服部研究室立命館大学 総合心理学部/大学院人間科学研究科

人間の「賢さ」と「愚かさ」の認知心理学

私たちの心や頭脳は,どのようなしくみになっているのでしょうか。

人間は,コンピュータのように速く計算することはできません。しかも,多くの間違いをします。しかし,人間はコンピュータにはない鋭い直感と柔軟性を持ち,優れた創造性を発揮します。さらに,感情は人と人のつながりを強め,社会的な協調が個人の総和以上の力を発揮することもあります。

こうした「賢さ」の反面,私たちは,偏見に囚われ,ジンクスや迷信を信じ,不合理な衝動買いを続け,嫉妬や憎悪によって果てしない負のスパイラルに陥るといった「愚かさ」も持っています。しかし,私たちの認知が,長い進化の過程で形作られてきたことを思えば,「賢さ」と「愚かさ」は,実は同じ特性の表と裏なのかもしれません。

当研究室では,こうした人間の知性の両面性に光を当てながら,推論・判断や問題解決の特性について明らかにすることを目標にしています。

What's New?

2023/9/20–21
今津サンブリッジホテルでゼミ合宿を行いました。icon
2023/9/15
安陪梨沙(D2)と服部雅史(教授)が執筆した概念合成に関する論文が『認知科学』 誌の「若手研究者の認知科学特集」(第30巻第3号)に掲載されました。

安陪 梨沙・服部 雅史 (2023). 概念合成課題の創造性に対するアドホックカテゴリ想起の影響 認知科学, 30(3), 365–369. https://doi.org/10.11225/cs.2023.020

2023/9/7
安陪梨沙(D2)が,服部雅史(教授),林勇吾先生と共同で行った研究を日本認知科学会第40回大会にてポスター発表しました。

安陪 梨沙・服部 雅史・林 勇吾 (2023, September 7–9). ロボットによる課題進行は創造的認知を促進するか:評価不安・信頼・ロボットへの印象に着目して 日本認知科学会第40回大会 公立はこだて未来大学

2023/9/7
中村脩人(M1)が,服部雅史(教授)と共同で行った研究を日本認知科学会第40回大会にてポスター発表しました。

中村 脩人・服部 雅史 (2023, September 7–9). 類推における検索の意図性は構造的類似性の高いベースの想起を促すか 日本認知科学会第40回大会 公立はこだて未来大学

2023/9/5
西田勇樹(OB),服部雅史(教授),織田涼(OB)が執筆したRATと洞察能力に関する論文が『心理学研究』 誌(第94巻第5号)に掲載されることになり,オンラインで早期公開されました。

西田 勇樹・服部 雅史・織田 涼 (2023). 遠隔連想テストは何を測るか 心理学研究, 94(5). https://doi.org/10.4992/jjpsy.94.22024

2023/8/31
織田涼(OB)と服部雅史(教授)が執筆した覚醒と性格の手がかり利用に対する影響に関する論文が Japanese Psychological Research 誌に掲載されることになり,オンラインで早期公開されました。

Orita, R., & Hattori, M. (2023). Who takes the clue? Relationships between internal and external factors in creative problem solving. Japanese Psychological Research. Advance online publication. https://doi.org/10.1111/jpr.12470

2023/8/24
安陪梨沙(D2)が,服部雅史(教授),林勇吾先生と共同で行った研究を The 13th International Conference on Cognitive Science にてポスター発表しました。

Abe, L., Hattori, M., & Hayashi, Y. (2023, Augsut 23–25). Differences between human and robot experimenters in creative problem solving: An experimental investigation focusing on fear of negative evaluation. The 13th International Conference on Cognitive Science (ICCS 2023). Seoul National University, Korea.

