当たり屋チラシ を疑ってみよう!
(このページは福島大学行政社会学部社会心理学研究室が作成したものを立命館大学文学部心理学科応用社会心理学研究室に移築したものです)
「当たり屋が来ました!」「注意しましょう」というチラシが回ってくることがあります。
これってホント?
本当だとしたら気をつけなければいけないし、人にも教えてあげなければいけません。でも、
ちょっと待って!
その前に一呼吸。
まず、
仮にリスト自体がいい加減なものであった場合、そこに記載されているナンバーの車の持ち主はどう思うでしょうか。
そもそも
このチラシのナンバーは誰が記録したのでしょうか?
ナンバーが分かっているのに警察などが取り締まらないことがあるでしょうか?
実在する車のナンバーなのでしょうか?
こういうことを考えてみると、簡単には信じることはできないようです。
また、チラシを手にした人は、自分の身の回りだけでおきている現象だと思うかもしれませんが、実際には同じようなチラシが同時期にいろいろな地域で配られています。当たり屋ではなく、「当たり屋チラシ」が来ているのです。
最近では1996年春に流行しました。このことについては「当たり屋情報は偽情報!」のwebページも参照してください。
現在、当たり屋チラシの研究を継続中です。チラシを見かけた方は収集にご協力ください。くわしくはこちらのページを!