2010年6月19日(土)

「文学部を紹介します」
立命館高校での学部紹介

立命館大学文学部副学部長(教学担当) 北岡 明佳 email HP
立命館大学 文学部 心理学専攻

2010/6/17より


Q. 文学部はどういうところ?

A. 人文学(人文科学)を学問するところです。

詳細はこちら


金閣は足利義満の別荘として創建 → 日本史学専攻

三島由紀夫『金閣寺』を読み解くなら → 日本文学専攻

金閣は観光客が多い → 京都学プログラム および 地理学専攻


「立命館湖」

立命館大学衣笠キャンパスが水没したように見える。

Copyright A.Kitaoka 2004 (August 14)

ここが水没するようでは京都市街全域水没で~す。もちろん大阪も、神戸も。

実際の風景


我々にとって確かな認識は存在するか? → 哲学専攻

だまし絵の仕組みはどうなっているの? → 心理学専攻


最後に

<源氏物語と源氏物語絵巻で遊ぶ>

男性のイメージもほぼ同様である。


末摘花

(明け方、「雪景色を見ませんか」と誘って、とうとう姫の姿を見ることができた光源氏だったが・・・)


 
見ぬやうにて、外の方を眺めたまへれど、後目はただならず。「いかにぞ、うちとけまさりの、いささかもあらばうれしからむ」と思すも、あながちなる御心なりや。

 まづ、居丈の高く、を背長に見えたまふに、「さればよ」と、胸つぶれぬ。うちつぎて、あなかたはと見ゆるものは、鼻なりけり。ふと目ぞとまる。普賢菩薩の乗物とおぼゆ。あさましう高うのびらかに、先の方すこし垂りて色づきたること、ことのほかにうたてあり。色は雪恥づかしく白うて真青に、額つきこよなうはれたるに、なほ下がちなる面やうは、おほかたおどろおどろしう長きなるべし。痩せたまへること、いとほしげにさらぼひて、肩のほどなどは、いたげなるまで衣の上まで見ゆ。「何に残りなう見あらはしつらむ」と思ふものから、めづらしきさまのしたれば、さすがに、うち見やられたまふ。

紫式部著 源氏物語 「末摘花」 より (テキストは、渋谷栄一著(C)「源氏物語の世界」のウェブ版より


紫式部の描写に従って末摘花を描くと (目と眉と口は普通に描いた)


(ガリガリにやせていて、しもぶくれの顔というのは難しいですよ、紫式部先生)


紫式部が不細工な顔立ちとして描写したものを反対にしてみた女性の顔

実に普通な感じになった。


古典を読むなら → 日本文学専攻

美術について論じたいなら → 学際プログラム(芸術表象領域)



その他、教育人間学、西洋史学、東洋史学、中国文学、英米文学の各専攻と、国際プログラム、言語コミュニケーションプログラム がございます。


教職課程、学芸員課程、図書館司書課程、学校図書館司書教諭課程 があります。


教職課程では、社会、地理歴史、公民、国語、英語の免許が取得可能です。


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