明るさの錯視
「朝日」
光が差し込んでくるように見える。
Copyright Akiyoshi Kitaoka 2005 (April 5)
「宇宙流の碁盤」
黒線の交点が光って見える(ヘルマン格子錯視、きらめき格子錯視)。ついでに、真ん中を見ながら目を近づけると、右上、右下、左上、左下に交点部分から斜めに出る黒い筋を引きずっているように見える(謎のmotion blur)。
Copyright A.Kitaoka 2004 (6/16)
宇宙流。懐かしい。ファンなんですけどね。もう一花咲かせられませんか。というわけで、星いっぱいにしました。
(囲碁を知らない人には意味不明ですみません)
(この色だとプラスチック碁盤という感じだなあ・・・)
「ちかちかLSI」
白い正方形の中に黒いものが光って見える。
Copyright A.Kitaoka 2004 (5/12)
「地獄」
正方形の角の先にぼこぼこ湧き出しているように見える。
Copyright A.Kitaoka 2003
「高速道路の防音壁」
「防音壁」の間の灰色は外側の灰色と同じであるが、明るさが違って見える。
Copyright A.Kitaoka 2003
「もっと白く」
菱形は背景と同じ白であるが、もっと白く見える。
Copyright A.Kitaoka 2003
ログビネンコ錯視を参照
「流星」
右上から左下に白い筋を引いた流星のようなものが見える。針差し格子錯視の一種。灰色の格子が動いて見えることもある。
Copyright A.Kitaoka 2003
「交戦」
上下の白い丸の列の中に黒いものが「光って」見える。刺激配置は少し違うが、きらめき格子錯視*である。
Copyright A.Kitaoka 2003
*For the scintillation grid illusion, see:
Schrauf, M., Lingelbach, B., Lingelbach, E., Wist, E.R. (1995) The Hermann grid and the scintillation effect. Perception, 24, suppl. 88-89
--- Actually the third author Elke Lingelbach discovered the effect.
Schrauf, M., Lingelbach, B., Wist, E.R. (1997) The scintillating grid illusion. Vision Research, 37, 1033-1038.
Institut fur Augenoptik Aalen --- Click "Taushungen" (illusions).
「やや明るい灰色とやや暗い灰色の縞模様」
白黒のダイヤモンド形の向こうにやや明るい灰色とやや暗い灰色の縞模様が左右に動いて見える。それでは、この図形が動く錯視のページでなく、なぜ明るさの錯視のページにあるかと言うと、白と白の間と黒と黒の間の灰色が背景と同じ灰色だからである。この錯視はエーデルソンのargyle illusion*を応用したつもりである。
Copyright A.Kitaoka 2002
(c)北岡明佳 2003 「トリックアイズ2」 (カンゼン刊)
*Perceptual Organization and the Judgment of Brightness
Adelson, E.
H., Science, 262:2042-2044 (1993).
「羊」
曲ったところの灰色は同じ明るさである(エーデルソンのコフカの環)。平成15年(2003年)の年賀状のイラストにお困りの方はどうぞ。
Copyright A.Kitaoka 2002
「ヒキガエルの卵」
円には2種類の灰色が使われているように見えるが、同じ明るさである。動く錯視もあり。
Copyright A.Kitaoka 2002
(c)北岡明佳 2003 「トリックアイズ2」 (カンゼン刊)
「お隠れ錯視」
白い丸がヘルマン格子錯視で見えなくなる。
Copyright A.Kitaoka 1999