図形・反図形

since August 14, 2008



「高知城と金閣」

この図を近くで見ると高知城が見え、遠くから見ると金閣が見える。視力が低くてメガネで矯正している人は、メガネを取ると、近くでも金閣が見える。このような画像を、ハイブリッド画像(hybrid image)という(Oliva, Torralba and Schyns, 2006)。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (October 25)

Oliva, A., Torralba, A., and Schyns, P. G. (2006) Hybrid Images. ACM Transactions on Graphics, ACM Siggraph, 25(3), 527-532.




図が小さければ、近くで見ても金閣が見える。




 

金閣さんと高知城さん


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「立命館大学と金閣」

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (October 25)



(improved version Copyright Akiyoshi Kitaoka 2010 (September 18))


「どっちを見ているのかわからない人」

この画像を近くで見ると、人物にとって右側を見ているように見えるが、遠くから見たり、メガネをかけている人はメガネをはずして見ると、左側を見ているように見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (August 17)

より微妙なバージョン



「どっちを見ているのかわからない人 2」

この画像を近くで見ると、人物は下を見ているように見えるが、遠くから見たり、メガネをかけている人はメガネをはずして見ると、上を見ているように見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (August 17)



「和風の妻と義母」

向こうを向いた若い女性と、こちらを見ている年齢の高い女性という見え方が反転する。「妻と義母」の和風改変版である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (August 13)



「とかげ人間」

向こうを向いたおねえさんと、とかげ人間が反転する。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (August 13)


「ルビンの盃・昼と夜」

模様付きのルビンの盃である。ついでにいうと、盃部分は上下同じであるが、上は暗く、下は明るく見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (July 25)

References

Anderson, B. L. and Winawer, J. (2005) Image segmentation and lightness perception. Nature, 434, 79-83.


「うずしお風ルビンの盃」

模様付きのルビンの盃である。ついでにいうと、盃部分は左右同じであるが、左よりも右の盃が暗く見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (July 19)


「ABC & G13」

上段の中央の文字は「B」と読まれ、下段の右端の文字は「13」と読まれるが、物理的には全く同じ形である。下段については、漫画の「ゴルゴ13」(さいとう・たかを著)を知らない人や日本語を読めない人(この文字列に文脈のない人)は、「B」と読むこともあるかもしれない。文脈効果の例であるが、普通は下段は「12、13、14」である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (February 20)


「青と黄のメガホン」

メガホンが図地反転する。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (December 22)


「リアルなルビンの盃」

黒い横顔2つか白い盃1つが見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2008 (August 14)


多義図形・反転図形2

多義図形・反転図形


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