since June 16, 2006


北岡が、「(第9回)ロレアル 色の科学と芸術賞」の金賞を受賞! <2006年11月9日>

金賞の賞状

三浦永年・ティニ夫妻作
ノーベル賞の賞状と

つくりは同じだそうです。

京都新聞朝刊 <11月8日> 京都新聞の記事
朝日新聞朝刊 <11月8日> 朝日新聞のHP (リンク切れ)
読売新聞朝刊・京都版 <11月24日>
立命館大学 Pick Up ! <12月11日>

(2006年12月11日現在の画像)
立命館大学 学園通信RSWEB <12月25日>  new!
立命館学園広報 ユニタース391号(12月25日発行) p. 134  new!

応募作品「錯四季
応募作品(副)「口紅の錯視デザイン

応募"論文"「The effect of color on the optimized Fraser-Wilcox illusion
(英語、ワードファイル、75MB と巨大なので注意)


受賞通知書

授賞式は12月1日(金)、東京にて。(すみません、招待者のみです)

第9回 ロレアル 色の科学と芸術賞 授賞式 プログラム
日時 2006年12月1日(金)

◆ 授賞式 15:30~16:30
開会の辞
御挨拶 デイビッド・アシュレー(日本ロレアル株式会社代表取締役会長)
選考結果報告
選考委員長 高階 秀爾(大原美術館館長・京都造形芸術大学大学院長)
色をめぐる科学と芸術の今後の展望
選考委員 小林 康夫(東京大学教授)
     永山 国昭(自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター教授)
御挨拶 河本 哲三(ロレアル アーツ アンド サイエンス ファンデーション代表)
表彰状制作者の紹介 三浦 永年・ティニ夫妻
表彰状授与

◆ 受賞者プレゼンテーション 16:30~17:10
奨励賞(河本賞)受賞者 稲葉 剛、玉置 淳、中村 正宏(筑波大学大学院生)
銅賞受賞者 小檜山 賢二(慶應義塾大学教授)、森田 正彦(慶應義塾大学大学院生)、
齋藤 達也(東京藝術大学非常勤講師)
銀賞受賞者 フランチェスカ・カサディオ(シカゴ美術館学芸員)
リチャード・P・ヴァン・ダイン(ノースウェスタン大学教授)、
アリソン・V・ホイットニー(ノースウェスタン大学大学院生)
金賞受賞者 北岡 明佳(立命館大学教授) 受賞講演
閉会の辞

◆ レセプション 17:20~19:20
乾杯の御挨拶     
坂根 厳夫(情報科学芸術大学院大学・国際情報科学芸術アカデミー 名誉学長
ロレアル アーツ アンド サイエンス ファンデーション企画委員会委員長)

以下、授賞式の会場の写真

きれいな錯視デザイン満載の Newton (ニュートン)本日発売!(らしい) これはすばらしい。定価 1000円。 <2006年10月26日>

ニュートン・2006年12月号(26巻) 「「錯視」で実感!視覚の不思議」 (協力 北岡明佳 担当:編集部 板倉龍) pp.80-89

板倉さん、すごい!


 

 「蛇の回転」錯視の見えと年齢の関係が疑われている。そのため、それらの関係の調査を、平成18年度なんば市民セミナー・なるほど納得!おもしろ雑学講座の受講者と市民センター内の他の受講者で行なった(2006年10月21日)。

 47名の回答が得られた。年齢は21歳から77歳であった。回答選択肢は、「蛇の回転」錯視が、「よく動いて見える」(評定点3)、「動いて見える」(評定点2)、「わずかに動いて見える」(評定点1)、「全く動いて見えない」(評定点0点)であった。その結果、45名が動いて見え、2名が全く動いて見えなかった(下図)。全く動いて見えなかった2人は60歳以上であった。この調査は、年齢に応じて「錯視が見える・見えない」だけでなく、定量的な相関も求めたのであるが、年齢が高くなると「蛇の回転」が見えにくくなるという弱い傾向が、有意水準5%で認められた。とは言え、最高齢の方を含め、高齢になると必ず「蛇の回転」の錯視が弱くなるわけではないことがわかった。

 この調査は、前回の放送大学の面接講義(2005年12月25日・放送大学滋賀学習センター)の調査と結果が異なるが、前回は報告者数が25名と少数であったため、この調査には報告者数が十分ではなかったのかもしれない。最初に国際学会(VSS 2005)で調査した時は149名であった。いずれにしても、「高齢になると蛇の回転が見えなくなる」という仮説は必ずしも力強く支持されたとは言えず、弱い相関が認められるだけである。 <2006年10月24日>

OCAT難波市民学習センターの皆様、ありがとうございました。


立命館大学文学部助手の錯視の論文が、平成18年度日本心理学会優秀論文賞を受賞!

