錯覚ニュース 3
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運動の錯視の論文が出た。<2006年5月31日>
Kitaoka, A. (2006) Configurational coincidence among six phenomena: A comment on van Lier and Csathó (2006). Perception, 35, 799-806. animations PDF request to me new!
5月27日(土)に、出雲科学館の「目の錯覚展」(東京大学の錯覚展の資料を基にしている)が開幕した。土日の来館者数は854人と710人と好調とのこと。 <2006年5月29日>
出雲科学館からのお知らせ
(「目の錯覚展」をクリック)
日経サイエンスの7月号に、トリック・アイズ ブレインの書評が出た。 <2006年5月27日>
酒井の色対比を用いた赤ちゃんの知覚の研究が紹介された新書が出た。 <2006年5月22日>
山口真美 (2006) 平凡社新書323 赤ちゃんは世界をどう見ているのか 平凡社 (ISBN4-582-85323-4)
「酒井の色の対比」
上の正方形の列は同じ灰色に見えるが、左の5つの正方形と右の5つの正方形を入れ換えて下の列に並べてみると、かなり違っていることがわかる。一番下の2つの正方形は外に出してみたところで、左の緑の正方形は右上の5つの正方形と同じで、右のピンクの正方形は左上の5つの正方形と同じである。誘導背景の色に最大の彩度を用いないことがポイントであった。
酒井香澄(「Landの二色法による色再現とBelseyの仮説検証」立命館大学文学部哲学科心理学専攻2002年度卒業論文)の発見をベースにしている。
Copyright A.Kitaoka 2002
5月17日(水)、フジテレビ「トリビアの泉」に私が出たらしい(錯視脳研究会のため、自分は見ていない)。テーマは文字列が傾いて見える錯視。撮影は直前の14日(日)であった。 <2006年5月18日>
その番組の中で、私のパソコンモニターに壁紙のように出ていた写真の女性が何という人かわからない、ということを学生を含む複数の方から指摘頂いた。杏さゆりさんと言って、アイドルらしい。ヤラセであるが、みんなが知っていないと笑いが取れないわけで、番組サイドの選択ミスと言えよう。
参考資料
杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏ーナマ杏
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杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー杏マナー
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(詠み人知らず)
アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画
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画企マロア画企マロア画企マロア画企マロア
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アロマ企画アロマ企画アロマ企画アロマ企画
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(詠み人知らず)
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ
画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ画アニコ
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画
コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画コニア画
(詠み人知らず)
金正日アフロ金正日アフロ金正日アフロ
金正日アフロ金正日アフロ金正日アフロ
ロフア日正金ロフア日正金ロフア日正金
ロフア日正金ロフア日正金ロフア日正金
金正日アフロ金正日アフロ金正日アフロ
金正日アフロ金正日アフロ金正日アフロ
(詠み人知らず)
立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp
立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp
pj.ca.iemustir.ll@館命立 pj.ca.iemustir.ll@館命立 pj.ca.iemustir.ll@館命立
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立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp
立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp 立命館@ll.ritsumei.ac.jp
(今城さんの作品を改変したもの)
トリックアイズトリックアイズトリックアイズトリックアイズ
トリックアイズトリックアイズトリックアイズトリックアイズ
ズイアクッリトズイアクッリトズイアクッリトズイアクッリト
ズイアクッリトズイアクッリトズイアクッリトズイアクッリト
トリックアイズトリックアイズトリックアイズトリックアイズ
トリックアイズトリックアイズトリックアイズトリックアイズ
(田村さんの作品)
立命館立命館立命館立命館立命館立命館
立命館立命館立命館立命館立命館立命館
館命立館命立館命立館命立館命立館命立
館命立館命立館命立館命立館命立館命立
立命館立命館立命館立命館立命館立命館
立命館立命館立命館立命館立命館立命館
(北岡作)
科研交付科研交付科研交付科研交付科研交付
科研交付科研交付科研交付科研交付科研交付
付交研科付交研科付交研科付交研科付交研科
付交研科付交研科付交研科付交研科付交研科
科研交付科研交付科研交付科研交付科研交付
科研交付科研交付科研交付科研交付科研交付
(北岡作)
ポップル錯視
新井先生のページ(文字列が傾いて見える錯視のおそらく最初の研究レポートを含む)
小原未紗 (2005) 文字列が傾いて見える錯視における水平成分の役割 立命館大学文学部(心理学専攻)2005年度卒業論文
(小原さんの作品というか実験結果による文字列が傾いて見える錯視群は、彼女が査読論文として仕上げる可能性がある関係で、ここには掲載していませんが、錯視量の多いものがいっぱいあります)
VSSの錯視コンテストの受賞作品がアップロードされた。 http://illusioncontest.neuralcorrelate.com <2006年5月18日>
東京大学出版会から、当ホームページに対して、下記コラムの転載許可を得たので、PDFファイル(UPkame2006.pdf, 22.5MB)で掲載します。ただし、ファイル容量が大きいので、ダウンロードに時間がかかります。東京大学出版会の皆様、ありがとうございました。 <2006年5月10日>
北岡明佳 (2006) 「カメ」の錯視 UP(東京大学出版会), 35(3), 34-40.
