日本基礎心理学会第19回大会のご案内

日本基礎心理学会会員各位

 会員の皆様には、益々ご健勝のことと拝察いたしております。
 このたび、日本基礎心理学会第19回大会の開催を、立命館大学文学部心理学研究室関係の会員が準備委員となってお引き受けすることになりました。開催にあたっては何かと不行き届きな点があるかと存じますが、大会では、個人研究発表のほかに、招待講演、特別講演、シンポジウムを一つずつ計画し、研究交流の場として少しでも皆様のお役に立てるよう、努力したいと思っております。
 今回の大会は、日本心理学会第64回大会の翌月、同じ地の京都での開催となり、会員の皆様には短い期間に回を重ねて当地に足を運んでいただかなければなりません。なにとぞ今からご都合を勘案賜り、ふるって大会にご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

平成12(2000)年6月30日
日本基礎心理学会第19回大会準備委員会
委員長 松田隆夫

1.会期

 平成12(2000)年12月2日(土)・3日(日)の2日間

2.会場

 立命館大学アカデメイア立命21 (京都市北区等持院北町)

3.行事予定

(1)研究発表

 発表形式は、ポスター発表(パネル展示)のみとします。例年どおり、AVプレゼンテーションも行います。詳細は、「5.大会参加・発表申込みと発表要旨の受付」および「6.研究発表の資格・方法」をご参照ください。

(2)招待講演

 立命館大学理工学部教授の池田光男先生(元東京工業大学教授・前京都大学教授)に『大脳における二次元から三次元への次元アップと色の見え』という題目(仮題)でご講演をお願いしてあります。詳細は大会プログラムでお知らせいたします。

(3)特別講演

 宝塚造形芸術大学教授の難波精一郎先生(前大阪大学教授)に『聴覚の錯覚』という題目(仮題)でご講演をお願いしてあります。詳細は大会プログラムでお知らせいたします。

(4)シンポジウム

 『基礎心理学の応用性:新たな連携にむけて』(仮窟)というテーマのシンポジウムを計画しています。詳細は大会プログラムでお知らせいたします。

(5)懇親会

 例年どおり大会第1日日の夕刻、立命館大学衣笠キャンパス内のレストランを会場に、ささやかではありますが飲食をともにしながら、気軽に語り合える交流の場としての懇親会を開催いたします。大勢の方々のご参会をお願い申し上げます。

(6)その他

 大会第2日日に、編集委員会、運営委員会、会員総会が開催されます。会員総会では、1999年度第18回大会の「優秀発表賞」の表彰式も行われます。

4.優秀発表賞

 優れた研究発表に対して「優秀発表賞」が与えられます。受賞対象は、発表者(連名発表の場合はその代表者)が平成12(2000)年度末日において満35歳未満の会員による研究発表で、選考は会期中に行われます。選考の結果は『基礎心理学研究』第19巻

 第2号の会報欄で広報され、『基礎心理学研究』第20巻第1号に「発表賞論文」として掲載されるとともに、平成13(2001)年度の会員総会において表彰式が行われます。規定および選考細則は『基礎心理学研究』第18巻第1号82真、または最新の会員名簿の9・10貢をご覧ください。

5.大会参加・発表申込みと発表要旨の受付

(1)申込みおよび発表要旨の受付の期限

 大会参加・研究発表の申込み、発表要旨の受付は、いずれも平成12(2000)年10月16日(月)を期限とします。研究発表はしないが参加する予定の方も、できるだけ期日までに参加の申込みをしていただきますと幸甚です。

(2)申込みおよび発表要旨の受付の方法

 事務処理の簡素化と迅速化をはかるため、大会参加の申込み、研究発表の申込み研究発表の要旨は、原則として、すべて電子メールにより受け付けます。やむをえない場合のみ、郵送またはFAXでも受け付けますが、その場合、発表要旨は大会準備委員会事務局で打ち込み直しますので、原稿は鮮明にお書きください。

(3)申込みおよび発表要旨の送付先

 電子メールの宛先は「kisoshin@ml.ritsumei.ac.jp」です。郵送される場合は「〒603-8577京都市北区等持院北町56-1 立命館大学文学部心理学研究室 日本基礎心理学会第19回大会準備委員会」あてに、FAXご利用の場合は「075-465-7882番」あてに、いずれも期限厳守でご送付ください。

