 「ギャンブルと錯覚―勝負における利得と損失の甘いヨミはどこから来るか ―」
 谷岡一郎(大阪商業大学学長)

18:00-19:30 懇親会(会費4,000円)

3月17日(水)

10:00-11:00 「坂道錯視の研究」
 對梨成一(立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構)

11:00-12:00 「『誠実な投票』に基づく国政選挙の実証研究について」
 岸本一男(筑波大学大学院システム情報工学研究科)

13:00-14:00 「コンピュータグラフィックス,可視化技術への錯視の応用」
 斎藤隆文(東京農工大学大学院共生科学技術研究院

14:00-15:00 「錯覚とディジタルコンテンツ」
 宮下芳明(明治大学理工学部)

15:00-16:00 「『残効』が解き明かす視覚のメカニズム」(仮題)
 竹内龍人(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)


主催:明治大学先端数理科学インスティテュート
共催:明治大学グローバルCOEプログラム「現象数理学の形成と発展」
問合せ先:明治大学先端数理科学インスティテュートプロジェクト研究
「錯覚の数理モデリングとその応用」代表杉原厚吉 kokichis<atmark>isc.meiji.ac.jp

<2010年1月27日>


科研・新学術・顔認知・心理班の第2回研究会は2月21日(日)@日本女子大学 <2010年1月24日>


2010年度第74回大会(大阪大学)ホームページはこちら。 http://www.wdc-jp.biz/jpa/conf2010/


お薦め本 <2010年1月16日>

北原義典 (2009) 謎解き・人間行動の不思議 感覚・知覚からコミュニケーションまで ブルーバックス B-1654 講談社

これは錯覚本の定番です!


 3刷り出ました! <2009年12月24日>


第43回知覚コロキウムのお知らせ

今年度で43回目を迎える春恒例の知覚コロキウムですが、
今年度は、私ども新潟大学人文学部心理学研究室が
世話人をお引き受けすることになりました。
越後一の宮として名高い弥彦神社のお膝元、
弥彦温泉郷での開催となります。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。


第43回知覚コロキウム世話人会
宮崎 謙一・鈴木 光太郎・工藤 信雄・福島 治・白井 述
(新潟大学人文学部 心理学研究室)

-----------------------


●期日
2010年3月25日(木)、26日(金)、27日(土)

●会場
弥彦グランドホテル(http://www.yahiko.co.jp/

●参加費(予定)
一般 (有職者・学振研究員を含む) 30,000円
学生(大学院生・学部生・研究生) 20,000円

●特別企画(予定)
・招待講演(1日目・夕刻)
講演者:伊福部 達 先生(東京大学先端科学技術研究センター)
ご略歴:北海道出身。北海道大学電子科学研究所教授・所長等を経て、
現在は東京大学先端科学技術研究センター教授。専門は生体工学,
音響工学,福祉工学。工学博士。著書に『福祉工学の挑戦』(中公新書),
『音の福祉工学』(コロナ社)などがある。福祉工学の第一人者であり、
知覚心理学にも造詣が深い。

・第5回「今井賞(錯視の館賞)」表彰式・記念講演(3日目・午前中)


●参加・発表申し込みについて
・参加、発表のお申し込みは、電子メールまたは郵便で承ります。
(詳細につきましては下記ウェブサイトをご参照下さい。)
・申し込みの締め切りは、2010年2月1日(月)となっております。


詳細につきましては、下記をご参照下さい。
・第43回知覚コロキウムウェブサイト
http://www.human.niigata-u.ac.jp/~shirai/chicollo2010/
・第1号通信(PDFファイル)
http://www.human.niigata-u.ac.jp/~shirai/chicollo2010/43thChicollo_C4P.pdf

以上

<2009年12月4日>


セルビア語が傾いて見える錯視を立命館大学在籍中の留学生が開発! → こちら <2009年11月25日>


数式が傾いて見える錯視を数学者(東京大学・新井仁之先生)が発見! → こちら <2009年11月16日>


  相棒 (season 8) 第4話 「錯覚の殺人」 (2009年11月11日21:00~21:52 テレビ朝日系放送) に錯視デザインおよび北岡の錯視本が登場。 <2009年11月12日>


