H3

前期・金曜1限・敬234

2013年4月18日より


シラバス  

講義内容 ダウンロード資料 その他
1 ガイダンス (4/12) - 心理学専攻による施設等の紹介です。
2 質問紙法 1 (4/19) -
5回生の質問紙研究協力とデブリーフィング




3 質問紙法 2 (4/26) -
授業内質問紙法実験「モナリザを用いた視線方向の知覚研究」のフィードバックと実験計画法・研究法・心理統計法の基礎の講義

簡単な質問紙作り。

4 情報教室実習 1 (5/10)  
Campus Web

「学生による学生のための心理学研究マニュアル」を用いて、CiNiiで実習。 

TAの高城さんのパワポによる復習

5 質問紙法 3 (5/17金)  
グループで質問紙作り。

6 情報教室実習 2 (5/18土)  
 北岡の研究紹介

北岡明佳 (2013) 「色依存のフレーザー・ウィルコックス錯視におけるプルキンエシフト様の現象」 (2013年2月27日(水) 13:30- NTTコミュニケーション科学基礎研究所内(厚木市)) 発表に使用したウェブページ --- ハンドアウト

参考: Kitaoka, A. (2006) Configurational coincidence among six phenomena: A comment on van Lier and Csathó (2006). Perception, 35, 799-806. PDF animations Fig .6

7 質問紙法 4 (5/24)  
グループで作った質問紙のナンバーワンを実際にやってみる。

 8 文献講読 1 (5/31)   
論文を読んで要約し、グループ発表・講評。 

秋元頼孝・宮澤志保 (2011). アイロニーの受け取り方を規定する要因の検討 心理学研究, 82, 370-378.

9  傾斜装置等の見学 (6/7)  
啓明館・創思館

<全体スケジュール案>
9:00 教室集合(敬234) 出席確認
9:05 - 9:10 移動
9:10 - 9:40 第1班は啓明館の施設見学
第2班は創思館の施設見学
9:40 - 9:50 移動
9:50 - 10:20 第1班は創思館の施設見学
第2班は啓明館の施設見学
10:20 - 10:30 移動・そのまま解散

<啓明館施設見学内訳案>
啓3F第1~3臨床実習室見学(使用されていれば省略)

啓4Fプレイルーム・観察準備室

啓4F聴覚実験室,視知覚実験室

啓4F資料整理室で心理の備品披露(ここで30分まで時間調整)

10 情報教室実習 3 & 文献講読 2 (6/14)  
各自自分で論文を選んで読んで要約し、抽選で発表・講評

11 文献講読 3 (6/21)   
英語論文を読んで要約し、グループ発表・講評。

12 グループ研究 1 (6/28)  
グループに分かれて、何か研究を立案

13 グループ研究 2 (7/5)  
グループごとに研究を遂行

14 心理学面白クイズ (7/12)  
団体戦でクイズに答えて総合得点を競う。

Q1 半側空間無視
Q2 賢いハンス
Q3 サブリミナル
Q4 色の恒常性錯視
Q5 お釈迦様の認識論

15 グループ研究 3 (7/19)  
グループ研究の成果発表会

北岡明佳の連絡先

電子メール akitaoka@lt.ritsumei.ac.jp (電子メールは出勤中は必ずチェックしております)
電話  075-466-3402 (外線)     3718 (内線)
オフィス  尽心館1階718号室 (訪問に予約は不要ですが、電子メールでの予約を薦めます)

北岡は月曜から金曜まで出勤しております。ただし、学会等で出張した時だけは、電子メールのチェックはしませんので、その間は連絡が取れません。


成績の評価は出席の比重が最も大きく、次いで提出物の出来と授業中の発言等を勘案して決めます。


心理学の推薦教科書一覧(ワードファイル・4MB)(下記とほぼ同じ)


心理学の教科書・その1

北岡明佳著 現代を読み解く心理学 丸善出版 2005年 (ISBN4-621-07544-6) 定価2100円

もっと情報

通読できます。臨床心理学、性格心理学、認知心理学、教育心理学、・・・といった章立てとなっています。ただし、講義内容を本にしたものなので、毎回出席する人にはなくてもいいかもしれません。著者の専門は知覚心理学のため、錯視図形が豊富に載っています。とりあえず心理学を概観したいという初学者向きです。


心理学の教科書・その2

松田隆夫編 心理学概説 培風館 1997年 (ISBN4-563-05612-X) 定価1900円

良書です。心理学の広い範囲をていねいに網羅しています。概論書としては分量が多いのが難点かもしれませんが、1章1章は平易です。おもに立命館大学の先生方が執筆しています。内容の豊富さに比べて値段がかなり低目に設定されています。


心理学の教科書・その3

鹿取広人・杉本敏夫 (編) 心理学 [第2版] 東京大学出版会 2004年 (ISBN4-13-012041-7) 定価2400円

わかりやすく、分量も適切な良書です。通読も可能かもしれません。構成の美しい、スタンダードな教科書です。伝統ある高木貞二著「心理学」の現代版であるという位置づけも風格があります。5章「感覚・知覚」(下條信輔先生執筆)などすばらしい。買って眺めただけで勉強できたような気にさせてくれるこの美しさが難と言えば難。


心理学の教科書・その4

今田寛・賀集寛・宮田洋(編) 心理学の基礎 [3訂版] 培風館 2003年 (ISBN4-563-05670-7) 定価1700円

しっかりした概論書です。硬派の教科書という感じなので、心理学を文系と誤解している人には向かないかもしれませんが、自然科学としての心理学の使命感がビシビシ伝わってくる教科書です。おもに関西学院大学の先生方が執筆しています。値段が低く設定されています。


心理学の教科書・その5

リタ・L・アトキンソン、リチャード・C・アトキンソン、エドワード・E・スミス、ダリル・J・べム、スーザン・ノーレン=ホークセマ(著)、内山一成(監訳) ヒルガードの心理学 ブレーン出版 2002年 (ISBN4-89242-681-4)  定価19950円

定評あるアメリカの心理学概論書の翻訳です。1500ページもあります。内容は平易で、具体的な実験のことなどもわかりやすく書かれています。分厚いだけに何でも書いてあるわけですが、必要なところを探し出すのは大変です。辞書的に使えます。値段の高さに難があります。


心理学の辞書

中島義明・子安増生・繁桝算男・箱田裕司・安藤清志・坂野雄二・立花政夫 心理学辞典 有斐閣 1999年 (ISBN4-641-00259-2)  定価7140円

最新の用語もしっかり網羅した心理学の辞典の定番です。心理学の辞書・辞典にはいろいろありますが、迷わずこれを選びましょう。できれば購入していつも手にしておくのが望ましいです。7000円を超える値段は決して高くない。パラパラと眺めるだけでも勉強になります。文献まで完備していて、将来専門家になるようなことがあっても使い続けられます。


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