ビーバップ!ハイヒールに出た錯視デザイン
2008年4月10日(木) ようこそ!視覚の不思議ワールドへ! ABC(朝日放送)「ビーバップ!ハイヒール」 23:32〜24:32 (関西ローカル)で紹介された錯視デザインです。
2008年4月11日開設
「安全工学傾き錯視」
「安全工学」文字列は右上がりに見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2007 (April 15)
少し動いて見えるような気も・・・
「蛇の回転」
蛇の円盤が勝手に回転して見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2003 (September 2, 2003)
「自己主張の強い花」
花が拡大して見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (March 11)
「すべる正方形」
内側の正方形領域が右に動いて見える。眼鏡をかけている人は、顔を横に向けて眼鏡の端でこの図を見ると、黒・赤・白・シアンの部分と、青・マゼンタ・黄・緑の部分があるように見えるが、実際の色は黒・マゼンタ・白・緑である。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (March 13)
色の効果は、図が小さい方が大きい。
「コメの波 2008」
図が波打って見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (February 25)
「踊るハート達」
ハートが動いて見える。めがねをかけている人は、めがねを動かすとよく見えるかもしれない。離れたところから見ると、明るくなった時のハートは白のランダムドットより手前に見え、暗くなった時のハートは奥に見える人が過半数と予想される。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (December 20)
文献
Kitaoka, A. and Ashida, H. (2007) A variant of the anomalous motion illusion based upon contrast and visual latency. Perception, 36, 1019-1035.
Kitaoka, A, Kuriki, I. and Ashida, H. (2006) The center-of-gravity model of chromostereopsis. Ritsumeikan Journal of Human Sciences, 11, 59-64. PDF
(c) Nobuyuki Kayahara 2003
「シルエット錯視の図解的説明」
ご覧の通りである。
Copyright
Akiyoshi Kitaoka 2007 (December 23)
ホロウマスク錯視とべクションの画像はこちらにはありません。
ホロウマスク錯視(hollow mask illusion, hollow face illusion)の最古の文献は、Howard (1983) によると Schröder (1858) である。もちろん、この錯視を有名にしたのは、Gregory (1970) の「インテリジェント・アイ」である。 <2008年4月13日>
Gregory, R. L.. (1970) The Intelligent Eye. London: Weidenfeld and Nicolson.
Howard, I. P. (1983) Occluding edges in apparent reversal of convexity and concavity. Perception, 12, 85-86.
Schröder, H. (1858) Ueber eine optische Inversion bei Betrachtung verkehrter, durch optische Vorrichtung entworfener physischer Bilder. Annalen der Physik und Chemie, 181, 298-311.
べクションの部屋を作ったのは、池新田高校の生徒さん達です。彼らが静岡科学館る・く・るに出品していたのを、朝日放送のディレクターが見つけて、出演交渉をしたものです。
以下、錯視本の宣伝
北岡明佳(監修) ニュートン別冊 脳はなぜだまされるのか? 錯視 完全図解 (2007年10月刊行)
北岡明佳著 だまされる視覚 錯視の楽しみ方 化学同人 (2007年1月刊行) 好評発売中
北岡明佳著 トリック・アイズ グラフィックス カンゼン (2005年8月刊行) 好評発売中
NHK「爆笑問題のニッポンの教養」の錯視のページ → こちら
NHK教育の錯視コーナーの宣伝
2008年4月5日(土)、NHK教育「科学大好き土よう塾」(10:30〜11:14)のミニコーナー「さっかく君」に、「光る菊」が登場。上手な見せ方に拍手。番組そのものも、おもしろい。司会のルー大柴さんは落ち着いた味を出していてよかったし、前田知洋さんの「科学マジックの部屋」のクロースアップマジック(人形が仕切りを通り抜けるマジック)もすばらしかったです。そのマジックは種明かしがなかったとしてもすばらしかったのですが、種が明かされると理科的おもしろさがクロースアップするところがさらにすばらしい。 ところで、登場した錯視作品を紹介するページを作りました(こちら)。 <2008年4月5日>
携帯錯視サイトの宣伝
ドコモの携帯で、錯視デザインの公式サイトが、4月7日にオープンしました。アクセス方法は以下の通り。 <2008年4月7日>
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