2023/8/19
服部雅史(教授),織田涼(OB),西田勇樹(OB)が執筆した洞察問題解決における潜在手がかり利用に関する論文がプレプリントとして PsyArXiv にて公開されました。

Hattori, M., Orita, R., & Nishida, Y. (2023, August 19). When a clue is unhelpful: Dynamics of cognitive control and automated processes in insight problem solving. PsyArXiv. https://doi.org/10.31234/osf.io/gv5z3

2023/8/2
ゼミ飲み会@た藁や icon
2023/8/2
4回生卒業研究集中ゼミ@AN413
2023/4/29
ゼミBBQ@京都タワービル屋上
2023/4/17
服部雅史(教授)のインタビュー記事が「80億人の表現者」に掲載されました。
2023/4/1
当研究室に新しいメンバー(3回生11人)を迎えました。
2022/12/21
ゼミ飲み会@浜焼きまるっぽ
2022/9/21–22
OICセミナーハウスでゼミ合宿を行いました。
2022/9/21
集中ゼミ@C373ラーニングシアター
2021/9/22
集中ゼミ@AS550
2021/7/24
ゼミ新歓企画@AC338
2021/2/10
ゼミオフ会@B棟コロキウム
2020/9/24
集中ゼミ@AC338
2020/7/29
織田涼(OB)と服部雅史(教授)が執筆した感情と潜在認知に関する論文が日本心理学会優秀論文賞に選ばれました。(特設ページ

Orita, R., & Hattori, M. (2019b). “Positive and negative affects facilitate insight problem solving in different ways: A study with implicit hints.”

2020/6/29
第2回ゼミ飲み会@Zoom
2020/6/25
服部雅史(教授)が分担執筆した思考心理学の専門書が出版されます。

S. Elqayam, I. Douven, J. St. B. T. Evans, & N. Cruz (Eds.), “Logic and uncertainty in the human mind: A tribute to David E. Over.”

2020/6/1
第1回ゼミ飲み会@Zoom
2020/4/1
当研究室に新しいメンバー(3回生11人)を迎えました。
2020/1/21
本研究室が,三菱鉛筆株式会社と共同研究した成果が製品開発に活かされ,「uni-ball one」という新製品として発売になります(商品紹介ページ
2019/12/26
服部雅史(教授)が監修した記事が掲載された 『VOGUE JAPAN 2020年2月号』(2019年12月26日発売)(「直感力の正体[思考編]:よりよい直感力を獲得するための,8つの方法」)が発刊されました。
2019/12/1
西田勇樹(PD),服部雅史(教授),黒田都雲(B3),小野いづみ(B3)が,三菱鉛筆株式会社との共同研究の成果を日本基礎心理学会第38回大会にてポスター発表しました。 icon

西田勇樹・服部雅史・黒田都雲・小野いづみ・小林武・古場涼太・加賀美洋介 (2019a). 「筆記文字の濃さは記憶を促進するか:非流暢性効果(逆効果)の検討」

2019/11/20
第4回ゼミ飲み会@ニパチ。
2019/9/18
服部雅史(教授)が分担執筆した『公認心理師の基礎と実践8 学習・言語心理学』がついに刊行されました。

服部雅史 (2019b).「第11章 言語と推論」

2019/8/24
西田勇樹(PD)が,織田涼(OB)・服部雅史(教授)との共同研究を国際学会 ICCS 2019 (12th International Conference on Cognitive Science, Seoul, Republic of Korea) にてポスター発表をしました。 icon

Nishida, Y., Orita, R., & Hattori, M. (2019a). “Recalling can be an obstruction in solving an insight problem: The retrieval-induced impasse hypothesis.”

2019/7/16
第3回ゼミ飲み会@ニパチ。
2019/6/29–30
今津サンブリッジホテルでゼミ合宿を行いました。icon
2019/4/10
ゼミ新歓(第1回ゼミ飲み会)@茨木金魚。
2019/4/1
当研究室に新しいメンバー(3回生11人)を迎えました。
西田勇樹(PD)がOIC総合研究機構の専門研究員(ポストドクトラルフェロー)に着任しました。
2019/3/23
西田勇樹(D3)に「博士(文学)」が授与されました。
2019/3/26–27
「創造的認知の潜在性と意識的コントロール」研究会(科研費基盤(B) プロジェクト拠点会議)が開催されました(OIC C272, C271)。
2019/3/20
卒業式:服部ゼミ第20期卒業生8名が社会に巣立ちます。icon
2019/3/16
ゼミ追いコン(第5回ゼミ飲み会)@チキチキチキン河原町店。icon
2019/3/9
服部雅史(教授)・織田涼(OB)・西田勇樹(D3)が,国際学会 ICPS 2019 (3rd International Convention of Psychological Science, Paris, France) にて2件のポスター発表をしました。 icon