上記コラム内での訂正
p. 35 「錯視の館」賞 の部分
(1) 「錯視の館賞」は愛称で、正式名称は「今井賞」
(2) 「元北海道大学教授の今井四郎先生」は「北海道大学名誉教授の今井四郎先生」に訂正
(3) 北岡だけが賞をもらったように読めるとの指摘があり、第1回の今井賞は大山正先生も受賞されていることをここに記します。
錯視コンテスト(VSS学会内)の結果が発表された。 <2006年5月10日>
Dear vision science community,
We are happy to announce that the people have voted, and the TOP THREE winners of the 2006 Best Visual Illusion of the Year Contest are:
3rd prize: Gideon Caplovitz & Peter Tse (Dartmouth College) -- “The Bar/Ellipse/Cross Illusion”
2nd prize: Peter Tse (Dartmouth College) ? “The Infinite Regress Illusion”
1st prize: Max Dursteler (Universitatsspital Zurich, Switzerland) -- “The Freezing Rotation Illusion”
The illusions will be posted (within the next few days) at: http://illusioncontest.neuralcorrelate.com
Submissions for the 2007 contest are now welcome. Find the contest rules at: http://illusioncontest.neuralcorrelate.com
Given the powerfully encouraging response from the attendees of the event this year, the contest will continue to be hosted in Sarasota, Florida.
We look forward to seeing you again at next year's contest on Saturday
evening (6.30pm), May 12th, 2007, during the week of VSS.
On behalf of the Neural Correlate Society Executive Committee,
Susana Martinez-Conde (Illusion Contest Coordinator)
<reproduced with permission May 10, 2006; original letter received May 9, 2006>
「蛇の回転」についての我々の説明を示した論文が出た。 <2006年4月22日>
Murakami, I., Kitaoka, A. and Ashida, H. (2006) A positive correlation between fixation instability and the strength of illusory motion in a static display. Vision Research, 46, 2421-2431.
http://dx.doi.org/10.1016/j.visres.2006.01.030
The exhibition "The art of illusion" held in the Illinois Institute of Technology, Chicago, had a total of about 1,291 visitors in 39 days. <April 18, 2006> PDF
新型錯視が知覚コロキアム(知覚コロキウム)に登場! <2006年4月10日>
produced by Midori Takashima 2006 (April 10)
produced by Akiyoshi Kitaoka 2006 (April 10)
新型錯視! 野口・高島効果(墨絵効果)
同じ灰色でも、暗く縁取られた領域は暗く見え、明るく縁取られた領域は明るく見える。
野口薫・高島翠 (2006) ”水彩効果”とゲシュタルト体制化要因 第39回知覚コロキアム(知覚コロキウム)(高山市)発表
北岡明佳のコメント: クレイク・オブライエン・コーンスイート効果(Crail-O'Brien-Cornsweet effect)と水彩効果(watercolor effect)のよいとこ取りみたいな新型錯視といったところである。それにしても、いろいろと引き出せそうで、実においしそうな錯視ですこと。
トリック・アイズ シリーズの最新刊が発売された。最近の錯視デザインをたくさん掲載! <2006年4月9日>
北岡明佳著・レッカ社編 (2006) 脳が活性化する魔法のイラスト集 トリック・アイズ ブレイン カンゼン刊
ISBN4-901782-71-1 定価 1280円
日経サイエンスに北岡が対談で登場! <2006年3月27日>
日経サイエンス 2006年5月号 茂木健一郎と楽しむ科学のクオリア(1) 「現在は錯視のルネサンス」 ゲスト 北岡明佳(立命館大学助教授) pp. 24-29
なお、本日、立命館衣笠キャンパス生協の日経サイエンスは私が買い占めました(2冊しかなかったけど)。
3月28日に大阪(伊丹)空港の本屋さんで1冊追加購入。大阪空港には4冊あった。
この対談記事を読んだ高校時代の友人からメールが来た。抗加齢医療をやっているとのこと。 <3月29日>
人にあげすぎて足りなくなったので立命館大学生協書籍部に買いに行ったところ、トリック・アイズ グラフィックスの姿はなかった。返本されてしまったか? <2006年3月27日>
東北大学に錯視デザインが出現(仁平義明先生ご企画)。学生の皆様は4月から見ることができるらしい。 広報のPDF <2006年3月15日>
明度知覚研究で有名なアラン・ギルクリスト先生が立命館大学で講演します。詳しくは、こちら。 <2006年3月10日>
"art @ IIT premieres the work of vision scientist Akiyoshi Kitaoka. His images challenge our visual perception by intentionally inducing misperception; images that appear to be much different than they really are. Thirty-six of the most moving illusions ever created; a perfect visual blend of art and science."