 3刷り決定! <2009年11月10日>


速報 2009年11月8日(日)に北岡が伊丹市立こども文化科学館・プラネタリウム室で講演した際に、卒業研究の学生N君の「月の錯視」のデータを取らせて頂いた。地平線近くに出した月の直径を100としてもらって、天空に出した時の月を大きさを評定してもらった(マグニチュード推定法、一般用語としては目分量)。6種類の図形を使ったが、いずれも15~20%の過小視が認められた(統計検定の必要もないが、やれば有意差が出る)。ただし、座席の位置についての分析はまだできていない。 <2009年11月9日>

参加者の皆様、伊丹市立こども文化科学館の皆様、ご協力ありがとうございました。

2009年11月8日(日) 10:00~11:30 「脳はなぜだまされる?錯視の世界」 こどものための科学講演会 伊丹市立こども文化科学館・プラネタリウム室 講演に使ったウェブページ


錯視コインはアメリカ(?)(www.CoinsAndPins.com)で販売中。錯視コースターは、上野の国立科学博物館で開催中の大学サイエンスフェスタの立命館大学のブースで配布中。立命館のブースは11月8日(日)までです。 <2009年11月2日>


 以下の講演会は、インフルエンザ流行のせいで、空席がたくさんあるそうです。予約なしで当日行っても入れそうな状況です。配布プリントはとりあえず100部作りました。 <2009年11月1日>

2009年11月8日(日) 10:00~11:30 「脳はなぜだまされる?錯視の世界」 こどものための科学講演会 伊丹市立こども文化科学館・プラネタリウム室 <小学生3年生以上とその家族・一般、定員150人(事前申込、先着順、10月7日(水)10時より来館または電話にて受付)、入場料は1家族あたり500円らしい>

2010年の錯視カレンダー「2010年 3D トリック・アイズ カレンダー」販売中! <2009年10月19日>

その他のお店 その他のお店2 その他のお店3


  相棒 (season 8) 第4話 (2009年11月11日21:00~21:52 テレビ朝日系放送) に錯視デザインが続々と出てきます。さて、犯人は。 <2009年10月18日>


錯視が囲碁本に登場!? <2009年10月12日>

谷岡一郎 (2009) 15夜物語り(いごよるものがたり) 「市松模様の碁盤 ―不思議な錯視絵の世界―」 囲碁関西, 30(9), 54-55.

*谷岡先生は大阪商業大学の学長です。 ギャンブリング*ゲーミング学会  谷岡学長の招待による北岡の2008年の講演

東大数理の新井仁之先生が、「リッツカールトン大阪の錯視 (Ritz-Carlton Osaka Illusion)」を大阪で発見。

北岡が「合成写真錯視(Composite photograph illusion)」をシドニーで発見。

<2009年10月3日>


2009年12月13日(日) 13:00~ 文部科学省科研費新学術領域「学際的研究による顔認知メカニズムの解明」・2009年度第1回心理班研究会・「錯視と顔認知」 立命館大学衣笠キャンパス 恒心館 729教室 <参加費は無料です。講演者は基本的に招待者および班員ですが、「私の研究はすばらしいので聞いて欲しい」という押しかけ発表希望の方は北岡までご連絡下さい。>

This meeting is supported by a Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas, "Face perception and recognition", by the Ministry of Education, Science, Sports and Culture, Japan. (本研究会は、文部科学省新学術領域研究「学際的研究による顔認知メカニズムの解明」による) <2009年9月20日>