   對梨成一  (2005)  階段の水平踏面が傾いて見える錯視の実験的解明  心理学研究, 76, 139-146.

對梨(ついなし)氏のホームページ


難波での講演会のお知らせ。 <2006年10月16日>

(申し込みは全然間に合わない)


ウェイド先生講演会のお知らせ。 <2006年10月10日>


トリック・アイズ英語版トリック・アイズ グラフィックス の書評が、学術誌 Perception (Pion Ltd., London) に出た! 書評を書いてくれたのは、なんと、リチャード・グレゴリー先生 !! <2006年10月9日>

Gregory R, 2006 "Reviews, Gregory on Kitaoka: Trick eyes: Magical illusions that will activate the brain, and Trick eyes graphics" Perception 35 999  PDF (IP認証ができる機関のみダウンロードできます)

ぼんやりしていたのか、2ヶ月も気づかなかった。あわててお礼のメールを出した。


視覚的ファントムのレビュー論文が出た。 <2006年10月7日>

Kitaoka, A., Gyoba, J., and Sakurai, K. (2006) Chapter 13 The visual phantom illusion: a perceptual product of surface completion depending on brightness and contrast. Progress in Brain Research, 154 (Visual Perception Part 1), 247-262. PubMed PBR

別刷りが到着しました。ご氏名と送り先を書いて、メールでご請求下さい。PDFは今のところありません。 <2006年10月14日>


錯視の話題が出てくるウェブコラムが公開された。 <2006年10月3日>

Nikon 「光と人の物語―脳がつくる見る世界」

ナビゲーター:横山広美氏(総合研究大学院大学・上級研究員)


第3回「今年の錯視」コンテストの錯視募集のご案内。 <September 25, 2006>

****CALL FOR ILLUSION SUBMISSIONS: THE THIRD ANNUAL BEST VISUAL ILLUSION OF THE YEAR CONTEST****

http://illusioncontest.neuralcorrelate.com

Dear “Best Visual Illusion of the Year” Contestant,

*** We are happy to announce the world’s 3rd annual Best Visual Illusion of the Year Contest!!*** The deadline for illusion submissions is February 15th, 2007!

The 2007 contest will be held in Sarasota, Florida (Van Wezel Performing Arts Hall) on Saturday, May 12th, 2007, during the week of the Vision Sciences Society (VSS) conference.

The 2006 annual contest, also held In Sarasota, Florida, was a huge success, which drew numerous accolades from attendees as well as international media coverage. The First, Second and Third Prize winners were Max Dursteler (Universitätsspital Zürich, Switzerland), Peter Tse (Dartmouth College, USA), and Gideon Caplovitz & Peter Tse (Dartmouth College, USA). To see the illusions, photo galleries and other highlights from the 2006 contest, go to http://illusioncontest.neuralcorrelate.com

Visual Illusion Contestants are invited to submit novel visual or multimodal illusions (unpublished, or published no earlier than 2006) in standard image, movie or html formats. An international panel of impartial judges will rate the submissions and narrow them to the top ten. Then, at the Contest Gala in Sarasota, the top ten illusionists will present their contributions and the attendees of the event (that means you!) will vote to pick the TOP THREE WINNERS!

The renowned sculptor and artist, Guido Moretti, has created three amazing works of art to serve as trophies for the TOP THREE winners!

See the trophies.

Illusions submitted to previous editions of the contest can be re-submitted to the 2007 contest, as long as they meet the above requirements and were not among the top three winners in previous years.

Submissions will be held in strict confidence by the panel of judges and the authors/creators will retain full copyright. No illusions will be posted on the illusion contest’s website without the creators’ explicit permission. As with submitting your work to any scientific conference, participating in to the Best Illusion of the Year Contest does not preclude you from also submitting your work for publication elsewhere.

Submissions can be made to Dr. Susana Martinez-Conde (Illusion Contest Coordinator, Neural Correlate Society) via email (smart@neuralcorrelate.com) until February 15, 2007. Illusion submissions should come with a (no more than) one-page description of the illusion and its theoretical underpinnings (if known). Illusions will be rated according to:

• Significance to our understanding of the visual system • Simplicity of the description • Sheer beauty • Counterintuitive quality • Spectacularity

Visit the illusion contest website for further information and to see last year’s illusions: http://illusioncontest.neuralcorrelate.com

Submit your ideas now and take home this prestigious award!

