2005年5月22日より


「蛍光の赤の渦巻き」

オレンジとピンクの蛍光色の渦巻きがあるように見えるが、どちらも普通の赤である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (December 2)


「緑のタヌキ」

中央の灰色が緑に見える。こういう深い緑はモニターでは出せないはずだったのだが・・・

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (October 14)

このタイトルはひょっとして登録商標だったりするかな。


「ピンクの正方形2」

中央の灰色がピンクに見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (October 14)


「非接触ながらも色の対比」

同じ赤が、左ではマゼンタがかって見え、右ではオレンジがかって見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (September 30)

遠隔色対比

Tさんよりコメント(2005/9/30): 右のオレンジの正方形の方が左より少し大きく見えます。

北岡明佳のコメント: 本当だ。左の黄色部分はコントラストが低いからやや小さく見える。それなら大きさの対比で左の赤い領域が大きく見えそうである。しかし、なぜだかわからないが逆である。そこで、大きさの同化で左の方が小さく見える、と言うことにしよう。でも、これでは現象に振り回された物言いである。なぜ同化なの、というところの説明なしだもんね。空間周波数対比の方が説明がよろしいかな。それにしても、見えの大きさも見えの空間周波数も物理学的次元ではなく心理学的次元なわけで、心理量が引き起こす対比と同化だなんて今まであったのだろうか・・・ (2005/10/1)


「のりがはがれたあと」

白背景に青と黒の格子なのだが、黄色いものが見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (September 30)

Probably this is one variant of neon color spreading.

Van Tuijl, H. F. J. M. (1975). A new visual illusion: Neonlike color spreading and complementary color induction between subjective contours. Acta Psychologica, 39, 441-445.

Sohmiya, S. (2005) Explanation for neon color effect in achromatic line segments on chromatic inducers based on the multiple interprertation hypothesis. Perceptual and Motor Skills, 101, 267-282.


「ハエタタキ」

同じ赤が、左では少しマゼンタ寄りに見え、右ではオレンジがかって見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (September 30)

遠隔色対比


「サイコロの9の目」*

青みを帯びた丸が3つあるように見えるが、実際は灰色である(r = 185, g = 185, b = 185)。正しく灰色に見える人もいる。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (June 15)

*そんなものはない。


「金箔」

左と右の正方形が黄色味がかって見えるが、実際は灰色である(r = 150, g = 150, b = 150)。正しく灰色に見える人もいる。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (June 15)


「隠れ家」

しばらく(10秒以上)ぼんやり見ていると、9つの灰色(r = 95, g = 95, b = 95)の正方形が金色に見えてくる。さらに、注視している正方形は他の正方形よりも明るい金色に見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (June 11)

色対比には数秒の時間がかかるという論文がありましたら北岡まで。


「強化型色対比」

<基本図形と考えられるので著作権フリー(引用は必要)>

正方形の色は a = d と b = c のように見えるが、物理的な色は b = d である。

by Akiyoshi Kitaoka 2005 (May 27)

ただの色対比にあらず。上下の正方形を取ると、錯視量が減る(下図)。

Piersの論文1)に刺激されて作成。

1) Howe, P. D. L. (2005) White's effect: Removing the junctions but preserving the strength of the illusion. Perception, 34, 557 - 564.

もし先行研究で同じものがあるのを発見されましたら、ご一報下さい。直ちに修正します。 北岡にメールする


「花壇」

同じ赤がオレンジ色やマゼンタ色に見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2002
in Trick Eyes, 2002

reproduced in May 27, 2005 (トリックアイズ上の名称は「花屋さん」)


「あじさい」

斜めに並んだ3個同士は同じ色であるが、右の方が赤味が多く見える。

Copyright A.Kitaoka 2005 (May 26)


「レモン色の渦巻きとクリーム色の渦巻き」

渦巻きにはレモン色のとクリーム色のと2種類あるように見えるが、どちらも同じ黄色(R255, G255, B0)である。

Copyright A.Kitaoka 2005 (May 22)


色の錯視


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