2026年8月1日(土)12:15~14:15
労働安全研修会 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

人はなぜ錯視にだまされるのか?

立命館大学総合心理学部 北岡 明佳 email 


錯視は視知覚の錯覚である。錯覚はその原因を指標に分類すると、物理的錯覚、知覚的錯覚、認知的錯覚に区別できる。錯視は知覚的錯覚である。本講演は「人はなぜ錯視にだまされるか?」というタイトルであり、錯視に関する講演や書籍ではよくあるキャッチコピーであるが、誤解を生む表現ではある。錯視は人をだますわけではないからである。字義通りに人をだますことに関する錯覚は、認知的錯覚である。錯視は健常な視知覚のメカニズムの副産物であるのだが、それがなぜ「だまされる」感を伴うのかの考察を含めて、さまざまな錯視についての楽しい話題を提供したい。


こんにちは。立命館大学の北岡と申します。錯視の研究(視知覚の研究)をしています。

1961年8月19日生まれ(高知県)。教育学博士(筑波大学(心理学研究科)、1991年)。趣味は電車を見ることとドライブすること。



本講演の概要

●労働安全研修会にお招き頂き、まことにありがとうございます。
●近代的な錯視研究は150年以上の歴史がありますが、最近の30年においても大いに進歩しました。しかし、その応用は十分とは言えません。
●錯視にはいろいろ種類がありますので、まず前半の部では、労働安全と関係があるかもしれない消失錯視群(あるのにないように見える錯視・ないのにあるように見える錯視)を紹介します。後半の部では、いろいろな錯視を紹介します。


あるのにないように見える錯視

盲点の体験デモ
「モー点」

左の十字を左目をつぶって右目だけで見ていると、視距離によっては牛が消えて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (July 17)



●視細胞のないところに投射された像は消えて見える。



ニニオの消失錯視

12個あるドットを同時に知覚することは困難である。

2009/7/16

Ninio, J. & Stevens, K. A. (2000). Variations on the Hermann grid: an extnction illusion. Perception, 29, 1209-1217.



消える錯視クイズ

下の図にはいくつあるでしょうか。

解答


●縦線と横線の交点に置かれたものは消えて見えやすい。



マッカナニー型の消失錯視

同時に13個の白いドットを知覚することができない。

McAnany, J. J. and Levine, M. W. (2004) The blanking phenomenon: a novel form of visual disappearance. Vision Research, 44, 993-1001.

●縦線と横線の交点に置かれたものは消えて見えやすい。


cf.

きらめき格子錯視

白いドットの中に黒いものが「光って」見える。

Schrauf, M., Lingelbach, B., Wist, E.R. (1997) The scintillating grid illusion. Vision Research, 37, 1033-1038.



消失錯視に最適化した画像でのきらめき格子錯視
(きらめき格子錯視の効果は弱め)

白いドットの中に黒いものが「光って」見える。白丸は全部見えているような気がするが、よく見ると周辺視では消えて見えていることがある。




マッカナニー型の消失錯視(格子を45度傾けた図)

同時に13個の白いドットを知覚することができない。

●斜線と斜線の交点に置かれたものも消えて見えやすい。


ニニオ型の消失錯視(格子を45度傾けた図)

同時に16個の黒いドットを知覚することができない。



「曲線付近でのドット消失錯視」

5つの角丸長方形にはそれぞれ4つの灰色のドットが入っているが、あるドット入りの角丸長方形を見ていると、他のドット入りの角丸長方形のドットが知覚しにくくなる。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2016 (September 11)

●曲線に置かれたものは消えて見えやすい。



「てんとうむし消失錯視」

中心を見ていると、12匹のてんとうむしが見えない。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (December 10)



cf.


周辺視では解像度が低くて見えない、というわけではない。




「直線付近でのドット消失錯視」

5つの角丸長方形にはそれぞれ4つの灰色のドットが入っているが、あるドット入りの角丸長方形を見ていると、他のドット入りの角丸長方形のドットが知覚しにくくなる。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2016 (September 11)

●直線に置かれたものでも輝度コントラストが低いと消えて見えやすい。


「隠れんぼモナちゃん(リザちゃんかも)」

モナリザが見えるかも。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2023 (August 2)

  

暗い画像単独あるいは明るい画像単独なら見えやすい。

●コントラストが高いものが近くにあるとコントラストが低いものが消えて見えやすい。





自分の顔でやると楽しいかもしれない。

「ワードやパワポでつくる高周波パターンによる隠し絵」


原稿 (クリックしてPDFをダウンロード)