 なお、電子メールで送付いただく内容の書式は、次の(4)に例示のとおりです。郵送またはFAXで送付の方は、末尾に添付の【別紙】をご利用ください。

(4)申込みおよび発表要旨の書式(電子メールで送付いただく場合)

?研究発表・AVプレゼンテーションをされる方

日本基礎心理学会第19回大会参加申込み
氏名:立命太郎
所属:立命館大学文学部
連絡先:〒603−8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学文学部心理学研究室
(注記:住所をお書きいただいても結構です)
電話:075-465-7881
FAX:075-465-7882
e-mail: kisoshin@ml.ritsumei.ac.jp
発表題目:関西における心理学研究の先達たち
発表者と所属:立命太郎(立命館大学文学部)・立命花子(立命館大学文学部
(注記:連名の場合、2000年度末日において満35歳未満の方が発表代表者となるときは、その方を第1著者としてください。その方を第1著者としない連名発表は「優秀発表賞」の選考対象としませんので、ご注意ください。)
キーワード:心理学史、関西心理学会、基礎と応用
(注記:数語以内をお書きください。なお、AVプレゼンテーションの方は、キーワードに必ず「AVプレゼンテーション」を書き加えてください。)

発表要旨:京都・大阪・兵庫をはじめ関西地域に所在する大学や教育研究横関において、20世紀中頃の50年間、心理学の研究がどのように展開されていたかについて、主として関西心理学会の年次大会の諸記録に基づいて考察した。その結果、基礎的研究および応用実践的研究のいずれにおいても、当時の若き研究者たちが主導的な役割を担っており、それが今日の関西における心理学の発展を支えていることが明らかとなった。

(注記:発表要旨は 400 字程度でお書きください。昨年度の大会と同様、この発表要旨が、大会プログラムと後日の『基礎心理学研究』第19巻第2号にそのまま掲載されることになります。)

?大会に参加するが、研究発表・AVプレゼンテーションはされない方(連名発表者となるが発表代表者とならない方を含む)

日本基礎心理学会第19回大会参加申込み
氏名:立命太郎
所属:立命館大学文学部
連絡先:〒603−8577 京都市北区等持院北町56−1 立命館大学文学部心理学研究室
(注記:住所をお書きいただいても結構です)
電話:075-465-7881
FAX :075-465-7882
e-mail:kisoshin@ml.ritsumei.ac.jp

6.研究発表の資格・方法

(1)発表資格

 日本基礎心理学会の正会員または準会員は、研究発表者(AVプレゼンテーションを含む)および連名発表者となることができます。この場合、平成12年度の年会費を遅くとも発表申込み受付期限の平成12年10月16日(月)までに納入していることが必要です。会費納入および会員資格については、6頁に記載の《会費納入について日本基礎心理学会事務局からのお願い》をご覧願います。

 非会員は発表代表者となることはできませんが、連名発表者となることができます。非会員で連名発表者となる方については、発表代表者が責任をもって、平成12年10月16日(月)までに「非会員連名発表費(5,000円)」を当大会準備委員会に納入することが必要です。

(2)発表回数

 発表代表者としての研究発表は、一人一件に限りますが、他の発表において連名発表者となることや、発表代表者としての研究発表とAVプレゼンテーションを一件ずつ行うことは差し支えありません。

(3)研究発表の方法

?ポスター発表

 発表者は、ポスターにまとめた研究内容を、発表会壕に用意されたパネルに掲示し、あらかじめ決められた時間その場に在席して、発表、質疑応答、討論を行うことになります。発表時間は2時間(在席責任時間は1時間)を予定しています。

 ポスターの掲示用に、横90cm×縦180cmのパネルを準備します。パネルの最上部には、発表題日、発表者の氏名と所属を明記した紙(横幅65cm×高さ15cm程度)を貼っていただきます。

