立命館大学
総合心理学部
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人間科学研究科
SPSS入門
被験者内要因が 1つの場合 (反復測定)
データ
9人の被験者について 5週にわたって繰り返し計測した場合を想定して作成した
データ
(Howell , 2002, pp. 477-480) について分析を行います。
分析
分析 -> 一般線形モデル -> 反復測定
5回測定を行っていますので,水準数は 5 になります。追加ボタンをクリックして設定した後に,定義ボタンをクリックします。
week1 から week5 を被験者内変数ボックスに挿入します。
オプションボタンをクリックして,week を平均値の表示ボックスに挿入します。その後,平均値の比較方法 (LSD, Bonferroni, Sidak) を選択します。
出力
平均の差の標準誤差が等しいことを検証するために,Mauchlyの球面性検定が実行されます。
球面性の仮定が棄却されなかったので,分散分析表では球面性の仮定の部分を見ます。week の主効果は,
F
(4, 32) = 85.0,
MSE
= 7.2 です。
オプションで主効果の比較を指定したので,平均値間の差の検定が出力されます。
ペアごとの比較における標準誤差は,比較された対データから計算されています。1要因の分析の場合,標準誤差は対応のある
t
検定を行った場合と同一です。