Windows による画像の短時間提示:SharpDX と Direct3D 9 の利用

立命館文学,641号,pp. 53-68, 2015年3月)

星野祐司
立命館大学文学部
Hoshino, Yuji

画像の短時間提示を検証するためにプログラムを作成しました。

dx9program.zip (2015年9月5日)

モニター画面の解像度やリフレッシュレートは Windows の設定をそのまま使用します。

flower

BenQ XL2411Z のリフレッシュレートは 60 Hz,Blur Reduction は OFF,AMA は OFF,Instant Mode は ON に設定しました。
Nikon 1 V2 の連写機能(60 fps)を使ってモニター画面を撮影しました。連続した6枚の画像を示します。各画像の露光時間は 1/250 秒です。

A1

B2 C3 D4 E5

カメラのグリップ側を上にして縦置きで撮影しました。画像のほぼ半分が表示された時点でカメラのシャッターが切れています。
画像の端が左上から右下方向に斜めになっているのは,カメラのシャッターが画面向かって左側から右側へ移動したためです。

モニター画面にユリの画像が 1周期(1/60秒)ごとに表示されることがわかります。

画面上の指示(「スペースキーを押してください」)と 1番目の画像が重なって表示されています(画像B)。
2番目に提示された画像の一部と 1番目に提示された画像の一部がともに表示されている部分があります(画像C)。
3番目の画像と2番目の画像の一部がともに表示されている部分があります(画像D)。

画像を 1周期ごとに表示させようとすると,画像が重なって表示されてしまうことがわかります。
画像の短時間提示では,画像提示後の空白画面(背景色のみの画面)挿入を検討する必要があるでしょう。

full screen, vsync, priority.highest, beep ON, LED OFF, space_bar key
No. 1
0, 16
1, 17
2, 16
3, 17
No. 2
0, 16
1, 17
2, 17
3, 16
No. 3
0, 16
1, 17
2, 16
3, 17
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2014年11月20日