10周年記念総合グランプリコンテスト

第1回(2009) 第2回(2010) 第3回(2011) 第4回(2012) 第5回(2013) 第6回(2014) 第7回(2015) 第8回(2016) 第9回(2017) 第10回(2018)
 英語版(2009-2015) cf. Best Illusion of the Year Contest

2019年3月6日作成


本コンテスト、名づけて 「錯視・錯聴コンテスト 10周年記念総合グランプリ決定コンテスト」 は、2019年2月25日(月)に、明治大学中野キャンパスで行なわれました第13回錯覚ワークショップのセッションの一つ(16:20-17:30)として、開催されました。歴代のグランプリ作品(第1回(2009年)~第10回(2018年))が本コンテストの運営委員によって紹介され、第13回錯覚ワークショップの参加者の投票で、総合グランプリを決定しました。錯視・錯聴コンテスト 10周年記念総合グランプリ決定コンテストの総合グランプリは、第9回(2017年)のグランプリ作品 「なよやか錯視」(木村真理乃氏の作品)に決定しました! おめでとうございます。

賞の種類 作品名 作者名 作者所属 作品 作品の説明 Visiome*
 総合   なよやか錯視   木村真理乃   東京大学大学院 総合文化研究科   作品(pptx)   説明(pdf) 


運営委員: 北岡明佳(委員長)、蘆田宏、原島博、一川誠、中島祥好、杉原厚吉、高島翠 (敬称略、委員長以外はアルファベット順)


歴代の錯視・錯聴コンテストの入賞作品

賞の種類 作品名 作者名 作者所属 作品 作品の説明 Visiome*
第1回

(2009年)
 「きらめきネオン錯視」   篠原 幸喜   獨協大学 教育支援室  作品
(Flashファイル)
説明
(テキストファイル)

第2回

(2010年)
道路写真の角度錯視」  
長 篤志

(長田 和美、三池 秀敏、一川 誠、松田 憲)

 
山口大学大学院理工学研究科 作品
(PPT)
説明
(DOC)

第3回

(2011年)
大隈錯視 安田孝*・上田卓司**・椎名乾平** *早稲田大学理工学術院 **早稲田大学教育・総合科学学術院 作品
(JPG)
説明
(DOC)

第4回

(2012年)
天秤錯視 坂野雄一・安藤広志 情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所 多感覚・評価研究室 作品1
(MOV)

作品2
(MOV)

作品3
(MOV)
説明
(PDF)

第5回

(2013年)
 拡大縮小運動盲   高橋康介・渡邊克巳  東京大学先端科学技術研究センター
作品1 (mov)

作品2 (mov)

作品3 (mov)

作品4 (mov)

作品5 (mov)

作品6 (mov)
説明
(pdf)

第6回

(2014年)
 スノーブラインド錯視   新 正司   愛知県立五条高等学校   作品 
(MPG)
 説明 
(TXT)




第7回

(2015年)
マスク誘導充填 田谷修一郎 大正大学人間学部人間科学科
MPEG動画1

MPEG動画2

MPEG動画3

MPEG動画4

MPEG動画5

MPEG動画6

説明(PDF)

第8回

(2016年)
影の運動による色の捕捉現象 中村 浩 北星学園大学短期大学部生活創造学科
Movie 1 (mov)

Movie 2 (mov)

Movie 3 (mov)

説明(docx)

第9回

(2017年)
 なよやか錯視   木村真理乃  東京大学大学院 総合文化研究科 作品(pptx) 説明(pdf)

第10回

(2018年)
Helix Rotation: A New Twist on Pulfrich and Hess Arthur Shapiro American University
Movie 1
(YouTube)

Movie 2
(YouTube)

Movie 3
(YouTube)

Movie 4
(YouTube)

Movie 5
(YouTube)


Explanation
(PDF)



Acceptance speech
(YouTube)

各作品の著作権は各作者にございます。各作品の中のデザインに第三者の著作物が明示的に含まれている場合もあります。

 *Visiome とは、INCF日本ノード(理化学研究所)が運営している視覚コンテンツの電子図書館(アーカイブ)です。2018年11月に、理化学研究所が「Visiomeを管理しない」(よそのサーバーに移築できなければ閉鎖という意味)と突然連絡してきたため、只今のところ、入賞作品の登録を見合わせております。 <2018年12月3日>

