第8回   2016 

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 英語版(2009-2015) cf. Best Illusion of the Year Contest

2016年4月25日作成・2016年4月30日公開


第8回錯視・錯聴コンテストの入賞作品 
賞の種類 作品名 作者名 作者所属 作品 作品の説明 Visiome*
サムネールをクリックして下さい。
影の運動による色の捕捉現象 中村 浩 北星学園大学短期大学部生活創造学科
Movie 1 (mov)

Movie 2 (mov)

Movie 3 (mov)

説明(docx)
入賞 曲がり盲 高橋 康介 中京大学心理学部
Image 1 (png)

Image 2 (png)
説明(pdf)
入賞 たまゆら錯視 田中 涼介 東京大学大学院総合文化研究科 Movies (ppt) 説明(txt)
入賞 右を向きたがる矢印 杉原 厚吉 明治大学先端数理科学インスティテュート Movie (wmv) 説明(pdf)
(Visiomeへのアップ済み)
入賞 歯車錯視 島 周平 東京大学大学院総合文化研究科
Movie 1 (swf)


Movie 2 (swf)

説明(docx)
入賞 クローゼット錯視 森長 俊六 広島大学附属高等学校 PDF 説明(PDF)
入賞 八事錯視(Yagoto Illusion) 小林 由佳 ・ 高橋 康介 中京大学心理学部
Image 1 (png)
(錯視図)

Image 2 (png)
(こう見える)


説明(pdf)

説明写真(jpg)


入賞 ミミズの腐れ縁 草野 勉 神奈川大学人間科学部
Movie (m4v)

説明(pdf)
入賞 回転中心軸動揺錯視 中嶋 豊1 ・ 角田 翔平2 ・ 佐藤 俊治1,2 電気通信大学{1大学院情報理工学研究科,2情報システム学研究科}
Movie 1 (mp4)

Movie 2 (mp4)

Movie 3 (mp4)

Movie 4 (mp4)

説明(PDF)
入賞 音の長さ錯聴 蓮尾 絵美 東京電機大学
PPT

説明(PDF)
審査員特別賞  声色の罠: ―高いのに低い声?―   内田 照久 (独) 大学入試センター 研究開発部   Movie (wmv)

 Movie (mp4)
説明(PDF) 

各作品の著作権は各作者にございます。各作品の中のデザインに第三者の著作物が明示的に含まれている場合もあります。

 *Visiome とは、INCF日本ノード(理化学研究所)が運営している視覚コンテンツの電子図書館(アーカイブ)です。皆様も登録できます。


内田 照久様の作品 「声色の罠: ―高いのに低い声?―」 の内容に関係する論文が公刊されました。

Uchida, T. (2019). Reversal of relationship between impression of voice pitch and height of fundamental frequency: Its appearance and disappearance. Acoustical Science & Technology, 40 (3) 198-208.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ast/40/3/40_E1836/_article/-char/en

<2019/5/25>

この「声のピッチ感の錯覚」が日本音響学会のテキストで紹介されました。

森勢将雅 (2018). 音声分析合成 日本音響学会(編) 音響テクノロジー・シリーズ22 コロナ社 の第7章 「音声の加工技術」 で音高錯覚が紹介されました。

<2019/5/25>


内田 照久様の作品 「声色の罠: ―高いのに低い声?―」 の内容に関係する速報の論文が公刊されました。

Uchida, T. (2018). Reversal of the relation between impressions of voice pitch and height of fundamental frequency: Cognitive biases caused by conversion of tone quality. Acoustical Science & Technology, 39 (2) 143-146.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ast/39/2/39_E1744/_article/-char/en
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ast/39/2/39_E1744/_pdf/-char/en

