氏名:上地泰一郎 所属:千葉大学大学院人文社会科学研究科 作品タイトル:S_dot illusion(エスドットイリュージョン) ドットの空間的な配置で大きさが異なって見えることから, 空間と意味するSpatialの頭文字のSを取り,S_dot illusion と命名しました. ドットで構成された小さな円の半径が拡大と縮小を繰り返すと,円を構成するドットのサイズが変化する. 円の縮小と拡大の際に,物理的なドットのサイズの変化はない. 半径が大きな円のドットより,半径が小さな円のドットが大きく知覚される. 形はエビングハウス錯視と類似しているが,エビングハウス錯視では,中心のドットと周辺のドットのサイズの比較により,中心のドットのサイズが変化して見えるが, S_dot illusionでは,ドットの空間的な配置で大きさが異なって見える.