色の恒常性錯視と両眼闘争
(色の錯視13の一部分 + α)
2012年10月18日より (color13p.html before May 12, 2018)
「加算的色変換と両眼闘争」
2つの図を両眼融合して見ると、イチゴは両眼闘争しないが、円内の色は闘争する。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2018 (May 12)
「色の恒常性による両眼闘争の抑制」
2つの図を両眼融合して見ると、左目はオレンジ色と緑色の間の両眼闘争を起こすが、右目は黄色に見えたままである。しかし、右目は左目と同じく、物理的にはオレンジ色と緑色なのである。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (June 29)
色の恒常性は高次な知覚という先入観が私にはあったが、本図は低次処理の証拠となるかもしれない。
「色の恒常性による両眼闘争」
2つの図を両眼融合して見ると、右目はシアン色(水色)と赤色の間の両眼闘争を起こすことがあるが、左目は灰色に見えたままである。しかし、どちらの右目も左目と同じく、物理的には灰色なのである。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (June 29)
両眼の情報が統合される前に色の恒常性が成立していないと両眼闘争はしないよね・・・その論理でいいのか??
「明るさの恒常性による両眼闘争の抑制」
2つの図を両眼融合して見ると、左目は暗い灰色と明るい灰色との間の両眼闘争を起こすが、右目は明るい灰色に見えたままである。しかし、右目は左目と同じく、物理的にはそれぞれ暗い灰色と明るい灰色なのである。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (June 29)
輝度コンテラスが重要なのでしょう、と言われちゃうかも・・・
「明るさの恒常性による両眼闘争」
2つの図を両眼融合して見ると、右目は明るい灰色と暗い灰色の間の両眼闘争を起こすことがあるが、左目は中くらいの灰色に見えたままである。しかし、どちらの右目も左目と同じく、物理的には中くらいの灰色なのである。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (June 29)
やっぱり輝度コンテラスが重要なのでしょう、と言われちゃうかも・・・
色の錯視13
(本ページの元のページ)