<2018/4/28>


心理学部4年の小林由佳さんと高橋康介准教授の作品が「錯視・錯聴コンテスト」で入賞」 (中京大学 News & Topics) <2016/11/4>


審査委員の羽倉弘之氏は、病気療養中でしたが、2016年10月30日にご逝去されました。第8回錯視・錯聴コンテストの授賞式の次の日ということになります。羽倉弘之氏は当コンテスト創立以来の審査委員会のメンバーであり(北岡, 2010)、その産業界的あるいはエンターテインメント的な視点から、8年間に渡り、当コンテストに貢献して頂きました。羽倉先生は3Dフォーラムを創設し、長らく主宰され、私には3Dの人というイメージでしたが、羽倉先生自身は錯視研究も3Dと同じ視界の中に入れていらっしゃったと思います。錯視を愛されていました。私の無名時代(立命館大学に異動する以前)から私を贔屓にして下さいました。私の作品をいくつも3Dフォーラム誌に掲載して頂きました。昨年後半のことだったか、今年の初め頃だったか、「引退するから資料をもらってくれないか」とおっしゃるので、錯視関連本を頂きました(3D本ももらって欲しかったらしい。頂いておくんだったなと悔やまれる)。それらは「羽倉文庫」として、立命館大学大阪いばらきキャンパスの北岡の教員研究室において、活用させて頂きます。心からご冥福をお祈り致します。

文献:
北岡明佳 (2010) 第1回錯視コンテストの報告 基礎心理学研究, 29, 63-67. PDF

錯視・錯聴コンテスト審査委員会委員長
立命館大学総合心理学部
北岡明佳


立命館大学衣笠キャンパスで3Dフォーラムを開催した時(2012年)の羽倉先生


その時の立て看板


羽倉文庫

<2016/11/28>


第8回錯視・錯聴コンテスト授賞式 

第8回錯視・錯聴コンテストの審査が完了しました。第8回錯視・錯聴コンテストの授賞式は、日本基礎心理学会第35回大会(2016年10月29日~30日・東京女子大学)の懇親会(10月29日(土))内にて行なわれました。

今年度をもちまして、羽倉弘之先生が審査委員から退任されます。次年度から、杉原厚吉先生が審査委員に加わります。

<2016/11/2>


第8回錯視・錯聴コンテストのご案内 

概要: 今年で、錯視コンテストも8回目となりました。今回は「錯視・錯聴コンテスト」と称してみます。錯視・錯聴をモチーフとした力作・珍作・大作を、日本基礎心理学会の会員だけではなく一般の方からも広く募集いたします。今回の錯視・錯聴コンテストの受賞作品の紹介および授賞式につきましては、後日正式に連絡致します※。トップ10の作品には、視覚刺激の「国立電子図書館」であるVisiome Platformに登録することをお手伝い致します。


応募条件: 日本基礎心理学会の会員の方、一般(非会員)の方どなたでも。なお、審査委員は応募できません(連名でセカンドオーサー以下でも不可)。

※授賞式は、第35回日本基礎心理学会大会(2016年10月29日(土)~30日(日)・東京女子大学)に関連して行われる予定です。入賞者が授賞式のみに出席する場合につきましては、懇親会費だけで(大会参加費免除という意味)ご出席頂けるよう主催校に依頼する予定です。なお、入賞者の授賞式への出席は義務ではありません。入賞者で授賞式を欠席されました方には後日賞状等をお送り致します。応募そのものには費用はかかりません。


応募方法: 2016年9月11日(日)日本標準時24時 が締め切りです。作品はデジタル情報のみとし、電子メールにてこちら(illusioncontest2016(atmark)gmail.com)((at mark) を @ に変えて下さい)までお送りください。応募の際には、氏名、所属、連絡先(メールアドレス)、作品のタイトルと解説(400字程度、ずっと長くてもよい。何が錯視・錯聴なのか、どのような意義があるのかわかるように書いて下さい)を明記した文書ファイルも添付するようにお願いします。通常のパーソナルコンピューターで再現可能であれば、動画等による作品もOKです。

※応募者が連名で、連絡先を筆頭の方以外の方に指定する場合は、その旨を明記してください。
※錯視・錯聴コンテストに応募された作品に関しましては、受付確認メールを送付しております。万が一受付確認メールが届かない場合は、お手数ですがお問い合わせ下さい。また、添付ファイルの容量には制限がございますので、5MB程度よりも大きいサイズの作品をお送りになる場合は、ご相談ください。
※お一人につき3作品までの応募を可とします。


