立命館大学 総合心理学部 学部ポータル 人間科学研究科 SPSS入門

被験者内要因が 1つの場合 (反復測定)


データ


分析

  1. 分析 -> 一般線形モデル -> 反復測定



  2. 5回測定を行っていますので,水準数は 5 になります。追加ボタンをクリックして設定した後に,定義ボタンをクリックします。



  3. week1 から week5 を被験者内変数ボックスに挿入します。



  4. オプションボタンをクリックして,week を平均値の表示ボックスに挿入します。その後,平均値の比較方法 (LSD, Bonferroni, Sidak) を選択します。




出力

  1. 平均の差の標準誤差が等しいことを検証するために,Mauchlyの球面性検定が実行されます。



  2. 球面性の仮定が棄却されなかったので,分散分析表では球面性の仮定の部分を見ます。week の主効果は,F(4, 32) = 85.0, MSE = 7.2 です。



  3. オプションで主効果の比較を指定したので,平均値間の差の検定が出力されます。

    ペアごとの比較における標準誤差は,比較された対データから計算されています。1要因の分析の場合,標準誤差は対応のある t 検定を行った場合と同一です。