Hattori, M., Orita, R., & Nishida, Y. (2019a). “A cue can cause an impasse: Paradoxical dynamics of problem solving and creativity.”
Orita, R., & Hattori, M. (2019a). “The activated affective valence alters the way to assimilate helpful cues in insight problem solving.”

2019/1/1
服部雅史(教授)が,日本認知科学会 編集委員長に就任しました。
2018/12/23
服部雅史(教授)が,第22回人工知能美学芸術研究会で招待講演を行いました。

服部雅史 (2018h).「ディープ+メタ+α:思考の合理性・創造性・意識性をめぐって」 icon icon icon

2018/11/19
第4回ゼミ飲み会@一寸茨木店。icon
2018/11/1
服部雅史(教授)が執筆した論文が 『人工知能』 第33巻6号 [Amazon] に掲載されました。

服部雅史 (2018g).「人工知能は創造的認知の何を語るか:思考の二重性と合理性に基づく一考察」

2018/10/6–7
OICセミナーハウスでゼミ合宿を行いました。icon icon
2018/9/27
織田涼(OB)が日本心理学会第82回大会(仙台国際センター)にて小講演をしました。

織田涼 (2018).「高次認知プロセスの潜在性と顕在性:洞察問題解決と対人認知の実験的研究」

2018/9/20
織田涼(OB)と服部雅史(教授)が執筆した感情と潜在認知に関する論文が Japanese Psychological Research 誌(第61巻2号)に掲載されることになりました。

Orita, R., & Hattori, M. (2019b). “Positive and negative affects facilitate insight problem solving in different ways: A study with implicit hints.”

2018/7/28
織田涼(OB)が,服部雅史(教授)との共同研究を国際学会 CogSci 2018 (40th Annual Meeting of the Cognitive Science Society, Madison, USA) にてポスター発表しました

Orita, R., & Hattori, M. (2018a). “Goodness of ideas is judged based on affective valence: A study using the remote associates task.”

2018/6/15
服部雅史(教授)が分担執筆した『基礎心理学実験法ハンドブック』がいよいよ6月下旬に刊行されることになりました。

服部雅史 (2018f).「4.5.2 演繹的推論」「4.5.4 ウェイソン選択課題」

2018/5/28
第2回ゼミ飲み会@はなの舞。
2018/4/16
織田涼(OB)・服部雅史(教授)・西田勇樹(D3)の3名による日本語遠隔連想課題(RAT)に関する論文の 『心理学研究』 誌(第89巻4号)への掲載が決まりました。

織田涼・服部雅史・西田勇樹 (2018a).「洞察問題としての日本語版 Remote Associates Task の作成」

2018/4/8
ゼミ恒例の花見大会。今年は見学ツアーも兼ねて衣笠キャンパスにて開催。桜は終わってました(泣)。二次会は鳥二郎北野白梅町店。icon
2018/4/1
当研究室に新しいメンバー(3回生11人)を迎えました。
大学院人間科学研究科が大阪いばらきキャンパスにオープンしました。
織田涼(OB)が東亜大学人間科学部講師に着任しました。
2018/3/27–28
「創造的認知の潜在性と意識的コントロール」研究会(科研費基盤(B) プロジェクト拠点会議)が開催されました(OIC C371,B棟研究会室3)。
2018/3/24
織田涼(助手)が博士学位授与式にて「博士(文学)」を授与されました。
2018/3/20
卒業式:服部ゼミ第19期卒業生が社会に巣立ちます。icon
2018/3/15
服部雅史(教授)が第21回全脳アーキテクチャ勉強会で講演をしました。

