ソウル大学心理学研究室には、旧・京城帝国大学心理学研究室時代の機器や学生のレポートが残されています。
車載浩(CHA, Jae-Ho)先生を頼ってちょっとだけ様子を見てきました。
現・心理学研究室(社会科学部棟5F)にいたる階段の踊り場に、ショウケースが設置されています。
ショウケース1
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左上:全体像 上:聴覚実験機器 左:聴覚検査機器 |
ショウケース2
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上:左手前はメモリードラム。その奥は黒田亮が魚類の行動実験に使用した機器 下:メモリードラムの右にあるのは反応時間測定のためのスイッチ。 |
上:左手前にあるのはミューラーリアー錯視の図形。後ろで倒れているのはカイモグラフ。一番奥はマッハボード 下:マッハボードを正面からみたもの |
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ショウケース3
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今回最も感動したのがこのショウケース。 | 1927(昭和2)年以降、数年分の実験レポート群! |
さらに、車先生の実験室にも機器が保存されていた!
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さすが、黒田亮が「東洋一の心理学実験室」と誇っただけのことはあります。
今回の訪問は短期だったためその概要は明らかになりませんでしたが、今度またゆっくり訪問したいと思っています(1999年3月)。