福島大学行政社会学部
法と心理学研究会
ちょっとした実験・試みの紹介コーナー
実験1:模擬陪審裁判
有名な女子高校生校門圧死をモチーフに、ある陪審裁判がはじまった。法廷に立った教師、弁護人、検察官の熱弁に、下された評決は・・・・
実験2:目撃証言の信憑性
大学の講義中に先生にピザを食べてもらいたいと一人の男性が教室に入室するが誤って別の教室に入ってしまったため、一人の女性がそれを伝えに男性を引き戻しに来る。あわてた男性はピザを床に落とししまい、女性が雑巾でそれをふき二人はその場を立ち去るが・・・・
実験3:捜査が犯人識別に与える影響
一人の男が、ゼミ室から緑の鞄を持ち去った。次の週、それが盗難事件であるとしったゼミ員は、一人一人捜査官から取り調べを受けた・・・・
捜査官は一人の被疑者にターゲットをしぼり尋問を続けたが、真犯人は・・・・
シナリオ
実験4:集団による記憶想起変容への圧力
教室におかれた黄色いチューリップ。後日、3人の仲間が「赤い花だった」と言うのを聞いた学生は、その後正しく「黄色い」花だったと答えられるか?
実験5:顔の向きが顔の再認に及ぼす効果
再認時に提示される顔の向きは正面顔が一番いいと言えるだろうか?最初に見たときの顔の向きとは関連しないのだろうか?
実験6:ストレス下における対人認知
暗い夜道を歩いていると、正面から男が歩いてくる。通り過ぎたあとであなたはその男の顔を思い出せるか?大学祭でおばけやしきを作って模擬実験!
速報版はここをクリックすると見れます。
実験7:取材プロセスと目撃証言
1997年5月におきた、神戸の「淳君殺害事件」において浮上した「黒いポリ袋をもつ男」。なぜこのような犯人像が語られ、共有されたのか?取材プロセスが証言をゆがめたのではないだろうか?
ほんのちょっとだけ詳しい説明はここをクリック!
実験8:テレビ会議システムと民事裁判
民事訴訟法改正により、証拠調べにTV会議システムの使用が可能になりました。この新しいメディアの影響を多角的に検証するプロジェクトが進行中。
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