On behalf of the Neural Correlate Society: Susana Martinez-Conde (Illusion Contest Coordinator)

Neural Correlate Society Executive Committee: Jose-Manuel Alonso, Stephen Macknik, Luis Martinez, Xoana Troncoso, Peter Tse

----------------------------------------------------------------
Susana Martinez-Conde, PhD
Director, Laboratory of Visual Neuroscience
Division of Neurobiology
Barrow Neurological Institute
350 W. Thomas Rd
Phoenix AZ 85013, USA
Phone: +1 (602) 406-3484
Fax: +1 (602) 406-4172
Email: smart@neuralcorrelate.com
http://www.neuralcorrelate.com/smc_lab/


第40回光学五学会関西支部連合講演会 「心と光 ~光で心を探る・操る~」 に錯視の講演あり。<2006年9月20日>

スケジュール(MS-Wordファイル)

日 時:2007年1月27日(土)10:35~17:05

場 所:大阪市立大学文化交流センター ホール
(〒530-0001大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階)

主 催:日本光学会(応用物理学会)・照明学会関西支部・日本色彩学会関西支部・日本分光学会関西支部・日本写真学会西部支部

協 賛:日本赤外線学会・電気学会関西支部・電子情報通信学会関西支部・映像情報メディア学会関西支部・日本材料学会関西支部・日本人間工学会関西支部・日本化学会近畿支部・日本画像学会関西支部・応用物理学会関西支部・レーザー学会

3)13:40~14:40 「光の錯視」
立命館大学 文学部人文学科 心理学専攻 北岡 明佳 氏
明るさの錯視の研究が近年活発になっている。その中で、照明と表面反射率という明るさ知覚の視点と対応して、明るさの錯視はそれがbrightnessの錯視なのか、lightnessの錯視なのかが区別されるようになってきている。これに関連して、光の錯視というものがある。光の錯視とは、その部分が光っているわけではないのに光っているように見える現象のことである。本講演では、光の錯視のメカニズムを、明るさの錯視と視覚的ファントムという視覚的補完現象から検討する。


山口大学理学部主催の「サイエンスワールド2006」に錯視の講演あり。 <2006年9月11日>


2007年1月に化学同人から刊行予定の筆者の著書のタイトルが決定。 <2006年9月5日>

「だまされる視覚 ― 錯視の楽しみ方」

タイトルは錯視本としては平凡なものとなりましたが、内容は基本錯視から説明して、錯視デザインの作り方の指南をする本です。すなわち錯視の学術研究に貢献するだけでなく、アートやデザインのテクニックとしても使えるであろうものを含み、また、小学校・中学校・高校での自由研究等に役立ちます。特に、夏休みの宿題を最後の1日で仕上げなければならない生徒さんには鬼に金棒、いや山羊に紙、いや豚に新宿、いやそれは意味も違うし字も違う、棚からぼたもち、これは少し近いがちょっとちがう、渡りに舟、これもかなり近いがちょっとちがうような、李下に冠を正さず、何を言っているのやら・・・とにかく、生徒のみなさんへ、宿題は一日にしてならず、です。ところでこれを英訳すると、 When in homework, do as the homeworkers do. だったかな・・・それも違うか。それは、碁(会所)に入れば、碁(のルールに)に従え、ですもんね。いや、墓穴に入らずんば、居士を得ず、の方でしたか・・・

(生徒の皆さんで、ここに出ていることわざや格言およびそれらを使ったことば遊びが全然わからないという人は、もっと勉強しましょう)


東大錯覚展の巡回の一覧表ができた。 <2006年9月2日>

巡回先 展覧会名 貸出日 返却日 展覧会期
新潟県立自然科学館  錯覚展―心の働きにせまる不思議な世界 平成17年11月21日 平成17年12月27日 2005/12/3-2005/12/25
出雲科学館 目の錯覚展 平成18年5月8日 平成18年7月3日 2006/5/27-2006/6/30
南丹市立文化博物館 錯覚展―心の働きにせまる不思議な世界 平成18年7月15日 平成18年9月5日 2006/7/22-8/31
大潟村干拓博物館 錯覚展―心の働きにせまる不思議な世界 平成18年9月15日 平成18年11月11日 2006/9/24-2006/11/6
名古屋市科学館   平成18年11月17日   2006/11/18-12/3

お問い合わせは、東京大学駒場博物館


トリック・アイズ ブレインの重版が決定! <2006年8月31日>


9月8日の三次元映像のフォーラム(電気通信大学・東京都調布市)にて、動く錯視が登場予定。 <2005年8月22日>


今年のECVPに動く錯視関係のトークあり(ECVP2006 in St Petersburg, Russia, on August 21, 2006)。金沢創先生(この前テレビで目撃した)が発表。 Abstract <August 12, 2006>

