動画を使った錯視 4
2006年2月23日開設
警告: このページは本物の動画のページなので、長時間見続けないようにして下さい。ポケモン効果のようなフリッカー刺激は当然避けていますが、未知の危険要因もあるかもしれません。転載厳禁。
「黒目誘導性まつげ線運動錯視」
まつげが上瞼からのびるように見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (June 16)
コントロール刺激です。黒目が出なくても、まつげは上瞼から伸びるように見えるような気が・・・
「まつげ誘導性黒目すとんと落下錯視」
黒目が落ちるように現われる。これも線運動錯視?
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (June 16)
コントロール刺激です。まつげが出なくても、黒目は落ちてくるように見えるような気も・・・
K学院大学の蒲C先生、ご注文の品はこんな感じだったでしょうか。
オマケ
「おめめぱっちり錯視」
線運動錯視だけでなく、representational momentum みたいな効果付き?
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (June 17)
「ノイズ放射線」
この運動刺激に順応してから、静止画を眺めると、放射状のノイズが短時間見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (May 1)
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (April 30)
「継時的エビングハウス錯視」
同時でなくても、大きいものに囲まれると小さく、小さいものに囲まれると大きく見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (January 16)
「ハハハ拍動」
ガクガクして見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2007 (September 4)
「踊るハート達 3」
ハートが動いて見える。めがねをかけている人は、めがねを動かすとよく見えるかもしれない。離れたところから見ると、明るくなった時のハートは白のランダムドットより手前に見え、暗くなった時のハートは奥に見える人が過半数と予想される。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (December 20)
文献
Kitaoka, A. and Ashida, H. (2007) A variant of the anomalous motion illusion based upon contrast and visual latency. Perception, 36, 1019-1035. new! PDF request to me
Kitaoka, A, Kuriki, I. and Ashida, H. (2006) The center-of-gravity model of chromostereopsis. Ritsumeikan Journal of Human Sciences, 11, 59-64. PDF
「踊るハート達 2」
ハートが動いて見える。めがねをかけている人は、めがねを動かすとよく見えるかもしれない。離れたところから見ると、明るくなった時のハートは白のランダムドットより手前に見え、暗くなった時のハートは奥に見える人が過半数と予想される。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (December 19)
今年も卒論指導は締め切りの前日までかかった。心臓に悪いなあ。
文献
Kitaoka, A. and Ashida, H. (2007) A variant of the anomalous motion illusion based upon contrast and visual latency. Perception, 36, 1019-1035. new! PDF request to me
Kitaoka, A, Kuriki, I. and Ashida, H. (2006) The center-of-gravity model of chromostereopsis. Ritsumeikan Journal of Human Sciences, 11, 59-64. PDF
「収縮するレコード盤」
レコードが収縮するように見える。アニメーションを止めることが出来れば(右クリックでメニューを出す)、拡大方向の強い運動残効が見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (September 17)
私はStuart Anstis先生の spoked wheel illusion と同じと思うのだが、Anstis先生は何とおっしゃるのかな。
Anstis, S. (2003) Levels of motion perception. In Harris, L. and Jenkin, M. (Eds.) Levels of Perception, New York: Springer.
「回転型永久機関」
内側のリングは時計回りに、外側のリングは反時計回りにいつまでも回転して見える。
Copyright Akiyoshi .Kitaoka 2006 (September 2)
アニメーションしなくても半永久機関ではあるのだが↓
「運動の彎曲」
2つのドットは平行に運動しているが、傾いた軌跡を示すように見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (August 23)
鷲見・中村(2005)*は下記3論文を引用。
*鷲見成正・中村信次 (2005) 運動の錯視 後藤倬男・田中平八(編)「錯視の科学ハンドブック」東京大学出版会, pp. 259-283.
Nihei, Y. (1973) A preliminary study on the geometrical illusion of motion path: The kinetic illusion. Tohoku Psychologica Folia, 32, 108-114.
Nihei, Y. (1975) The effect of direction of motion on the magnitude of the geometrical illusion of motion path: The kinetic illusion II. Tohoku Psychologica Folia, 34, 88-94.
Swanston, M. T. (1984) Displacement of the path of perceived movement by intersection with static contours. Perception & Psychophysics, 36, 324-328.
北岡明佳のコメント: 中心視では鋭角過大視(ツェルナー錯視・へリング錯視タイプ)で、周辺視では鋭角過小視(フレーザー錯視・間接効果タイプ)のようだ。上記の論文を読んでいないので、そういうことが書かれているのかどうかわからない。 <2006年8月24日>
北岡明佳のコメント2: 論文を読んだところ、Nihei (1973, 1975)はポッゲンドルフ錯視のみを実験している。従って、本デザインのような主線が運動ドットのツェルナー錯視を研究した最初の論文はSwanston (1984) ということになる。なお、Swanston (1984) 論文には、周辺視では鋭角過小視(フレーザー錯視・間接効果タイプ)になるという指摘はなかった。 <2006年8月25日>
「玉洗い」
玉の輪が回転して見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (February 23)