お小遣い・買い物調査日記 5日目(2002/02/26)
調査の方針
10月から11月実施。可能なら東京・沖縄で行う。
ソウルの調査に対応する調査を日本で行う。
調査項目について
いじめを助けるといじめられる、おごるとおごられる、のような集団関係と時間的展望のようなことが交絡している。
一般的な対人関係項目より、お金に関連した対人関係項目を作る。困っている友達にお金をあげるかどうか。
お金について困ってること(怒られたこと)についての自由記述項目を作る。
研究費について
科研費の基盤Bへのアプライを基本にする。
学会について
教育心理学会(熊本)では済州についての発表
来年の発達心理学会(兵庫)ではソウルについての発表
個人的には、
貨幣使用のお客さま→混乱期・移行期→自立した貨幣使用者
みたいな段階を見ていきたい。たとえば、きょうだいが二人いる場合、下の子の方が(金を使わないので)結果的に大金を持っていることが多い。上の子はお金を使ってしまうので下の子から借りる。上の子はそのお金を踏み倒したり、半額返済しかしない場合もあるが、それはそれでオッケーみたいなところがある。そうした現象を考えてみたい。