Infants see the “Rotating Snake” illusion

S Kanazawa Department of Psychology, Shukutoku University, Chiba, 260-8701 Japan
kanazawa@soc.shukutoku.ac.jp

A Kitaoka Department of Psychology, Ritsumeikan University, Kyoto, Japan
akitaoka@lt.ritsumei.ac.jp

M K Yamaguchi Department of Psychology, Chuo University, Tokyo, Japan
ymasa@tamacc.chuo-u.ac.jp

すみません、私北岡は今年はECVPを欠席致します。


東大錯覚展が南丹市立文化博物館に巡回展示中である(2006年7月22日~2006年8月31日)。 <2006年8月5日>

南丹市」なんて知らないなあ、それどこ? と思っていたら、京都府の園部町(るり渓のサルがある)のことだった。園部は京都から嵯峨野線(山陰線)で直通で行ける。昔と違って、電車である(ディーゼルカーではない、という意味)。というわけで、立命館大学のご近所さんであった。

このポスターを見ると、「協力 立命館大学文学部心理学科」となっている。その学科は2006年3月をもって廃止され、「立命館大学文学部人文学科心理学専攻」(HP)となって今日に至るのである。時の流れは速いものだ。


講演

立命館大学のオープンキャンパスで錯視の講演をした(2006年8月5日、11時~12時、清心館549号教室)。スライドは手抜きにも立命館慶祥高校の模擬授業(2006年7月28日)の時のものを使った。プリントを100部用意して不足した(200人くらい聴講?)。錯視の講演で配布プリントの不足はよろしくないなあ、と反省。 <2006年8月5日>


日本を代表するゲシュタルト心理学者・実験美学研究者の野口薫先生が、平成18年7月25日にご逝去。享年71歳。 <2006年7月31日>

毎日新聞・msnニュース

野口先生の錯視研究へのご貢献

1. 幾何学的錯視研究、師の盛永四郎先生の錯視研究を継承・発展

盛永の矛盾図形を3分類した。その結果、現在ではそれらのうちの1つが Morinaga misalignment illusion として世界的に知られている。
野口薫 (1982) 錯視理論―盛永の変位の矛盾 サイコロジー(サイエンス社), 29(特集=錯覚), 40-47.

2. 錯視は錯視量が多いほど美しい、という法則を提唱

Noguchi, K. and Rentschler, I. (1999) Comparison between geometrical illusion and aesthetic preference. Journal of Faculty of Engineering, Chiba University, 50, 29-33.
北岡はこの論文を活発に引用している。北岡にとっては「錯視は錯視量が多いほど美しい」のは当然なのであるが、その科学的根拠は野口先生の研究に頼っているのである。

3. 今年ご発表の新型錯視「墨絵効果」は明るさの錯視であった。

新型錯視が知覚コロキアム(知覚コロキウム)に登場! <2006年4月10日>


produced by Midori Takashima 2006 (April 10)


produced by Akiyoshi Kitaoka 2006 (April 10)

新型錯視! 野口・高島効果(墨絵効果)

同じ灰色でも、暗く縁取られた領域は暗く見え、明るく縁取られた領域は明るく見える。

野口薫・高島翠 (2006) ”水彩効果”とゲシュタルト体制化要因 第39回知覚コロキアム(知覚コロキウム)(高山市)発表

4. 優秀な弟子を大勢育成・その他多数のご貢献

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野口 薫 先生の略歴

専門分野:
知覚心理学(ゲシュタルト心理学)、交通心理学、芸術心理学
略歴:
昭和32年 3月 千葉大学文理学部人文科学課程(心理学専攻)卒業
昭和35年 9月 東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程(心理学専攻)修了
昭和36年 9月 千葉大学文理学部助手
昭和41年 1月 同大学文理学部講師
 同年10月~同43年5月 カナダ国ヨーク大学大学院リサーチ・アソシエイト
昭和43年 4月 千葉大学教養部助教授
昭和54年12月 同大学教養部教授
昭和55年 6月~8月 ドイツ連邦共和国ミュンヘン大学訪問研究員
同年 9月~11月 イタリア国トリエステ大学客員教授
平成 6年 4月 千葉大学工学部に配置替え
平成11年 9月 千葉大学退官
平成11年10月 日本大学文理学部教授
平成11年11月 千葉大学名誉教授
平成17年 2月 日本大学定年退職