服部雅史 (2018c).「人の推論の合理性と二重性」

2018/3/14
服部雅史(教授)が 『認知科学』 第25巻1号の巻頭言を執筆しました。

服部雅史 (2018b).「認知研究のアカデミズム」

2018/3/12
ゼミ追いコン(第6回ゼミ飲み会)@Bar 2Door。
2018/1/31
卒業論文ポスター発表会(アカデメイア21 中野記念ホール)で,ゼミの卒業生全員が発表しました。icon
能島君が優秀賞を受賞! 3年連続ゼミ生受賞の快挙です。
西田勇樹(D2)が,Univ of Milan-Bicocca での3ヶ月間の研究のためイタリアに発ちました。
2018/1/19
総合心理学部 新3回生ゼミ所属 第1次選考結果発表。4月から新しいゼミ生となる11名が決定しました。
2018/1/18
服部雅史(教授)が執筆した記事が 『心理学ワールド』 80号に掲載されました。

服部雅史 (2018a).「人間と人工知能,どちらが合理的?」

2018/1/17
第5回ゼミ飲み会@MOON三条木屋町店。
2018/1/15
修士論文の締切日:2名の修了生が無事提出しました。
2018/1/12
織田涼(助手)の博士学位申請論文の公開審査が実施されました。17時30分〜18時50分 衣笠キャンパス末川記念会館第2会議室にて。
2017/12/23
織田涼(助手)の日本心理学会第81回大会での発表が「2017年度日本心理学会学術大会優秀発表賞」を受賞することになりました。

織田涼・服部雅史・西田勇樹 (2017a).「洞察問題としてのRAT日本語版の作成」icon

2017/12/20
卒業論文の締切日:ゼミの卒業生10名が無事卒論を提出しました。
2017/11/6
西田勇樹(D2)・服部雅史(教授)・織田涼(助手)の3名で執筆した洞察問題解決のレビューの論文が 『立命館人間科学研究』 誌に掲載されることになりました。

西田勇樹・服部雅史・織田涼 (2018a).「洞察問題解決におけるアイデア生成:抑制メカニズムに関するレビュー」

2017/10/29
西田勇樹(D2)・織田涼(助手)・服部雅史(教授)・Valeria Castoldi(外国人特別研究員)・Laura Macchi(共同研究者)の5名で実施した洞察問題解決における抑制機能に関する研究の論文が 『認知科学』 誌に掲載されることになりました。

西田勇樹・織田涼・服部雅史・V.カストルディ・L.マッキ (2018a).「洞察問題解決におけるアイデア生成と抑制機能」

2017/10/10
第4回ゼミ飲み会@居酒屋トリゴロー河原町店。
2017/9/22
服部雅史(教授)の共同研究者が,研究成果を日本心理学会第81回大会にてポスター発表しました。

服部郁子・G. Politzer・服部雅史・J. Baratgin (2017a). 「条件文の否定をどうとらえるか:日常言語における条件文の否定」

2017/9/21
西田勇樹(D2)が,織田涼(助手)・服部雅史(教授)ほかと共同で行った研究を日本心理学会第81回大会にてポスター発表しました。

西田勇樹・V.カストルディ・織田涼・服部雅史・L.マッキ・M.コペーリ (2017a). 「洞察問題解決における閾下プライミング効果と認知資源」

2017/9/20
織田涼(助手)が,服部雅史(教授)・西田勇樹(D2)と共同で行った研究を日本心理学会第81回大会にてポスター発表しました。

織田涼・服部雅史・西田勇樹 (2017a). 「洞察問題としてのRAT日本語版の作成」

2017/9/13
服部雅史(教授)が,日本認知科学会第34回大会のオーガナイズドセッションにて招待講演をしました。

服部雅史 (2017b). 「合理性と目標多重性:限定合理性と二重合理性を超えて」 icon

2017/8/16
日本学術振興会外国人特別研究員(欧米短期)の Valeria Castoldi 氏 (Univ of Millan-Bicocca) が来日しました。
2017/7/27
西田勇樹(D2)の申請研究が日本学術振興会「若手研究者海外挑戦プログラム」(2018年1月31日–7月31日,イタリア)に採択されました。