(素材)

画像 (クリックして高解像度ファイルをダウンロード)



つくり方

加算的色変換と乗算的色変換

 




関連する運動視の錯視

フットステップ錯視

青い長方形の列は上下とも一定の速度で右に動いているが、上の列は速度が速くなったり遅くなったりして見える。

Anstis, S. M. (2001). Footsteps and inchworms: Illusions show that contrast modulates motion salience. Perception, 30, 785–794. https://doi.org/10.1068/p3211

Kitaoka, A. & Anstis, S. (2021). A review of the footsteps illusion. Journal of Illusion, 2, #5612, 1-22. https://doi.org/10.47691/joi.v2.5612




「トロクスラー効果・四色盛」

Troxler effect

中央の固視点を見ていると、色パッチが消えていくように見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2010 (April 24)


●境界が明瞭でない狭い領域は消えて見えやすい。



「色相環の消失」

十字を見ていると、色相環が消えて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2020 (May 24)

●境界が明瞭でも消えて見えやすい刺激もある。



「motion-induced blindness のデモ」

白いドットが消えて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2025 (May 5)

運動誘導性消失錯視(motion-induced blindness)

Bonneh, Y., Cooperman, A. and Sagi, D. (2001) Motion induced blindness in normal observers. Nature, 411, 798-801.

●境界が明瞭でも、動くものが近くにあると消えて見えやすい刺激もある。




「高知城と金閣」

この図を近くで見ると高知城が見え、遠くから見ると金閣が見える。視力が低くてメガネで矯正している人は、メガネを取ると、近くでも金閣が見える。このような画像を、ハイブリッド画像(hybrid image)という(Oliva, Torralba and Schyns, 2006)。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (October 25)

Oliva, A., Torralba, A., and Schyns, P. G. (2006) Hybrid Images. ACM Transactions on Graphics, ACM Siggraph, 25(3), 527-532.




図が小さければ、近くで見ても金閣が見える。




 

金閣さんと高知城さん


+

●高空間周波数成分と低空間周波数成分の合成の画像では、後者が消えて見えやすい。



「十字隠し電球」

右の図に左の図のような十字形が隠れているが、気づくのに時間がかかる。「よい連続の要因」というゲシュタルト心理学の法則を用いた隠し絵。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2007 (April 25)

●「よい連続の要因」で知覚的に埋没する視覚像が存在する。





見られてはまずい落書きをすばやく消すにはどうすればよいか?

皆さんに推薦する心理学的手法

認定心理士会の公開セミナーのページより)



変化の見落とし(change blindness)




「変わったのはどこ?」

2枚の画像が切り替わるたびに、1箇所だけ変化する。

Copyright Akiyoshi .Kitaoka 2006 (May 24)







ステレオフューズすれば一発でわかる(該当部分が視野闘争する)。





それでもわからない人向けの動画

変化したところがポップアウトする。


Rensink, R. A, O'Regan, J. K., and Clark, J. J. (1997) TO SEE OR NOT TO SEE: The need for attention to perceive changes in scenes. Psychological Science 8 (5): 368–373.

Simons, D. J. and Levin, D. T. (1997) Change blindness. Trends in Cognitive Psychology, 1, 261-267.


●ポップアウトしないものは検出しにくい。





特徴探索のデモ: 1つしかないターゲットは簡単に見つかる。ポップアウトする(ボトムアップ的に注意が向く)。





結合探索のデモ: 1つしかないターゲットがポップアウトしないので、1つ1つの絵にトップダウン的に注意を当てていく必要がある。




「不変化の見落とし」

「変わらないのはどこ?」

2枚の画像が切り替わるたびに、8つのうち1つだけ変化しない。それはどこ?

Copyright Akiyoshi .Kitaoka 2007 (May 26)










ブランクなしならすぐわかる。




あるのにないように見える錯視(消失錯視)のまとめ
●視細胞のないところに投射された像は消えて見える。
●縦線と横線の交点に置かれたものは消えて見えやすい。
●斜線と斜線の交点に置かれたものも消えて見えやすい。
●曲線に置かれたものは消えて見えやすい。
●直線に置かれたものでも輝度コントラストが低いと消えて見えやすい。
●コントラストが高いものが近くにあるとコントラストが低いものが消えて見えやすい。
●境界が明瞭でない狭い領域は消えて見えやすい。
●境界が明瞭でも消えて見えやすい刺激もある。
●境界が明瞭でも、動くものが近くにあると消えて見えやすい
●高空間周波数成分と低空間周波数成分の合成の画像では、後者が消えて見えやすい。
●「よい連続の要因」で知覚的に埋没した視覚像が存在する。
●ポップアウトしないものは検出しにくい。




