心理学入門
前期・法学部開講・月曜3限・明96
シラバス
週 | 講義内容 | ダウンロード資料 | その他 |
1 | ガイダンス | - | - |
2 | 臨床心理学と精神医学 | - | |
3 | 性格心理学 | - | - |
4 | 非合理性の心理学 | - | - |
5 | 認知心理学 | - | - |
6 | 知覚心理学 | 錯視・視覚的補完・色・明るさ 明るさの錯視のカタログ (情報処理心理学I講義用) 色の錯視のカタログ (知覚心理学講義用) |
錯覚ニュース3(文字列が傾いて見える錯視) ![]() 色の錯視の講演のページ(ロレアル) 進出色・後退色と膨張色・収縮色の説明ページ 仮現運動のデモ 運動残効のデモ その他の運動視関係のデモ 錯視のカタログ その他のキーワード 恒常性・ゲシュタルト・図地分離・立体視 Purves先生のHP(色の恒常性のデモ) |
7 | 学習・記憶の心理学 | - | - |
8 | 動物心理学 | - | - |
9 | 生理心理学 | - | - |
10 | 社会心理学 | - | 働きアリの話の訂正。 よく働くアリ:普通に働くアリ:働かないアリ = 2:6:2 とのことでした。 原典は、長谷川英祐先生(北海道大学)の2003年の日本動物行動学会での発表(らしい)(らしい、という言うのは、今のところ北岡が文献を入手できていないため) どういう発表だったか最も忠実に書かれていると思われるページ(注・そのページ内からリンクしているPDFファイルはその研究の抄録ではなく、誤ったリンクとなっている) |
11 | 発達心理学 | - | - |
12 | 教育心理学 | - | - |
13 | 犯罪心理学 | - | - |
14 | 最近のトピック1 | - | - |
15 | 最近のトピック2 | - | - |
心理学の推薦教科書一覧(ワードファイル・4MB)(下記とほぼ同じ)
心理学の教科書・その1
北岡明佳著 現代を読み解く心理学 丸善出版 2005年 (ISBN4-621-07544-6) 定価2100円
通読できます。臨床心理学、性格心理学、認知心理学、教育心理学、・・・といった章立てとなっています。ただし、講義内容を本にしたものなので、毎回出席する人にはなくてもいいかもしれません。著者の専門は知覚心理学のため、錯視図形が豊富に載っています。とりあえず心理学を概観したいという初学者向きです。
心理学の教科書・その2
松田隆夫編 心理学概説 培風館 1997年 (ISBN4-563-05612-X) 定価1900円
良書です。心理学の広い範囲をていねいに網羅しています。概論書としては分量が多いのが難点かもしれませんが、1章1章は平易です。おもに立命館大学の先生方が執筆しています。内容の豊富さに比べて値段がかなり低目に設定されています。
心理学の教科書・その3
鹿取広人・杉本敏夫 (編) 心理学 [第2版] 東京大学出版会 2004年 (ISBN4-13-012041-7) 定価2400円
わかりやすく、分量も適切な良書です。通読も可能かもしれません。構成の美しい、スタンダードな教科書です。伝統ある高木貞二著「心理学」の現代版であるという位置づけも風格があります。5章「感覚・知覚」(下條信輔先生執筆)などすばらしい。買って眺めただけで勉強できたような気にさせてくれるこの美しさが難と言えば難。
心理学の教科書・その4
今田寛・賀集寛・宮田洋(編) 心理学の基礎 [3訂版] 培風館 2003年 (ISBN4-563-05670-7) 定価1700円
しっかりした概論書です。硬派の教科書という感じなので、心理学を文系と誤解している人には向かないかもしれませんが、自然科学としての心理学の使命感がビシビシ伝わってくる教科書です。おもに関西学院大学の先生方が執筆しています。値段が低く設定されています。
心理学の教科書・その5
リタ・L・アトキンソン、リチャード・C・アトキンソン、エドワード・E・スミス、ダリル・J・べム、スーザン・ノーレン=ホークセマ(著)、内山一成(監訳) ヒルガードの心理学 ブレーン出版 2002年 (ISBN4-89242-681-4) 定価19950円
定評あるアメリカの心理学概論書の翻訳です。1500ページもあります。内容は平易で、具体的な実験のことなどもわかりやすく書かれています。分厚いだけに何でも書いてあるわけですが、必要なところを探し出すのは大変です。辞書的に使えます。値段の高さに難があります。
心理学の辞書
中島義明・子安増生・繁桝算男・箱田裕司・安藤清志・坂野雄二・立花政夫 心理学辞典 有斐閣 1999年 (ISBN4-641-00259-2) 定価7140円
最新の用語もしっかり網羅した心理学の辞典の定番です。心理学の辞書・辞典にはいろいろありますが、迷わずこれを選びましょう。できれば購入していつも手にしておくのが望ましいです。7000円を超える値段は決して高くない。パラパラと眺めるだけでも勉強になります。文献まで完備していて、将来専門家になるようなことがあっても使い続けられます。
2005年度後期のこの講義(京都大学)
2004年度後期のこの講義(京都大学)
2004年度前期のこの講義(京都大学)