図形・反図形

since August 22, 2009



「ボール位置反転錯視」

上図では、左の緑色のボールは谷のところにあって、右の水色のボールは斜面のところに位置しているように見える。この図をさかさまにするとその関係が逆転して見える(下図)。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (September 26)


(このアイデアは北岡のオリジナルではない)



「トドロビッチの奥行き反転図形、ツェルナー錯視付き」

中央がこちら向きに凸に見える場合と凹に見える場合が交替して見える。6本の平行線が交互に傾いて見える。

Copyright Dejan Todorovic 2011 (July 7)



「ニセ立方体」

中央の頂点部分はへこんでいる立体物が頂点部分が出っ張って立方体のように見える。時々正しく見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (July 1)



展開図

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「高知城とモナリザ」

この図を近くで見ると高知城が見え、遠くから見るとモナリザが見える。視力が低くてメガネで矯正している人は、メガネを取ると、近くでもモナリザが見える。このような画像を、ハイブリッド画像(hybrid image)という(Oliva, Torralba and Schyns, 2006)。なお、本図はハイブリッド画像のステレオ版であり、両眼立体視をするとモナリザが少し見えやすくなる(錯視量が減るのだから、錯視図形としてはつまらなくなる)。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (June 5)

Oliva, A., Torralba, A., and Schyns, P. G. (2006) Hybrid Images. ACM Transactions on Graphics, ACM Siggraph, 25(3), 527-532.




図が小さければ、近くで見てもモナリザが見える。両眼立体視をすると、高知城が見えやすくなる。





「錯覚美術館前(淡路町)とめいじろう」

この図を近くで見ると淡路町の風景が見え、遠くから見るとめいじろうが見える。視力が低くてメガネで矯正している人は、メガネを取ると、近くでもめいじろうが見える。このような画像を、ハイブリッド画像(hybrid image)という(Oliva, Torralba and Schyns, 2006)。なお、本図はハイブリッド画像のステレオ版であり、両眼立体視をするとめいじろうが少し見えやすくなる(錯視量が減るのだから、錯視図形としてはつまらなくなる)。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (June 5)



「青いクレーター」

左は全体が盛り上がって中央が窪んだクレーターに、右は全体が窪んで中央が盛り上がったクレーターに見える。この図を180度回転させて眺めても同じように見える(凹が凸に、凸が凹に見える)。左の窪みは右の盛り上がりよりも直径が大きく見えるが、同じ大きさである。

クレーターの外枠としては右の方が画面の上の方に描かれているように見え、内側のリングは左の方が画面の上の方に描かれているように見える。 <2011/5/8>

produced by Akiyoshi Kitaoka 2011 (April 23)



エッジがシャープな図でも同様に見える。






グレースケール版のクレーター錯視



正方形のクレーター錯視

produced by Akiyoshi Kitaoka 2011 (May 18)



「同心円の図地反転図形」

図地反転図形の一種である。左の同心円では一番外側のリングと3番目のリングおよび真ん中の円が図になる(手前に見える)傾向が強いが、これをさかさまにした右図では2番目と4番目のリングが図に見える傾向が強い。クレーター錯視依存の図地反転図形といったところである。下記の心理学の本の表紙のデザインに発見。出版社の了解を得て紹介。

produced by Akiyoshi Kitaoka 2011 (April 21)



この本を回転させて眺めてもおもしろい。



(クレーター錯視)




ついでに


「同心円の図地反転図形の位置の錯視」

各同心円図形は水平に並べられているのに、左から下・上・下・上にずれて見える。コントラスト依存の大きさ錯視依存の位置の錯視であろう。

produced by Akiyoshi Kitaoka 2011 (April 21)



ついでに


「同心円の図地反転図形の視覚的ファントムとうごめく錯視」

×状に補完された視覚的ファントムと、同心円がなんとなくうごめいて見える錯視がある。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (April 21)



「三頭六体図2011卯」

頭は三つ、脚は三組であるが、体は六体可能である。もちろん五頭十体図のパクリである。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (February 25)

ICP2016用のディスカッション用に改造したもの。本気でICP2016のデザインへの貢献を考えているわけではありません。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (March 2)



「一頭三体図2011卯」

頭は一つであるが、体は三体可能である。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (February 24)



「五重塔」

下から見上げた五重塔と上から見おろした五重塔の知覚が反転する。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2011 (January 22)



「ネッカーのルービックキューブ」

奥行き反転する。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2010 (June 4)

ネッカーの立方体


Necker, L. A. (1832) Observations on some remarkable Optical Phenomena seen in Switzerland; and on an Optical Phenomenon which occurs on viewing a Figure of a Crystal or geometrical Solid. The London and Edinburgh Philosophical Magazine and Journal of Science 1 (5), 329-337.



「ハハハ」

「ハハハ」と書いてあるように読める時がある。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2010 (April 3)



「動くルビンの盃 2」

ルビンの盃図形が動いて見える。

Copyright Akiyoshi Kitaoka 2009 (August 22)


多義図形・反転図形3

多義図形・反転図形2

多義図形・反転図形


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