2. ないのにあるように見える錯視(主観的輪郭他)


カニッツァの三角形(Kanizsa triangle)

白い三角形が、3つの黒い円と逆三角形の上にあるように見えるが、その辺の半分以上に物理的な境界手がかりはなく、背景の白が連続している。その部分を主観的輪郭(subjective contour)と呼ぶ。


エーレンシュタイン図形(Ehrenstein figure)

垂直・水平の線による格子パターンのうち、交わる部分の一定範囲を取り除いて背景と一体化けさせると、そこに白い錯視的円盤が知覚される。


ネオン色拡散(neon color spreading)

垂直・水平の線による格子パターンのうち、交わる部分の一定範囲に色を付けると、そこにその色の錯視的円盤あるいは錯視的ダイヤモンド型が知覚される。

Van Tuijl, H. F. J. M. (1975). A new visual illusion: Neonlike color spreading and complementary color induction between subjective contours. Acta Psychologica, 39, 441-445.



考察

ネオン色拡散は、並置混色あるいはスリット視として説明できるかもしれない。



ヘルマン格子錯視(Hermann grid illusion)

白の格子の交点に、錯視的な暗い円盤状のものが見える。



きらめき格子錯視(scintillating grid illusion)

格子の交点に置かれた白い円盤の中に暗い円盤状のものが見える。

Schrauf, M., Lingelbach, B., & Wist, E.R. (1997). The scintillating grid illusion. Vision Research, 37, 1033-1038.


視覚的ファントム(visual phantoms)

動く明暗のサイン波輝度変調縞に垂直に暗のオクルーダーを置くと、オクルーダーの上を縞の暗の部分が橋渡しして動いて見える(上の動画)。一方、明のオクルーダーを置くと、オクルーダーの上を縞の明の部分が橋渡しして動いて見える(下の動画)。


References

Gyoba, J. (1983). Stationary phantoms: A completion effect without motion and flicker. Vision Research, 23, 205-211.

Kitaoka, A., Gyoba, J., Kawabata, H., & Sakurai, K. (2001). Perceptual continuation and depth in visual phantoms can be explained by perceptual transparency. Perception, 30, 959-968. https://doi.org/10.1068/p3082

Rosenbach, O. (1902). Zur Lehre von den Urtheilstäuschungen. Zeitschrift für Psychologie, 29, 434-448.

Tynan, P., & Sekuler, R. (1975). Moving visual phantoms: A new contour completion effect. Science, 188, 951-952.



ランダムドットの輝度を変調した視覚的ファントム

白いランダムドットの輝度をサイン波状に変調して、その変調を右に動かすと、黒のオクルーダーの上を暗いファントムが渡って、右に動いて見える。


薄氷ドリフト錯視で作成された視覚的ファントム

右に動く密の領域と左に動く疎の領域があり、前者は後者の手前の面にあるように見えるが、その手前に見える面がオクルーダーを渡ってつながってて見え、密の領域と一緒に右に動いて見える。

薄氷ドリフト錯視



クラシックな錯視

古典的な幾何学的錯視の例。(a)ミュラー=リヤー錯視。上下の水平線分は同じ長さであるが、下の方が長く見える。(b)エビングハウス錯視。リングの中の円は左右同じ大きさであるが、大きい円のリングに囲まれた左の円よりも、小さい円のリングに囲まれた右の円の方が大きく見える。(c)ボンゾ錯視。Λや<の頂点に近い方に置かれた対象が大きく見える。具体的には、2本の水平線分は同じ長さだが、上の方が長く見える。2つの円は同じ大きさだが、左の方が大きく見える。(d)ポッゲンドルフ錯視。2つの斜線は一直線上にあるが、右の斜線の方が上方に変位して見える。(e)ツェルナー錯視。垂直より反時計回りに45度傾いた黒い線は互いに平行だが、交互に傾いて見える。交差する短い線との交差角度の過大視の現象である。(f)へリング錯視(湾曲錯視)。水平線分が曲がって見える。上の線分は上に凸、下の線分は下に凸に見える。(g)ミュンスターベルク錯視。白と黒の正方形の列を図のようにずらして配置し、列の境界に線分を描くと、図ではそれらは水平であるが、交互に傾いて見える。本図のように線が灰色の時は、カフェウォール錯視(Café Wall illusion)と呼ばれることが多い。(h)フレーザー錯視。垂直より反時計回りに45度傾いた仮想線に沿って短い斜線の列が描かれているが、列の傾きは短い斜線の傾きの方向に変位して見える。ツェルナー錯視とは逆の錯視である。(i)フレーザー錯視の渦巻き錯視。フレーザー錯視では、傾いて見えるのは線分であるが、傾いて見える対象を円状に配置した時に観察できる錯視である。具体的には、同心円が渦巻きのように見える。