「創造的思考における意識コントロールと無意識の相互作用」

2017/7/15–16
三重県名張市赤目四十八滝「滝本屋」にてゼミ合宿を行いました。 icon
2017/6/20
織田涼(助手)と服部雅史(教授)が執筆した対人認知に関する研究の論文が 『実験社会心理学研究』 誌(第57巻2号)に掲載されることになりました。

織田涼・服部雅史・八木保樹 (2018a).「検索容易性効果のメカニズム:認知負荷と認知欲求の影響」

2017/6/17
織田涼(助手)と服部雅史(教授)が,日本認知科学会 知覚と行動モデリング研究分科会 (SIG P&P) にてポスター発表をしました

織田涼・服部雅史 (2017a). 「感情が洞察問題解決における潜在ヒントの利用に及ぼす効果」 icon

2017/5/30
第2回ゼミ飲み会@星のしずく河原町店。
2017/4/30
宮川法子(M2)と服部雅史(教授)が執筆した文字の非流暢性効果に関する論文が 『認知科学』 誌(第24巻3号)に掲載されることになりました。

宮川法子・服部雅史 (2017a).「文字の流暢性が単語記憶課題に与える影響:ワーキングメモリの観点から」

2017/4/5
今年もやりました! ゼミ恒例の花見大会@平野神社。
2017/4/3
織田涼(助手)の申請研究が科研費「若手研究(B)」に採択されました。

「外生的ヒントと内生的活動が洞察問題解決に及ぼす逆説的影響とその認知基盤」

2017/4/1
当研究室に新しいメンバー(3回生10人)を迎えました。
2017/3/31
服部雅史(教授)が執筆(共著)した因果推論に関する論文が Thinking & Reasoning 誌に掲載されることになりました。

Hattori, I., Hattori, M., Over, D. E., Takahashi, T., & Baratgin, J. (2017a). “Dual frames for causal induction: The normative and the heuristic.”

2017/3/24
織田涼(助手)と西田勇樹(D1)が,国際学会 ICPS 2017 (2nd International Convention of Psychological Science, Vienna, Austria) にてポスター発表をしました

Orita, R., Nishida, & Hattori, M. (2017a). “Paradoxical relationship between exogenous cues and endogenous activity in insight problem solving: The influence of two types of inhibitory controls.” icon

2017/3/21
卒業式:服部ゼミ第18期卒業生が社会に巣立ちます。icon
2017/3/6–26
西田勇樹(D1)が,Univ of Milan-Bicocca, Italy の Prof. L. Macchi 研究室に滞在し,洞察問題解決の共同研究を実施中。icon
2017/3/3–4
「創造的認知の潜在性と意識的コントロール」研究会(科研費基盤(B) プロジェクト拠点会議)が開催されました(OIC C371,B棟研究会室1)。icon
2017/1/25
卒業論文ポスター発表会(アカデメイア21 中野記念ホール)で,ゼミの卒業生全員が発表しました。icon
2017/1/17
服部雅史(教授)が Frontiers in Psychology, section Cognition の Review Editor に就任しました。
2016/12/20
卒業論文の締切日:無事,ゼミの卒業生全員が卒論を提出しました。
2016/11/25
OIC認知心理学研究会(第17回認知研究会 合同研究会)が開催され(17:00–18:30 OIC C472),財津亘氏(富山県警科学捜査研究所)により「犯罪捜査のための心理学とデータサイエンス」,中田友貴氏(立命館大学院文学研究科D2)により「戦後における科捜研・科警研と心理学的研究」の研究発表がありました。icon
2016/11/14
服部雅史(教授)が分担執筆した思考心理学の専門書が書店で入手可能になりました。

