心理学訳語向上委員会+新語提唱委員会

委員会の目的

心理学に関係する言葉の翻訳について、僭越ながら新しい訳を提案させていただくのがこのページの目的です。全てが私の考案になる訳語というわけではありませんが、分かりやすい訳語の普及ということでご理解ください。


Transを融合の融と訳そうキャンペーン実施中!(2005年7月から)

transdisciplinalityを学融と訳そうという主張で分かるとおり、「trans」=「融」ではないでしょうか。

Trans-genderとか、Trans-nationalとか、Trans-actionだとかそういう言葉は全て融で理解すると理解しやすくなります。

もっともTrans-nationalを国融と訳すと若干微妙な感じになりますが・・。

ついでに新語も提唱。「Interview」という語があります。面接。これは「Inter View」です。しかし、むしろある種の実践では話を聞きながら「Trans View」が必要になるかもしれません。InterviewからTransviewへ!


原語 一般的な訳 提案する訳 意味・新しい訳の理由
assesment 査定・アセスメント 測査 査定はモノが対象という感じだし、カタカナだと長くて不便だから
earwitness testimony イヤーウィットネス・テスティモニー

耳撃証言

みみげきしょうげん

訳がないと不便なので某院生と造語しました。
enlightment 啓蒙 光当

蒙を啓くってのはいかにも偉そう

「光を当てる」にしましょう

eugenics 優生学 劣廃学 美名ではなくその果たした機能を忘れないようにするため
eponimy エポニミー 冠名現象 発見や法則に功績者の名前をつけて残すこと
eponim エポニム 名冠者 自分の業績に「名を冠せられた」という意味
equifinality エクイファイナリティ・等結果性 等至(性) 生物学者ドリーシュが用いた語。等しい結果に至るという意味で等至にしてみた。
transaction トランザクション

行融

(行為融合)

心理学の中でinteractionとtransactionの訳し分けは難しかった。前者はやりとり的な相互行為、後者は融合的な行為のやりとりと考えればうまくいく(はず)。
transdisciplinality トランスデシプリナリティ 学融性 トランスを「超」と訳すより、融合的な雰囲気が出るから
discipline ディシプリン・規範 学範 「学問的な規範」を縮めてみた
longitudinal(study) 縦断的(研究) 経時的(研究) 日本列島縦断じゃないんだから・・
cross-sectional(study) 横断的(研究) 停時的(研究) 止時的研究というのも魅力的
network ネットワーク 考慮中
schizophreny 精神分裂病 統合失調症 学界全体の流れ


サトウタツヤ研究室