シカゴはめっちゃ遠い。 <2006年2月22日>
(関西空港から直通で行けるから、遠いとは言えないという説もある)
對梨成一さんの階段錯視の論文が出た。 <2006年2月8日>
立命館大学生協書籍部にて、トリック・アイズ グラフィックスが平積みされているのを発見! 京都の本屋で自著を見かけることは少なく、ちょっと喜んだりして。なお、積み上げられていた場所は「東洋史」のコーナーであった。 東洋史? まあ、西洋史ではないわね。 というわけで、ついに錯視も歴史となった! <2006年2月7日>
自分へのコメント: ぼんやりして本当に錯視が歴史となったりしないよう頑張らなくては。
渦巻き錯視のミニ解説が出た。出版社(実教出版株式会社)のご好意で、PDFファイルをホームページ公開しています。<2006年2月6日>
北岡明佳 (2006) 渦巻き錯視のメカニズム じっきょう数学資料, 52, 13-15. PDF(スキャンコピー)(6MB)
錯視の左右差のミニ論評(1)と、静止画が動いて見える錯視の解説(2)については、書店まで。<2006年2月6日>
1. 北岡明佳 (2006) 視覚と左右 別冊國文学, 60「左右/みぎひだり」, 6-13. (学燈社)(「学」は旧字)
2. 北岡明佳 (2006) 止まっているものが止まって見える理由―"心の矛盾"錯覚から脳を読む Bionics, 3(1), 55-59. (株式会社オーム社)
東京大学駒場博物館で行なわれた錯覚展(2005年7月16日〜9月19日)の報告書が、東京大学が出している「COE ニューズレター」(News Letter No. 6)に掲載された。執筆したのは、ジター錯視(visual jitter)などの研究で有名な村上郁也さん(東京大学助教授)。 <2006年1月17日>
東京大学駒場博物館から新潟県立自然科学館に巡回していた錯覚展(2005年12月3日〜2005年12月25日)は無事終了し、総入館者数は6765人(平均376人)だったという。もっとも、この数には錯覚展に入場しなかった入館者数も含まれると思われる。 <2006年1月11日>
毎日新聞の2006年元旦の第2朝刊(pp. 46-47)に、北岡への取材に基づく錯視の記事が大きく掲載された。 <2006年1月11日>
下記、三輪みわさんの錯視デザインもあります。
新型の反転図形「フィッシュガール」が三輪みわさんのページで見られます。この作品は、シルエット錯視とともに日本発の反転図形として後世に残るかも! 心理学の教員の皆さん、反転図形の例としてネッカーの立方体やマッハの本を使うのもいいですが、こちらをひいきにしませんか。 <2006年1月10日>
三輪みわさんのアルファベット不可能図形もすばらしいです。安野光雅先生の作品を思い出させます。もう少しリアリティのあるデザインにして、ヨーロッパとアメリカで商売すると大ウケするのではないでしょうか。 <2006年1月10日>
「蛇の回転」錯視に関する論文が出た。 <2006年1月5日>
Journal of Vision Volume 5, Number 11, Article 10, Pages 1055-1069
Illusory motion from change over time in the response to
contrast and luminance Benjamin T. Backus Ipek Oruc http://journalofvision.org/5/11/10/ |
錯覚ニュース2(2005年4月〜2005年12月)
錯覚ニュース1(2002年〜2005年3月)