街角錯視 3
日常生活で見られる錯視を収集してみました。
2005年11月1日より
上賀茂神社バス停側の鳥居(一ノ鳥居)から広場(?)とその向こうの上賀茂神社を見たところ。神社側の鳥居(二ノ鳥居)が遠く見える。 |
上賀茂神社側から見た2つの鳥居とその間の広場。バス停側の鳥居(一ノ鳥居)が左の写真に比較して、より近くに見える。 |
上賀茂神社の立砂(たてずな) |
紅葉の上賀茂神社 |
静粛な境内 |
「上賀茂神社の錯視」
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (May 18)
立教大学・新座キャンパス(埼玉県)の正門側から見た生垣錯視。向こうの出口が近く見える。 |
左の生垣通路を反対側から見たところ。正門側が遠く見える。人物(C大学のI先生)が見えるから、仕掛けはわかりやすい。 |
「立教大学の生垣錯視」
Photo by Akiyoshi Kitaoka 2008 (May 18)
このアイデアは増田知尋研究員によるとのことである。なお、生垣の上にアーチを付けるというアイデアも提案したが、事務方に却下されたとのことである。また、この錯視にとって大いに邪魔である横の建物を撤去するという案は、実現していない。 <2008年5月25日>
「ゆがんだ階段錯視 in 信楽」
階段の下の方は左に傾いて見え、上の方は右に傾いて見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (April 21)
上から見ると、上の方は右に傾いて見える。たぬきに化かされたという可能性もある。
「立命館大学シャトルバスの錯視」
びわこ・くさつキャンパス行きの立命館大学のシャトルバスが動き出すように見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (February 13)
「おもちゃの線路のジャストロー錯視」
同じ大きさの線路が違った大きさに見える。写真の置き方では、下の方が大きく見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2007 (August 17)
幼稚園児でも知っていて、教えてくれたりします。
「新刊本の本棚が傾いて見える錯視」
あるいは
「面陳錯視」
ジュンク堂大阪本店の新刊本を並べる本棚に起こる傾き錯視。下の2つの木の枠は水平なのだが、右に傾いて見える(ツェルナー錯視)。この棚の配架法は面陳というのだそうだ。
Copyright Keita Hiraki 2007
ジュンク堂書店の平木啓太さんより, July 29, 2007
こっちの写真の方がわかりやすいだろうか・・・奥の棚は面陳をしていないので、錯視の起きていない棚との比較ができる。もっとも、実際に見た方が効果が大きいので、大阪近辺の人は見に行った方が早い。ついでに、「だまされる視覚 錯視のたのしみ方」と「トリック・アイズ デザイン」などをたくさん買っていくと、自宅の書棚でも楽しむことができる。
北岡明佳のコメント: 上の写真を送ってくれた店員さんは立命館大学文学部出身者とのことなので、下記の錯視などもよろしいかも。
「立命館心理学傾き錯視」
「立命館」文字列は右下がりに見え、「心理学」文字列は右上がりに見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (August 7)
「今城の傾き錯視」
電子メールの名前とアドレスのセットが右に傾いて見える。
Copyright Yuka
Imajo 2004
立命館大学文学部人文総合インスティテュート(人間と情報)の今城裕香さんより, 2004/10/5
「平面の舗道が上下にうねって見えたり、動いてみえたりする錯視」
西宮市大谷記念美術館前だそうです。
Copyright HT 2007
from HT,Osaka, June 4, 2007
北岡明佳のコメント: 今年のVSSで泊まったホテル Hyatt Sarasota の廊下の絨毯の柄もこんな感じであった。
「廊下が長く見える錯視」
この廊下は、水戸駅南口の新しいホテルの廊下だそうで、実際よりも長く見えるという。
Copyright Atsuko Hasegawa
2007
from Atsuko Hasegawa, January 25, 2007
北岡明佳のコメント: 廊下の実際の長さがわからないので、後日、現地調査が必要だなあ・・・ 龍安寺の石庭錯視、上賀茂神社の参道錯視、鶴岡八幡宮の参道錯視の仲間かな。そうすると、遠くほど天井が低いとか、廊下の幅が狭くなるとかの仕掛けが必要であるが、ホテルでそれをするかあ? ところで、水戸と言えば偕楽園。梅のシーズンには臨時駅に電車が停まります(北岡は筑波大学出身)。
札幌駅前のビルに傾き錯視があるとの報! <2006年12月14日>
(さっぽろサイエンス観光マップ 2006-12-13)
「クルマが動いて見える錯視」
なんとなくクルマが動いて見える。ゴールデンウィークに帰省中、淡路サービスエリアの観覧車より撮影。
2005年5月11日
新しくできた観覧車は一人600円(3歳以上だったか)と高いせいか、駐車場は満車なのに人気がなく、すぐ乗れて拍子抜けした。なお、景色の方はと言うと、明石大橋が上から眺めることができて、大変良い。観覧車は淡路サービスエリアの下り線側(鳴門・徳島・高知方面)にあるが、上り線側(明石・神戸・京都方面)のサービスエリアからはハイウェイオアシスという閑古鳥型サービスエリアを介して、クルマのまま行くことができる(途中に通行券の検問所がある)。
「京大和の懐石メニューの錯視」
値段もみやびなせいか、メニューの字が波打って見える。
2005年11月1日