参考書

後藤倬男・田中平八(編)(2005) 錯視の科学ハンドブック 東京大学出版会

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北岡明佳 (2010) 錯視入門 朝倉書店

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北岡明佳 (2019) イラストレイテッド 錯視のしくみ 朝倉書店

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錯視はユビキタス(そこら中にある)

静脈が青く見える錯視 ・・・ 静脈は青く見えるが、画素は青くない。
Veins appear to be bluish, though the pixels are not.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2018 (May 3)



「静脈錯視」

青白く撮れた写真の場合でも、この手の青く浮き出て見える静脈は物理的には青くなく、彩度の低い黄色かオレンジ色であった。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2014 (April 24)


静脈ではない部分の肌と静脈部分の肌の比較


肌の画像のRGB値の分布


「青く見える電車」

The train cars appear to be bluish, though the pixels are yellowish.

すべてのピクセルは黄色の色相(一部灰色)であるが、電車の車体は青く見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2018 (September 9) (caption February 12, 2019)

histogram equalization↓  ↑histogram compression



(おもに北岡の)錯視いろいろ

No. 1 in popularity


"Rotating snakes"

Disks appear to rotate.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2003

Kitaoka, A. (2017). The Fraser-Wilcox illusion and its extension. A. G. Shapiro and D. Todorović (Eds.), The Oxford Compendium of Visual Illusions, Oxford University Press, pp. 500-511. PDF --- Figures --- PDF (scanned copy)



No. 2

"Primrose field"

The image appears to wave.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2002



No. 3

"Green and blue spirals"

There appear to be spirals of light green or light blue. Actually, they are identical (r = 0, g = 255, b = 150).

Copyright A.Kitaoka 2003



No. 4

"A bulge"

The floor appears to bulge out, though this image consists of only squares.

Copyright A.Kitaoka 1998



"Cushion"

This image appears to bulge out, though it consists of squares and rectangles aligned vertically or horizontally.

Copyright A.Kitaoka 1998



No. 5

"Hatpin urchin (pink)"

The image appears to wiggle in the radial direction.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2013 (November 19)





No. 6

"Drifting Emboss illusion"
(sine type)

The inset appears to move.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2016 (February 15)



No. 7


「ブラックホール」

黒い領域が拡大して見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2020 (January 23)

文献 (藤原の錯視デザイン)

藤原功基・松田博子・北岡明佳 (2018) 新しい動く錯視図形の提案 平成29年度日本色彩学会関西支部大会 大阪電気通信大学 駅前キャンパス・2018年3月3日(土) (ポスター発表)

Laeng, B., Nabil, S., & Kitaoka, A. (2024). Tunnel motion: Pupil dilations to optic flow within illusory dark holes. Perception, 53(10). https://doi.org/10.1177/03010066241270493



Recently popular 1

Differences in perceived speed pic.twitter.com/V42VxQDRZ3

— Akiyoshi Kitaoka (@AkiyoshiKitaoka) February 4, 2020


speedillusion-IMG_6690.mp4


知覚速度自由自在 pic.twitter.com/lHMg6Bv7oG

— Akiyoshi Kitaoka (@AkiyoshiKitaoka) December 19, 2019

takatsuki-IMG_4280.mp4



Recently popular 2

"Illusory reddish coke can"

The Coca-Cola can appears to be reddish, though it consists of black and white stripes.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2021 (October 13)



Recently popular 3

"Who am I?"

This is a intensely degraded image, but it can be perceived as it is (Mona Lisa).

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2022 (January 30)



Recently popular 4

"Bamboos"

Columns appear to move.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2014 (January 5)


Sometimes popular 1

(additive color change version)

Edwin Land's two-color method version

Strawberries appear to be reddish, though the pixels are not.