評価方法:
1. 応募錯視作品の審査は学術面と表現面の「総合点方式」で行ないます。
2. 各審査委員から提出された得点(総合点)を合計し、合計得点が高い順に入賞者を決定致します。
3. 「学術面」はその作品に含まれる錯視や知覚効果の学問的意義を評価するものとし、「表現面」はその作品に含まれる錯視や知覚効果をいかにわかりやすく、あるいは美しく、あるいは楽しく表現しているかを評価するものとします。


審査委員: 北岡明佳(委員長)、蘆田宏、羽倉弘之、原島博、一川誠、中島祥好、高島翠、吉田正高 (敬称略、委員長以外はアルファベット順)


著作権について:

1. 応募者の作品(著作物)の著作権は、作者である応募者が保持します。著作権の譲渡等はございません。なお、作品中に他者の著作物の一部あるいは全部を含む場合は、応募に先立って、その著作権者による使用許諾を応募者自身が得ていることが必要です

2. 錯視・錯聴コンテストで入賞された方の作品を、錯視・錯聴コンテスト(授賞式とウェブページ)において公開すること(作品の使用)を、あらかじめ応募者にはご了承頂きます。入賞ではないが特別な賞を差し上げる場合がございますが、この場合は授賞式のみにおいて公開することをご了承頂きます。それら以外の作品につきましては、錯視・錯聴コンテストとして使用させて頂くことはございません。

3. 今回の錯視・錯聴コンテストで入賞された方の作品を、次回以降の錯視・錯聴コンテストの参考資料および宣伝資料として使用させて頂くことがあることをご了解頂きます。これは、錯視・錯聴コンテスト運営者による使用だけではなく、錯視・錯聴コンテストを引用・紹介する学術論文、新聞雑誌等の記事、テレビ・インターネット等の媒体での紹介(錯視・錯聴コンテスト運営者が認めた場合に限ります。しかし、応募者が使用希望者に直接使用許諾を与えた場合はこの限りではありません)を含みます。

4. 応募作品の錯視・錯聴コンテスト以外での使用につきましては、使用を希望する個人・団体は、応募者(作者)の使用許諾を取ることが、有償無償にかかわらず必要です。応募者(作者)自身は、自分の応募作品を自由に使用できます。

5. 応募作品は著作権の保護対象ですが、「新しく発見された錯視」を応募作品に含んでいましても、それ自体は科学上の発見であって、著作物ではありませんから、著作権は発生しません。学問的プライオリティーは錯視・錯聴コンテストで公開されることによってある程度は認められるであろうと期待できますが、科学上の発見につきましては、やはり論文や学会で発表して下さい。


その他:

1. 本コンテストに入選した作品を他のコンテスト等に応募されても結構です。他のコンテストの主催者がOKならの話ですが。

2. 他のコンテスト等で入賞した作品を本コンテストにご応募頂いても結構です。他のコンテストの主催者がOKならの話ですが。

3. 本コンテストで落選された作品を次回以降の本コンテストにご応募頂いても結構です。入選された作品の重複応募につきましてはご遠慮下さい(そんな人いないか)。

4. 現在のところ、当コンテストは北岡をチーフとする任意団体が運営しております。日本基礎心理学会とは研究活動助成金の補助を受ける可能性がある(2010~2015年度に毎年度受給)という関係にございます。


   

歴代の錯視コンテスト一覧

 第7回錯視コンテスト(2015)の作品一覧

 第6回錯視コンテスト(2014)の作品一覧

第5回錯視コンテスト(2013)の作品一覧

  第4回錯視コンテスト(2012)の作品一覧

第3回錯視コンテスト(2011)の作品一覧

北岡明佳 (2012) 会報 第3回錯視コンテスト授賞式 基礎心理学研究, 30, 243-244. PDF

第2回錯視コンテスト(2010)の作品一覧

北岡明佳 (2011) 会報 第2回錯視コンテスト 基礎心理学研究, 29, 214-215. PDF

第1回錯視コンテスト(2009)の作品一覧

北岡明佳 (2010) 第1回錯視コンテストの報告 基礎心理学研究, 29, 63-67. PDF



北岡明佳の錯視のページ