クラシックな幾何学的錯視の作品集21
2020年4月22日より

「アモーダル縮小か、背丈縮小錯視か」
上段では縦長の長方形が5つあり、同じ大きさである。しかし、横長の長方形によって内側を覆い隠されている中央の縦長の長方形は、縦の長さが短く見える。この錯視は、アモーダル縮小(amodal shrinkage)と呼ばれるであろう。しかし、下段のように縦長の長方形を手前に出しても、縦長の長方形は短く見える。これは「背丈縮小錯視」であるから、上段も「背丈縮小錯視」なのではないか。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2025 (December 1)

遮蔽するものが短い場合のアモーダル縮小(上段)は、デルブーフ錯視の外円の過小視錯視の形が長方形の変種(中段・下段)なのではないか。

「背丈縮小錯視」
赤い長方形はすべて同じ大きさであるが、黒い三角形に挟まれた中央の長方形の高さが短く見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2025 (May 10)
北岡明佳 (2025) 見た目はクラシックだがおそらく新しい幾何学的錯視「背丈縮小錯視」の研究 日本基礎心理学会第44回大会@朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター・2025年11月30日(日)14:30-15:30・ポスター発表(P2-14)














「三角形の背丈縮小錯視」
三角形はすべて同じ大きさであるが、中央の三角形の高さが短く見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2025 (November 29)

「市松模様錯視の波の錯視2024」
すべて垂直・水平に配列した正方形でできているが、曲がって見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2024 (July 1)

「エクセルエラーバー錯視」
エラーバーは上下同じ長さだが、下の方が短く見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2024 (January 12)

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2022 (January 21)
彭・伊藤・蘭(2022)のアイデア
階段錯視とその逆傾斜錯視・彭小倩・伊藤裕之・蘭悠久・視覚学会2022冬
日本視覚学会2022年冬季大会プログラム
期 日:2022年1月19日(水)~1月21日(金)
場 所:オンライン(ZoomとGatherを併用.参加者にメール連絡)
主 催:日本視覚学会
2日目(2022年1月20日木曜日)
10:30–12:00 セッション4(ポスター発表)
2p01 階段錯視とその逆傾斜錯視
彭 小倩1,伊藤裕之2,蘭 悠久3(1九州大学大学院芸術工学府,
2九州大学芸術工学研究院,3島根大学人間科学部)

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2020 (February 6)
いつもは英語で質問していますが、たまには日本語でアンケートを取りたいと思います。ポンゾ錯視の見え方をお伺いします。よろしくお願いいたします。
— Akiyoshi Kitaoka (@AkiyoshiKitaoka) October 30, 2021
How does it look like?
— Akiyoshi Kitaoka (@AkiyoshiKitaoka) May 31, 2021

「金の壁」
水平でまっすぐな境界が曲がって見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2020 (April 22)

「リバースファイ風傾き錯視 2」
境界は水平から右上がりに傾いているが、右下がりに見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2020 (April 22)

「リバースファイ風傾き錯視」
境界は平行だが、上から左・右・左・右に傾いて見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2020 (April 20)