著書・編著・翻訳等:
1. 心理学アトラス.明玄書房, 1973. (古崎敬・鷲見成正と共同)
2. 知覚-原理と過程.南博・大山正(監訳)Psychology Today 図説現代の心理学 4. 感覚と感情の世界 1章. pp.1-48. 講談社, 1977.
3. G.カニッツア, 視覚の文法-ゲシュタルト知覚論-.サイエンス社, 1985 (監訳)
4. D.シャイナー, 交通心理学.サイエンス社, 1987 (山下昇と共訳)
5. 美の生物学的基礎.I.レンチュラー他 (編)/野口薫・苧阪直行 (監訳)  美を脳から考える 新曜社pp.2-48 (2000)
他36編

学術論文:
1. An experimental test of Jameson and Hurvich's theory of brightness contrast. Perception & Psychophysics, 1970, 8, 129-136. (With H.R. Flock)
2. キャンペーンによる運転者教育 ―シートベルト着用推進運動を例として― IATSS (International Association of Traffic and Safety Sciences) Review, 1984, 10, 266-272.
3. The Relationship between visual illusion and aesthetic preference – An attempt to unify experimental phenomenology and empirical aesthetics. Axiomathes, 2003, 13, 261-281.
他75編


出雲科学館の特別企画「目の錯覚展」(2006年5月27日~6月30日)の写真を頂いた。総入場者数は12384人とのことであった。 <2006年7月25日>

予告ポスター(MS-Wordファイル)


「嘘とだましの心理学」(有斐閣)が発売された。北岡は第一章「錯覚」を執筆。 <2006年7月25日>



嘘とだましの心理学


ポップル錯視のページを2日前(7月13日)に作ったところ、もうグーグルで2位に来ていた。グーグル恐るべし。 <2006年7月15日>


証拠画像

5月17日(水)、フジテレビ「トリビアの泉」の影響で、文字列が傾いて見える錯視とポップル錯視はイコールだという見解が広まっているようである。しかし、今のところ、ポップル錯視は文字列が傾いて見える錯視を説明するために小原(2005)が導入した仮説の段階である。私の意見としては、ほぼイコールでよいと考えているので、ネットの皆さんのご意見は心強い。

小原未紗 (2005) 文字列が傾いて見える錯視における水平成分の役割 立命館大学文学部(心理学専攻)2005年度卒業論文

新井先生のページ(文字列が傾いて見える錯視のおそらく最初の研究レポートを含む)


どうやらテレビでポップル錯視がはやっているらしいので、ポップル錯視の図をたくさん作った。 <2006年7月13日>

ポップル錯視のページ


講演 京都工芸繊維大学で「錯視のデザイン」と題して講演した。 <2006年7月11日>

講演の「スライド」

京都工芸繊維大学は、五山の送り火の「妙法」の「法」のすぐ南にある。比叡山も見えて景色がよい。


  下記書籍が明日校了、7月21日に見本ができあがる予定で、7月中には配本,部数2800部,2900円の予定との連絡があった。 <2006年7月4日>

箱田裕司・仁平義明(編) 嘘とだましの心理学 有斐閣

北岡は第I部の第1章「目の前にある嘘とだまし ― 錯覚」を執筆! 請うご期待。


講演 甲南女子大学で「最近の錯視研究について」と題して講演した。 <2006年6月20日>

講演の「スライド」

気づいたこと
1. 甲南女子大学は立命館大学よりも急な斜面にある。見晴らしはよい。
2. JR京都線・神戸線の新快速電車で京都・芦屋間は約45分、1050円であった。運転席の後ろで眺めると、この値段で長時間ジェットコースター気分が味わえるので、かなりおトクである。なお、特に危険な感じはしない。最高速度は130km/hのようである。
3. 甲南女子大学での講演は他の講義の代替という位置づけでもあったのだが、学生の席は指定席で、出席を取っていた。受講生は250名程度であった。立命館大学では、50人を超える講義で私は出席を取ったことがないので、なんだか新鮮であった。


自分達の論文に火が付いているのを発見。 <2006年6月16日>

Roncato, S. (2006) Orientation misperceptions induced by contrast polarity: Comment on "Contrast polarities determine the direction of Café Wall tilts"by Akiyoshi Kitaoka, Baingio Pinna, and Gavin Brelstaff (2004). Perception, 35, 401–409. Perception のページ

あわわ。


甲南女子大学の心理学講演会の案内を発見。 <2006年6月16日>


フジテレビ「トリビアの泉」にジャストローの台形錯視の話題でインタビュー出演した。 <2006年6月14日>


講演 慶應義塾大学で「錯視デザインと生命」と題して講演した(連続講座の1コマ)。 <2006年6月3日>

講演の「スライド」


錯覚ニュース3(2006年1月~2006年5月)

錯覚ニュース2(2005年4月~2005年12月)

錯覚ニュース1(2002年~2005年3月)


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