2009年9月29日(火)に、錯視のセッションがあります。オーストラリアです。

11th Congress of the International Colour Association (AIC) 2009

University of New South Wales, Sydney, Australia


<September 13, 2009>


錯覚ワークショップ ---横断的錯覚科学は成立するか---
2009年9月9日(水),10日(木) 明治大学駿河台キャンパス紫紺館3階会議室
(JR御茶ノ水駅から徒歩5分http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide) 入場無料 ポスター
9月9日(水)
10:00-11:00 「コミュニケーションにおいて錯覚は悪いことなのだろうか?」
 原島博(東京大学名誉教授)
11:00-12:00 「数学的方法による錯視の研究」
 新井仁之(東京大学/JSTさきがけ)
13:00-14:00 「味を目で見る,においを探す」
 池崎秀和(株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー代表取締役社長)
14:00-15:00 「インタラクティブ錯視・だまし絵---アートからゲームへ」
 藤木淳(九州大学/JSPS)
15:30-16:30 「認知的錯視―行動経済学の視点」(仮題)
 友野典男(明治大学)
16:30-17:30 「距離によって見え方が変わる二重画像」
 山口泰(東京大学)
18:00-20:00 懇親会
9月10日(木)
10:00-11:00 「触覚の錯覚とバーチャルリアリティ」
 梶本裕之(電気通信大学)
11:00-12:00 「三次元映像は錯視だろうか?:視覚特性について考える」
 羽倉弘之(東京大学)
13:00-14:00 「錯視・錯覚のオーバービュー」
 北岡明佳(立命館大学) 北岡の抄録
14:00-14:40 「高速道路のサグ部における傾斜の誤認と渋滞」
 友枝明保(明治大学/東京大学)
14:40-15:30 「錯覚は、足りない情報を補おうとして失敗したとき生じる~『だまし絵』から『勘違い』まで」
 杉原厚吉(明治大学)
主催:明治大学先端数理科学インスティテュート
共催:明治大学グローバルCOEプログラム「現象数理学の形成と発展」
問合せ先:明治大学先端数理科学インスティテュートプロジェクト研究
「錯覚の数理モデリングとその応用」代表:杉原厚吉

<2009年9月7日>


日本基礎心理学会では、平成21年度文部省科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受け、このほど来る10月10日(土)に公開シンポジウム『「こころ」のサイエンス-心理学が解き明かす心のしくみ-』を開催することになりました。入場無料です。 <2009年9月6日>  本城効果バリバリのポスターはこちら

http://wwwsoc.nii.ac.jp/psychono/sympo/index.html


遠近法的錯視に関するシンポジウムが、2009年8月27日(木)、立命館大学で開催された第73回日本心理学会大会内で行なわれた。企画者の自画自賛によると、盛況で有意義であった。 <2009年9月6日>

S009 遠近法的錯視を考える 27日午前(9:30-11:30)・敬学館210
  企画者 立命館大学 北岡 明佳  
  司会者 立命館大学 北岡 明佳  
  話題提供者 文教大学 椎名  
  話題提供者 京都大学 藤田 和生  
  話題提供者 新潟大学 鈴木 光太郎  
  話題提供者 立命館大学 北岡 明佳  

(大会ホームページからは削除されているが、プログラムには記載されている通り、大山正先生の指定討論(北岡が代行、大山先生の音声付き)があった。

スケジュール

9:30-9:45 北岡
9:45-10:10 鈴木先生
10:10-10:35 藤田先生
10:35-11:00 椎名先生
11:00-11:15 大山先生(北岡が大山先生のPPTを代行操作)
11:15-11:30 会場全体でディスカッション 


錯覚ニュース12 (2009年1月~2009年8月) 日本心理学会が立命館大学で開催された。

錯覚ニュース11 (2008年9月~2009年1月) 錯視に応答する脳部位についての論文が出た。

錯覚ニュース10 (2008年5月~2008年9月) 日本心理学会でワークショップなど

錯覚ニュース9 (2008年2月~2008年4月) ドコモの携帯に錯視サイトがオープンなど

錯覚ニュース8 (2007年10月~2008年2月) NHK教育「爆笑問題のニッポンの教養」など

錯覚ニュース7 (2007年9月~2007年10月) 「蛇の回転」と年齢の関係の研究など

錯覚ニュース6 (2007年6月~2007年9月) ニュートン別冊「錯視 完全図解」発売など

錯覚ニュース5 (2007年1月~2007年5月) 日本認知心理学会・独創賞受賞など

錯覚ニュース4 (2006年6月~2006年12月) ロレアル色の科学と芸術賞受賞など

錯覚ニュース3 (2006年1月~2006年5月) トリビアの泉で文字列傾斜錯視など

錯覚ニュース2 (2005年4月~2005年12月) 東大駒場博物館で錯覚展など

錯覚ニュース1 (2002年~2005年3月) 錯視の科学ハンドブック発売など


 北岡明佳の錯視のページ