2019年3月末日をもって、新規登録は停止の模様ですが、既に登録した作品は引き続き見られるように再設定されるようです。 <2019年3月6日> 


<以下、参考>

第10回錯視・錯聴コンテストのご案内 

概要: 今年で、錯視・錯聴コンテストも10回目となりました。錯視・錯聴をモチーフとした力作・珍作・大作を、日本基礎心理学会の会員だけではなく一般の方からも広く募集いたします。今回の錯視・錯聴コンテストの受賞作品の紹介および授賞式につきましては、後日正式に連絡致します※。トップ10の作品には、視覚刺激の「国立電子図書館」であるVisiome Platformに登録することをお手伝い致します。


応募条件: 日本基礎心理学会の会員の方、一般(非会員)の方どなたでも。なお、審査委員は応募できません(連名でセカンドオーサー以下でも不可)。

※授賞式は、2018年12月2日(日)に、日本基礎心理学会第37回大会@専修大学生田キャンパスの2日目(2018年12月2日(日))に、シンポジウム2(14:00~15:00)として開催致します。なお、入賞者の授賞式への出席は義務ではありません。入賞者で授賞式を欠席されました方には後日賞状等をお送り致します。応募そのものには参加費等はかかりません。


応募方法: 2018年9月30日(日)日本標準時24時 が締め切りです。作品はデジタル情報のみとし、電子メールにてこちら(2018.illusion(at mark)gmail.com)((at mark) を @ に変えて下さい)までお送りください。応募の際には、氏名、所属、連絡先(メールアドレス)、作品のタイトルと解説(400字程度、ずっと長くてもよい。何が錯視・錯聴なのか、どのような意義があるのかわかるように書いて下さい)を明記した文書ファイルも添付するようにお願いします。通常のパーソナルコンピューターで再現可能であれば、動画等による作品もOKです。

※応募者が連名で、連絡先を筆頭の方以外の方に指定する場合は、その旨を明記してください。
※錯視・錯聴コンテストに応募された作品に関しましては、受付確認メールを送付しております。万が一受付確認メールが届かない場合は、お手数ですがお問い合わせ下さい。また、添付ファイルの容量には制限がございますので、5MB以上の大きいサイズの作品をお送り頂く場合は、ご相談いただくか、オンラインストレージ等をご利用ください。

※ファーストオーサーとしては、お一人につき3作品までの応募を可とします。セカンドオーサー以下の制限はありません。審査委員はファースト・セカンド以下を問わず、応募できません。


評価方法:
1. 応募錯視作品の審査は、審査委員による学術面と表現面の「総合点方式」で行ないます。
2. 各審査委員から提出された得点(総合点)を合計し、合計得点が高い順に入賞者を決定致します。
3. 「学術面」はその作品に含まれる錯視や知覚効果の学問的意義を評価するものとし、「表現面」はその作品に含まれる錯視や知覚効果をいかにわかりやすく、あるいは美しく、あるいは楽しく表現しているかを評価するものとします。


審査委員: 北岡明佳(委員長)、蘆田宏、原島博、一川誠、中島祥好、杉原厚吉、高島翠 (敬称略、委員長以外はアルファベット順)

当コンテストの審査委員を長らく務められました吉田正高先生は、2018年3月31日未明に、ご自宅で逝去されました。
https://twitter.com/yoshidamasataka

The 10th Visual Illusion and Auditory Illusion Contest in Japan

Your fascinating illusion works are invited to this contest! Anyone can participate in this event without charge. Send your work(s) (up to three) electronically to our email address “2018.illusion(at mark)gmail.com”. Less than 10 MB, please. Movies are OK. Please give your name, the title, and explanations of how each demonstration works or what its significance is. We referees will select the top 10 from the submitted works by judging their academic significance and demonstrative impact.

