色の錯視 30
2026年2月2日より

「等黒色画像と等白色画像を用いた明るさの錯視画像」
左の馬は白く見え、右の馬は黒く見えるが、輝度は同じである(R124, G124, B124)。左の画像は全画素とも黒色量は80%で、左の画像は全画素とも白色量が20%である。この条件下では、無彩色の画素の輝度は20%の輝度となる。これがこの明るさの錯視の仕組みである。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2026 (February 2)
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立命館大学個人研究費2025年度研究報告
オストワルト表色系をsRGBに導入することで、新たな明るさの錯視を生成することができた。等黒色量の画像は彩度がゼロの色から彩度が上がるにつれて輝度が下がり、等白色量の画像は彩度がゼロの色から彩度が上がるにつれて輝度が上がる。この変化する輝度は色相によって異なるが、彩度がゼロの色の輝度は等黒色量の画像、等白色量の画像それぞれにおいて一定となる。両者の輝度を等しくすると、明るさの錯視が得られる。この時、等黒色量画像では彩度がゼロの画素は白く見え、等白色量画像では彩度がゼロの画素は黒く見える。しかし、物理的には両者の輝度は同じである。この現象は錯視のカテゴリーに収まるだけではなく、「白とは何か、黒とは何か」という問いの答えに迫ることができる有力な手掛かりと考えられる。
北岡明佳 (2026) 等黒色画像と等白色画像を用いた明るさの錯視画像 日本色彩学会 第57回全国大会[大阪]’26 「色がひらく、世界。」@立命館大学大阪いばらきキャンパス・イベントホール(カラーデザイン発表(ポスター発表)) 2026年6月21日(日)13:00-14:15 Poster (PDF) --- Short presentation (PDF) --- Proceeding (PDF) --- 松田博子先生達のデザイン「ひらくちゃん」のポスター (PDF)




北岡明佳 (2026) 日本色彩学会 第57回全国大会[大阪]’26 「色がひらく、世界。」@立命館大学大阪いばらきキャンパス・イベントホール(オープンカラーラボ / "Open color labo")・2026年6月20日(土)21日(日) ポスター(PDF)

北岡明佳 (2026) 静脈は青くない:肌に特有の色の錯視と虹の錯視(Veins are not bluish: Skin-specific color illusion and perception of rainbow)(特集:肌・皮膚の色彩と質感に関する諸相) 色彩学, 5(2), 55-58. PDF