Sometimes popular 2

"Entangling illusion"

The two concentric rings appear to be entangled.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2019 (May 1)



Sometimes popular 3

"Water spirals"

Concentric rings appear to be spirals.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (March 3)



Sometimes popular 4

Some observer sees red in front of blue, and another observer sees blue in front of red. pic.twitter.com/zg4eDTkWCL

— Akiyoshi Kitaoka (@AkiyoshiKitaoka) November 14, 2019

Chromostereopsis


色立体視4




My favorite 1


"kind of fluttering heart"

The heart apepars to move when the image is swayed.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2019 (September 23)



My favorite 2

"A train that runs with its doors open"

A train appears to move rightward.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2021 (February 9)

北岡明佳 (2021) 「輝度変化による運動錯視(リバースファイなど)の再検討」 (2021年3月2日(火)15:40~16:20・第15回錯覚ワークショップ(Zoom Webinar)) Presentation (html)



Amazing illusion (not my illusion but a popular demo I made) 1



A demo of the kickback illusion

Rectangles appear to wobble when caught in vertical lines, though they move coherently at a constant speed.

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2021 (August 17)

Howe, P. D. L., Thompson, P. G., Anstis, S., Sagreiya, H., & Livingstone, M. S. (2006). Explaining the footsteps, belly dancer, Wenceslas and kickback illusions. Journal of Vision, 6, 1396–1405. doi: 10.1167/6.12.5

Kitaoka, A. & Anstis, S. (2021). A review of the footsteps illusions. Journal of Illusion, 2, #5612, 1-22. PDF --- Website --- https://doi.org/10.47691/joi.v2.5612 --- Movies and figures

Kitaoka, A., Anstis, S., & Kobayashi, Y. (2006). Footsteps illusion. VSS 2026 Demo Night, May 18, 2026, St. Pete Beach. Movie



錯視の研究成果の応用の試行錯誤


「静脈錯視を応用した静脈可視化ツール」

vein_visualization02JPEG.exe

Before (上) After (下)

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2014 (April 27)


「視点フリーのイメージハンプ」

3本の狭い領域が凸に見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2018 (March 8)

「視点フリーのイメージハンプの基本図形」

単なる勾配の異なる輝度グラデーションの組み合わせである。相対的に輝度勾配の急な領域が凸に見える現象である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2018 (March 8)


身近な応用?:落書きをすばやく隠すの手法


まずいものを、すばやく消すにはどうすればよいか。



ゲシュタルト要因の例


まずいものを、すばやく消すにはどうすればよいか。


(認定心理士の)皆さんに推薦する心理学的手法


ゼミ生(2019年度星野ゼミ)3回生上田君の提案




バカ  バカ  バカ

カバカバカバカバカバカバ






その他

「でっカー ベタ踏み坂隠し」

手前のクルマをコピペして奥に置くと、大きく見える。

Copyright Aliyoshi Kitaoka 2017 (October 3)


エイムズの部屋(Ames room)



この坂道はかなりの急勾配に見えるが、6.1%(3.49゜)の勾配である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2017 (September 8) 大根島より望遠レンズで撮影。カメラは、NIKON P900。撮影日は 2017年9月8日(金)。以下同様。



みんな撮る撮る。




「グランフロント大阪 The Lab. 錯視店の看板を利用した色の錯視デモ」

左の画像の「立命館大学」のピースは白く見え、「凸版印刷」のピースは黄色く見えるが、それらはそれぞれ、右の画像の青くみえる「立命館大学」のピースと黒く見える「凸版印刷」のピースと同じ色である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2021 (September 26)



「RGBで白と黒」

左の絵の髪と服は白く見え、右の絵では黒く見えるが、同じRGBの縞模様である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2016 (August 15)

拡大画像


原図


動画表現


cf.

「白と黒」

左の絵の髪と服は白く見え、右の絵では黒く見えるが、同じ輝度の灰色である。左は乗算的色変換(透明変換)、右は加算的色変換(半透明変換)。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2018 (May 28)


「錯視的黄色」

右下の円の一部は黄色に見えるが、黒と白の縞模様である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2021 (June 12)

拡大図


原図は減法混色の図

Illusory yellow is perceived. pic.twitter.com/8jgjQglo0v

— Akiyoshi Kitaoka (@AkiyoshiKitaoka) June 12, 2021


最後に、簡単に描ける色の錯視のつくり方


ビフォー


アフター



ご清聴、ありがとうございました!

 



北岡明佳の錯視のページ