立命館大学 総合心理学部 学部ポータル 人間科学研究科 SPSS入門

1つの被験者間要因と 1つの被験者内要因 (反復測定)


データ


分析

  1. 一般線形モデルの反復測定の方法を用いて分析します。



  2. ラットの活動性の 5分ごとに 6回計測したので,水準数は 6 です。



  3. 被験者内変数として,inteval1 から inteval2 までを指定します。被験者間因子として condtion を指定します。



  4. その後の検定ボックスをクリックして,condtion を指定します。多重比較の方法を選択します。



  5. オプションをクリックして,condtion と interval を平均値の表示ボックスに挿入します。また,主効果の比較をチェックし,LSD,Bonferroni,Sidak のいずれかを選択します。


出力

  1. interval の主効果は F(5, 105) = 29.9, MSE = 2678.1 です。



  2. condtion の主効果は,F(2, 21) = 7.8, MSE = 18320.1 です。



  3. オプションで主効果の比較を指定したので,condtion と interval についての平均値の比較が表示されます。

    condtion についてのペアごとの比較で用いられている標準誤差は,condtion の主効果を検定した際の平均平方から算出されています。



    interval についてのペアごとの比較で用いられている標準誤差は,比較されているペアと condtion に関する 2要因の分散分析における被験者内効果の誤差項から算出されています。



  4. その後の検定を設定したので,condtion についての多重比較の結果が表示されます。