坂道錯視 20
上り坂が下りに見えたり、下り坂が上りに見えたりする坂、あるいはその錯視のこと。これらの錯視は、俗に、おばけ坂、幽霊坂あるいはミステリー坂という（例：カナダにある「磁石の丘」、Wikipedia）。学術的には、縦断勾配錯視という（今井省吾 (1971) 道路の縦断勾配の錯視 東京都立大学人文学報, 83, 13-28）。坂道錯視は、さらに、左右方向の傾き錯視も含む。実例はたくさんありそうであまりない。 <坂道錯視の写真募集中>
2014年9月7日より
セルビア・ラダンのマグネティック・ヒル
調査日：2014年8月26日（火） 調査員：北岡明佳、ヤスミナ・ステヴァノフ、ヤスミナのおねえさん、ラズロー
研究資金： 立命館大学 2014 年度 前期 研究の国際化推進プログラム （研究代表者・北岡明佳） 「ベオグラード大学心理学研究室との錯視の実験美学的研究の協同の推進」
手前の緩い上り坂が下り坂に見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2014 (August 26) セルビア南部・ラダン地方・イヴァニェ村にて。撮影日は 2014年8月26日（火）。以下同様
この錯視ポイントのセルビア国内での紹介記事
Tamo gde je nebo palo dole
slobodan bubnjević
Tragom senzacionalističke vesti da se na planini Radan, na jugu Srbije, pojavila "gravitaciona anomalija", ekipa "Vremena" i Društva za promociju i popularizaciju nauke obišla je lokaciju na asfaltnom putu u selu Ivanje gde se ugašeni automobili kreću "uzbrdo". Nekoliko jednostavnih fizičkih testova i merenja visine i nagiba terena GPS-om, pokazali su da nema nikakve gravitacione anomalije, već da je tu reč o nečem drugom, malo težem
クルマは後退する。
上り坂に見えるが下り坂である。
水を入れたペットボトルは向こうの方に転がっていく。
クルマは後退する（向こうむきに転がっていく）。
上方から見たところ。奥の緩い下り坂が上り坂に見える。
クルマのいるあたりが上り坂に見える。
以下、周辺の様子と地図
たぶんラダン山。地図で見るとピークはその向こう側にある模様
たぶん、スヴェティ・ペタル山
地図を見るヤスミナ・ステヴァノフ。左方に錯視ポイントが見えている。
イヴァニエ村とおそらくラダン山
地図看板のあるところから東の方を見たところ
のいちご。おいしい
来る途中の風景。スヴェティ・ペタル山と思われる。
来る途中の風景。スヴェティ・ペタル山とラダン山と思われる。
来る途中の風景。イヴァニエ村とラダン山と思われる。
来る途中の風景。到着直前。
ほぼ到着。
ここだ！
坂道錯視19 （鳴門スカイライン・四方見橋）
坂道錯視18 （屋島のミステリーゾーン）
坂道錯視17 （北海道尻別国道の坂道錯視）
坂道錯視16 （北海道美瑛町の坂道錯視）
坂道錯視15 （北海道上富良野町のジェットコースターの路）
坂道錯視14 （新潟県中魚沼郡津南町の連続した坂道錯視）
坂道錯視13 （新潟県中魚沼郡津南町の坂上りの水）
坂道錯視12 （京都府綴喜郡宇治田原町の坂上りの水）
坂道錯視11 （滋賀県甲賀市、滋賀県立陶芸の森の階段錯視）
坂道錯視10 （埼玉県飯能市、正丸駅の階段錯視）
坂道錯視9 （種子島、南種子町河内の錯視の坂）
坂道錯視8 （種子島、中種子町納官深久保の錯視の坂）
坂道錯視7 （熊本県天草郡苓北町志岐山の木山弾正無念坂とお京坂）
坂道錯視6 （京都府南丹市美山町田歌の坂上りの川）
坂道錯視5 （福岡県遠賀郡岡垣町内浦のゆうれい坂）
坂道錯視4 （福岡県久留米市田主丸の坂上りの水）
坂道錯視3 （青森県三戸郡階上町の後戻り坂）
坂道錯視2 （岩手県花巻市東和町のミステリー坂）
坂道錯視1 （いろいろ）