学的

2006年6月13日より


「電波」

水平に並べた水平線分が傾いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (July 10)


「隠されたジャストローの台形錯視」

上の図の台形が下の図の台形よりも大きく見える(ジャストローの台形錯視)がこれにすぐには気づかないのは、影が物体の空間位置の知覚に及ぼす効果のデモンストレーション(影の位置が違うだけなのだが上図では球が浮いて見える)に注意が取られてしまうためであろう。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 29)


「回旋」

それぞれの円で矢羽の先端は垂直線上にあるのであるが、左の円では右に傾いて見え、右の円では左に傾いて見える(ミュラー・リヤー錯視)。さらに、動く錯視があって、この効果を促進する方向に作用している。カーソルを図の上に持っていくと、矢羽の先端が実際に垂直線上にあることが確認できる(確認できずに、逆方向に傾いて見える錯視を見ることもある)。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 27)

Jasmina has registered this image in Visiome. <January 18, 2013>
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「ミュラー・リヤー錯視の減量」

左右の矢羽の先端間の距離は上下で同じであるが、下(外向図形)が上(内向図形)よりも長く見える(ミュラー・リヤー錯視)。この図には動く錯視があって、上の矢羽の先端の間隔は長くなる方向に、下の矢羽の先端の間隔は短くなる方向に動いているように見えることがある。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 27)


「ポッゲンドルフ錯視の増量」

左下と右上の斜線は一直線上にあるが、右上の斜線は相対的に右の方にずれて見える(ポッゲンドルフ錯視)。この図には動く錯視があって、右上の斜線は右に、左下の斜線は左に動いているように見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 22)

この図はほとんどポッゲンドルフ錯視基本図形だから、もともとポッゲンドルフ錯視には動く錯視があって、ズレて見えるのは動く錯視によるrepresentational momentum のような説はどうだ!(査読論文に通すのは大変そうなので、無審査ホームページで垂れ流したりして・・・)


「ブレンターノ型ミュラー・リヤー錯視の増量」

左右の矢羽の先端間の距離は同じであるが、左側が右側よりも長く見える(ミュラー・リヤー錯視・ブレンターノ型あるいはミュラー・リヤー錯視・接次図形)。この図には動く錯視があって、真ん中の矢羽が右に動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 24)


「ミュラー・リヤー錯視の増量」

左右の矢羽の先端間の距離は上下で同じであるが、下(外向図形)が上(内向図形)よりも長く見える(ミュラー・リヤー錯視)。この図には動く錯視があって、上の矢羽の先端の間隔は短くなる方向に、下の矢羽の先端の間隔は長くなる方向に動いているように見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 22)


「亀の回回回回回回転」

図で6つある「回」という字は、紫と黄の要素図形を正方形状に配列してあるのだが、ひずんで見える(縁飾りエッジの錯視)*。また、回という字が動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 20)

*Kitaoka, A., Pinna, B., and Brelstaff, G. (2004). Contrast polarities determine the direction of Café Wall tilts. Perception, 33, 11-20.

カメというよりワタリガニ?


「月明かりに照らされた生まれたばかりのカメ」

垂直・水平に描かれたカメの境界が傾いて見える(縁飾りエッジの錯視)*。また、カメの集団が波打って動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 17)

*Kitaoka, A., Pinna, B., and Brelstaff, G. (2004). Contrast polarities determine the direction of Café Wall tilts. Perception, 33, 11-20.

ダリの作品みたいにタイトルが長くなってしまった。


「蛇の回回回回回回転」

図で6つある「回」という字は、青と黄の要素図形を正方形状に配列してあるのだが、ひずんで見える(ずれたエッジの錯視)*。また、回という字が動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2006 (June 13)

*Kitaoka, A., Pinna, B., and Brelstaff, G. (2004). Contrast polarities determine the direction of Café Wall tilts. Perception, 33, 11-20.


クラシックな感じの幾何学錯視の作品集3

クラシックな感じの幾何学錯視の作品集2

クラシックな感じの幾何学錯視の作品集1


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