N. Galbraith, E. Lucas, & D. Over (Eds.), “The thinking mind: A festschrift for Ken Manktelow.”

2016/11/3
西田勇樹(D1)が,関西心理学会第128回大会にて以下の昨年度の発表に対する研究奨励賞を受賞しました。icon

西田勇樹・織田涼・服部雅史 (2015b).「遠隔連想課題における潜在的手がかりと認知抑制」

2016/11/1
西田勇樹(D1)が,2016年(11月度)第16回ライスボールセミナー(衣笠)にて講演しました。icon

「ひらめきの心理学:洞察問題解決における潜在認知プロセスの解明」

2016/10/29
西田勇樹(D1)が,日本基礎心理学会第35回大会にてポスター発表をしました。

西田勇樹・織田涼・服部雅史 (2016b). 「見えない手がかりを意識的努力によって取捨選択できるか:洞察問題解決における閾下プライミングを用いた検討」

2016/10/23
服部雅史(教授)が執筆した認知心理学のテキストが出版されました。

御領謙・菊地正・江草浩幸・伊集院睦雄・服部雅史・井関龍太 (2016a). 最新認知心理学への招待:心の働きとしくみを探る[改訂版] サイエンス社

2016/9/30
服部雅史(教授)が執筆した三段論法推論データに関する論文が Data in Brief 誌に掲載されることになりました。

Hattori, M. (2016d). “Model fitting data from syllogistic reasoning experiments.”

2016/9/10
服部雅史(教授)が,第3177回 立命館土曜講座で講演しました。

「考えることの認知科学:思考の意識性と合理性」(特集:認知科学の挑戦と発見)

2016/9/9
服部雅史(教授)が執筆した三段論法推論の確率的表象に関する論文が Cognition 誌に掲載されることになりました。

Hattori, M. (2016c). “Probabilistic representation in syllogistic reasoning: A theory to integrate mental models and heuristics.”

2016/9/1
英語ページを全面改訂し公開しました。
2016/8/4
服部雅史(教授)が,国際学会 ICT 2016 (8th International Conference on Thinking, Brown Univ., Providence, USA) の招待シンポジウムにて口頭発表しました。icon

Hattori, M., & Hattori, I. (2016a). “Dual frames in causal reasoning and other types of thinking: An emprical test.”

2016/7/27
織田涼(助手)が,国際学会 ICP 2016 (31st International Congress of Psychology, Pacifico Yokohana, Japan) にてポスター発表をしました

Orita, R., & Hattori, M. (2016a). “Malleability and durability of implicit attitude: The influence of approach and avoidance behavior.”

2016/7/26
西田勇樹(D1)が,国際学会 ICP 2016 (31st International Congress of Psychology, Pacifico Yokohana, Japan) にてポスター発表をしました

Nishida, Y., Orita, R., & Hattori, M. (2016a). “A benefit of ‘flagging inhibition’ in insight problem solving.”

2016/7/2–3
高島市白浜荘にてゼミ合宿を行いました。
2016/6/19
宮川法子(M1)が,日本認知心理学会第14回大会にて口頭発表をしました。

宮川法子・服部雅史 (2016a).「文字の非流暢性と記憶成績:個人特性の検討」

2016/6/10
近刊書 The thinking mind の出版情報が公表されていました(「出版の紹介」ページ参照)。
2016/4/16
西田勇樹(D1)が,関西心理学会第127回大会の研究奨励賞を受賞することになりました。
2016/4/2
平野神社にて恒例のゼミ花見大会をしました。
2016/4/1
当研究室に新しいメンバー(3回生11人+院生2人)を迎えました。
西田勇樹(D1)が日本学術振興会特別研究員(DC1)に就任しました。
総合心理学部が大阪いばらきキャンパスにオープンしました。
以上,エイプリルフールの冗談でした。(というのは嘘です。)
2016/3/25
服部研究室(ゼミ)のサイトをリニューアルしました。サイトを作成してくれた広垣友里絵さん(ゼミOG)に感謝します。

サイト更新: 2023年9月26日 (火) 13:30

サイト作成: 広垣友里絵 (2016/3/2)