Deadline: September 30 (Sunday), 2018, 24:00 Japan Standard Time

Referees: Akiyoshi Kitaoka (Chief), Hiroshi Ashida, Hiroshi Harashima, Makoto Ichikawa, Yoshitaka Nakajima, Kokichi Sugihara, and Midori Takashima

The award ceremony will be held as a symposium (14:00-15:00) in the 37th Annual Meeting of the Japanese Psychonomic Society, at the Senshu University, Kawasaki City, Japan, on December 2, 2018. Winners will gain much praise, many questions, and no money.

<September 8, 2018; November 12, 2018>


著作権について:

1. 応募者の作品(著作物)の著作権は、作者である応募者が保持します。著作権の譲渡等はございません。なお、作品中に他者の著作物の一部あるいは全部を含む場合は、応募に先立って、その著作権者による使用許諾を応募者自身が得ていることが必要です

2. 錯視・錯聴コンテストで入賞された方の作品を、錯視・錯聴コンテスト(授賞式とウェブページ)において公開すること(作品の使用)を、あらかじめ応募者にはご了承頂きます。入賞ではないが特別な賞を差し上げる場合がございますが、この場合も同様に公開することをご了承頂きます。それら以外の作品につきましては、錯視・錯聴コンテストとして使用させて頂くことはございません。

3. 今回の錯視・錯聴コンテストで入賞された方の作品を、次回以降の錯視・錯聴コンテストの参考資料および宣伝資料として使用させて頂くことがあることをご了解頂きます。これは、錯視・錯聴コンテスト運営者による使用だけではなく、錯視・錯聴コンテストを引用・紹介する学術論文、新聞雑誌等の記事、テレビ・インターネット等の媒体、SNSでの紹介(錯視・錯聴コンテスト運営者が認めた場合に限ります。しかし、応募者が使用希望者に直接使用許諾を与えた場合はこの限りではありません)を含みます。

4. 応募作品の錯視・錯聴コンテスト以外での使用につきましては、使用を希望する個人・団体は、応募者(作者)の使用許諾を取ることが、有償無償にかかわらず必要です。応募者(作者)自身は、自分の応募作品を自由に使用できます。

5. 応募作品は著作権の保護対象ですが、「新しく発見された錯視」を応募作品に含んでいましても、それ自体は科学上の発見であって、著作物ではありませんから、著作権は発生しません。学問的プライオリティーは錯視・錯聴コンテストで公開されることによってある程度は認められるであろうと期待できますが、科学上の発見につきましては、やはり論文や学会で発表して下さい。


その他:

1. 本コンテストに入選した作品を他のコンテスト等に応募されても結構です。他のコンテストの主催者がOKならの話ですが。

2. 他のコンテスト等で入賞した作品を本コンテストにご応募頂いても結構です。他のコンテストの主催者がOKならの話ですが。

3. 本コンテストで落選された作品を次回以降の本コンテストにご応募頂いても結構です。入選された作品の重複応募につきましてはご遠慮下さい(そんな人いないか)。

4. 現在のところ、当コンテストは北岡をチーフとする任意の学術団体が運営しております。日本基礎心理学会とは研究活動助成金の補助を受ける可能性がある(2010~2017年度に毎年度受給)という関係にございます。


   

歴代の錯視コンテスト一覧

 第10回錯視・錯聴コンテスト(2018)の作品一覧

第9回錯視・錯聴コンテスト(2017)の作品一覧

 第8回錯視・錯聴コンテスト(2016)の作品一覧

第7回錯視コンテスト(2015)の作品一覧

 第6回錯視コンテスト(2014)の作品一覧

第5回錯視コンテスト(2013)の作品一覧

  第4回錯視コンテスト(2012)の作品一覧

第3回錯視コンテスト(2011)の作品一覧

北岡明佳 (2012) 会報 第3回錯視コンテスト授賞式 基礎心理学研究, 30, 243-244. PDF

第2回錯視コンテスト(2010)の作品一覧

北岡明佳 (2011) 会報 第2回錯視コンテスト 基礎心理学研究, 29, 214-215. PDF

第1回錯視コンテスト(2009)の作品一覧

北岡明佳 (2010) 第1回錯視コンテストの報告 基礎心理学研究, 29, 63-67. PDF



北岡明佳の錯視のページ