 文字の大きさは指定しませんが、2mくらい離れた距離から読み取れる大きさを目安にしてください。画鋲、セロハンテープ、鋏などは会場に準備します。

?AVプレゼンテーション

 AV横器、パソコンなどの機器を用いた実験や、興味深い現象のデモンストレーションを行っていただくものです。ポスター発表の補助機能として利用いただくこともできます。会場内にAVプレゼンテーション用のコーナーを設けますが、準備の都合上、発表要旨のキーワードに必ず「AVプレゼンテーション」とお書き願います。後日、大会準備委員会より連絡を取らせていただきます。

7.大会参加費・懇親会費

(1)大会参加費

   前納正会員  3,500円    当日正会員  4,000円
   前納準会員  2,500円    当日準会員  3,000円
   非 会 員  一般:4,500円,大学院生:3,000円,学部学生:1,000円

(2)懇親会費(正会員・準会員・非会員とも同額)

   一般     4,000円
   院生・学生  3,000円

(3)大会参加費・懇親会費の納入

 大会参加費と懇親会費は、大会当日の受付でお支払いいただくこともできますが、準備の都合と事務の簡素化のため、できるだけ前納をお願いします。

 諸費用の前納には同封の郵便振替用紙をご使用いただき、平成12年10月16日(月)までにお払込みください

口座番号:00950-4-157013,加入者名:日本基礎心理学会第19回大会準備委員会)。

 非会員の方を連名発表者とする研究の発表代表者は、払込取扱票の通信欄にその旨を明記し、非会員連名発表費(1名につき5,000円)を加算して、必ず前納願います。

 原則として、郵便局の払込受領証をもって領収書に替えさせていただきますが、別途に大会準備委員会発行の領収書が入用な方は、お申し越しください。

8.大会会場へのアクセスと宿泊

 会場の「立命館大学アカデメイア立命21」は、立命館大学衣笠キャンパスに隣接する場所にあり、JR京都駅はじめ京都市内の地下鉄、阪急電車、京阪電車の各駅から市バスを利用することができます。駐車場はございません。当館の地階には「立命館大学国際平和ミュージアム」が併設されていますので、その標識が目印になります。詳細は、大会プログラムでお知らせします。

 宿泊施設の斡旋はいたしませんので、宿泊についてのご予約は各位においてお願い申し上げます。

9.今後の通信予定・その他

 11月20日頃に「大会プログラム・研究発表要旨」を発送するまで、今後の通信予定はありません。

 大会に関してご不明な事柄は、電子メールで大会準備委員会あておたずねください。なお、今回の大会準備は、委員長(松田)のはか事務局長として星野祐司がとりまとめの任にあたっています。電話あるいはFAXでお問い合わせの場合は、両名のいずれかあてにお願いします。

   〒603-8577 京都市北区等持院北町56−1
   立命館大学文学部心理学研究室
   日本基礎心理学会第19回大会準備委員会
   電子メール:kisoshin@ml.ritsumei.ac.jp
   電話:075-466-3191(松田研究室)
      075-466-3192(星野研究室)
      075-465-7881(心理学研究室共用)
   FAX: 075-465-7882(心理学研究室共用)

以上

《会費納入について日本基礎心理学会事務局からのお願い》

 学会運営は会員の皆様の納入される会費ですすめられております。本年度分をまだ納入されていない方は、できるだけ早く納入してください。また、過年度会費の未納分も合わせて納入くださいますよう、お願い申し上げます。なお、準会員から正会員になられた方(博士前期課程/修士課程を修了された方)は、最終学歴および新しい所属を学会事務局までご連絡いただき、入会金を納めてくださいますようお願いいたします。年会費および入会金、郵便振替の払込口座番号と加入者名は下記のとおりです。

   準会員年会費:5,000円(入会金は、正会員になるまで免除されます)
   正会員年会費:6,000円
   入会金: 10,000円
    払込口座番号:00140-0-86326
   加入者名:日本基礎心理学会

 会費納入および会員資格についてのお問い合わせは下記あてにお願いします。今年度から事務局の所在が中京大学に変わりましたのでご注意ください。

   〒466−8666 名古屋市昭和区八事本町101-2
   中京大学心理学部センター内 日本基礎心理学会事務局
   電話:052-835-7160,FAX:052-835-7144(心理学部センター共用)
   e-mail:kisoshin@lets.chukyo-u.ac.jp

【別紙】郵送またはFAXによる申込み用紙


日本基礎心理学会第19回大会ホームページ